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2024年2月6日掲載
皆さま、こんにちは。
2024/1/26 - 2024/2/1 の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
* 本記事の引用元:Google Cloud リリースノート
自動翻訳をサポートするように
CCAI プラットフォームは、エージェント チャット アダプタ での自動翻訳をサポートするようになりました。エンドユーザ のメッセージは、エージェントアダプタ のデフォルト言語に自動的に翻訳されます。また、受信メッセージは、受信キューの設定に従って翻訳されます。エージェントからの応答は、エンドユーザ の言語に自動的に翻訳されます。
sysctl の変更
以下のように実行時の sysctl が変更されました。
追加: net.netfilter.nf_flowtable_tcp_timeout: 30
追加: net.netfilter.nf_flowtable_udp_timeout: 30
追加: net.ipv6.conf.all.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.default.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.docker0.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.eth0.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.lo.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.netfilter.nf_flowtable_tcp_timeout: 30
追加: net.netfilter.nf_flowtable_udp_timeout: 30
変更: fs.file-max: 813031 -> 813029
変更: fs.file-max: 813032 -> 813030
追加: net.ipv6.conf.all.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.default.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.docker0.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.eth0.accept_ra_min_lft: 0
追加: net.ipv6.conf.lo.accept_ra_min_lft: 0
(2024-R02) バージョンの更新
注:すぐにはクラスターで以下のバージョンが利用できない場合があります。リリースノートの公開時にはすでにロールアウトが進行しており、全ての Google Cloud ゾーンでロールアウトが完了するまでに数日かかる場合があります。
次のバージョンが安定版チャネルで利用できるようになりました。
・1.25.16-gke.1041000
・1.26.11-gke.1055000
・1.27.7-gke.1121002
・1.27.8-gke.1067004
・1.28.3-gke.1118000
次のバージョンは安定版チャネルでは利用できなくなりました。
・1.24.17-gke.200
・1.24.17-gke.2266000
・1.25.10-gke.2700
・1.25.13-gke.200
・1.27.4-gke.900
・1.27.5-gke.200
・1.27.7-gke.1121000
・Stable チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.24 からバージョン 1.25.15-gke.1115000 にアップグレードされます。
・Stable チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.25 からバージョン 1.26.10-gke.1101000 にアップグレードされます。
・Stable チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.26 からバージョン 1.26.10-gke.1101000 にアップグレードされます。
・Stable チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.27 からバージョン 1.27.7-gke.1121002 にアップグレードされます。
・Stable チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.28 からバージョン 1.28.3-gke.1118000 にアップグレードされます。
ベクトル検索とベクトル インデックスをサポートするように(プレビュー)
BigQuery は、ベクトル検索とベクトル インデックスをサポートするようになりました。これらの機能はプレビュー段階です。
この VECTOR_SEARCH関数を使用し て埋め込みを検索し、意味的に類似したエンティティを識別できます。
また、ベクトル インデックスを使用すると、効率を高めることができ、VECTOR_SEARCHが、その代わりに、より近似的な結果が返されます。
新しいベクトル検索機能とベクトル インデックス機能を試す際は、Search embeddings with vector search bookmark_border をご参照ください。
指標の提供が開始
GitHub Ops エージェントの初期化アクションでは、Ops エージェントが Dataproc クラスタにインストールされ、バージョン 2.2 より前の Dataproc イメージ バージョンで使用できる--metric-sources=monitoring-agent-defaults 設定で有効になった指標と同様の指標が提供されます。
新しいサブマイナー バージョン が利用可能に
以下のCompute Engine の新しいDataproc のサブマイナー イメージ バージョンが利用可能になりました。
・2.0.91-debian10、2.0.91-rocky8、2.0.91-ubuntu18
・2.1.39-debian11、2.1.39-rocky8、2.1.39-ubuntu20、2.1.39-ubuntu20-arm
・2.2.5-debian12、2.2.5-rocky9、2.2.5-ubuntu22
新しいランタイム バージョン が利用可能に
以下の新しいDataproc Serverless for Spark ランタイム バージョンが利用可能になりました。
・1.1.48
・2.0.56
・2.1.35
・2.2.0-RC8
パブリック IP が利用可能に (プレビュー)
AlloyDB でパブリック IP がプレビューで利用できるようになりました。パブリック IP アドレスを持ち、承認された外部 IP アドレスからの接続を受け入れるように AlloyDB インスタンスを構成することもできるようになりました。
安定チャンネルでロールアウトされるように
マネージド Anthos Service Mesh 1.17 は安定チャネルでロールアウトされます。詳細については、「マネージド Anthos Service Mesh リリース チャンネル」をご参照ください。
新しい Google Cloud バックエンド リソースの作成を開始
2024 年 2 月に、マネージド Anthos Service Mesh は、今後のコントロール プレーンの機能強化に関連する新しい Google Cloud バックエンド リソースの作成が開始されます。これらのリソースはトラフィックに影響を与えません。リソースには次のものが含まれますが、これらに限定されません。
・HealthChecks
・Gateways
・Meshes
・HTTPRoutes
・TCPRoutes
・TLSRoutes
・TrafficPolicies
・EndpointPolicies
・ServerTLSPolicies
・ClientTLSPolicies
・HTTPFilters
・TCPFilters
・ServiceLbPolicies
Python 2.7 のサポートが終了
Python 2.7 は、 2024 年 1 月 31 日にサポートが終了しました。既存の Python 2.7 アプリケーションは引き続き実行され、トラフィックが受信されます。ただし、App Engine は、サポート終了日以降のランタイムを使用するアプリケーションの再デプロイをブロックする場合があるため、サポートされている最新バージョンの Pythonに移行することが推奨されています。
Python 3.7 のサポートが終了
Python 3.7 は、 2024 年 1 月 30 日にサポートが終了しました。既存の Python 3.7 アプリケーションは引き続き実行され、トラフィックが受信されます。ただし、App Engine は、サポート終了日以降のランタイムを使用するアプリケーションの再デプロイをブロックする場合があるため、サポートされている最新バージョンの Python に移行することが推奨されています。
Python 2.7 のサポートが終了
Java 8 は、 2024 年 1 月 31 日にサポートが終了しました。既存の Java 8 アプリケーションは引き続き実行され、トラフィックが受信されます。ただし、App Engine は、サポート終了日以降のランタイムを使用するアプリケーションの再デプロイをブロックする場合があるため、サポートされている最新バージョンの Javaに移行することが推奨されています。
Go 1.11 のサポートが終了
Go 1.11 は、 2024 年 1 月 30 日にサポートが終了しました。既存の Go 1.11 アプリケーションは引き続き実行され、トラフィックが受信されます。ただし、App Engine は、サポート終了日以降のランタイムを使用するアプリケーションの再デプロイをブロックする場合があるため、サポートされている最新バージョンの Go に移行することが推奨されています。
PHP 5 のサポートが終了
PHP 5 は、 2024 年 1 月 30 日にサポートが終了しました。既存の PHP 5 アプリケーションは引き続き実行され、トラフィックが受診されます。ただし、App Engine は、サポート終了日以降のランタイムを使用するアプリケーションの再デプロイをブロックする場合があるため、サポートされている最新バージョンの PHP に移行することが推奨されています。
今週のアップデートは以上です。
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