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2024年2月20日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2024/02/09 - 2024/02/15) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
* 本記事の引用元:Google Cloud リリースノート
アダブティブ翻訳が一般提供開始
アダプティブ翻訳の一般提供が開始されました。ポルトガル語のサポート追加や、入出力文字の制限が引き上げられ、API とコンソールの遅延が減少します。
更新バージョンv1.10.4-hotfix.1が利用可能に
2024 年 2 月 9 日に、Apigee ハイブリッド ソフトウェアの更新バージョン v1.10.4-hotfix.1 がリリースされました。
このリリースでは、Google Anthos Service Mesh の GCP-2024-007 のセキュリティ上の懸念に対処されました。
・ホットフィックスをインストールするには、「Apigee ハイブリッドのバージョン 1.10 へのアップグレード」をご参照ください。
・新規インストールの詳細については、「全体像」をご参照ください。
注: このホットフィックスは、apigee-ingress コンテナ イメージ がインストールされます。 なお、他の全てのコンテナ イメージ はハイブリッド v1.10.4 から変更されていません。
更新バージョン1-11-0-apigee-17が利用可能に
2024 年 2 月 12 日に、Apigee の更新バージョン (1-11-0-apigee-17) がリリースされました。
このリリースでは、Google Anthos Service Mesh の GCP-2024-007 のセキュリティ上の懸念に対処されます。
注: このリリースについて本番インスタンスへのロールアウトは 2 月 12 日に開始され、全ての Google Cloud ゾーンで完了するまでに 4 営業日以上かかる場合があります。ロールアウトが完了するまで、インスタンスには利用可能な機能や修正が存在しない可能性があります。
新しい割り当てとメトリックが利用可能に
Compute Engine の同時操作割り当ての使用量と制限を監視するのに役立つ次の割り当てと指標が利用可能になりました。
グローバル同時操作のクォータ (metric - compute.googleapis.com/global_concurrent_operations):
・Concurrent global operations per project
・Concurrent global operations per project operation type
リージョン同時操作のクォータ (metric: compute.googleapis.com/regional_concurrent_operations):
・Concurrent regional operations per project
・Concurrent regional operations per project operation type
詳細については、「Compute Engine の同時実行オペレーションの上限」をご参照ください。
バージョンの更新
(2024-R04) バージョンが更新されました。
注: クラスターではこれらのバージョンが利用できない場合があります。
すでにロールアウトが進行していますが、すべてのGoogle Cloud ゾーンでロールアウトが完了するまでに数日かかる場合があります。
以下のバージョンが Rapid チャネルで利用できるようになりました。
・1.25.16-gke.1497000
・1.26.13-gke.1189000
・1.27.10-gke.1207000
・1.28.6-gke.1369000
・1.29.1-gke.1575000
以下のバージョンは、Rapid チャネルでは利用できなくなりました。
・1.25.16-gke.1360000
・1.26.13-gke.1052000
・1.27.10-gke.1055000
・1.28.6-gke.1095000
・1.28.6-gke.1289000
・1.29.1-gke.1016000
・1.29.1-gke.1425000
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.24 からバージョン 1.25.16-gke.1460000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.25 からバージョン 1.26.13-gke.1144000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.26からバージョン 1.27.10-gke.1152000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.27 からバージョン 1.27.10-gke.1152000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.29 からバージョン 1.29.0-gke.1381000 にアップグレードされます。
ライセンス有効期限のバナーが表示されるように
オフライン ライセンスを持つインスタンスの場合: オフライン ライセンスの有効期限までに 14 日を切ると、Looker 管理者には全ての Looker ページにライセンス有効期限のバナーが表示されるようになりました。
Looker2.24のアップデート予定
Looker 24.2 には、次の変更、機能、修正が予定されています。
・Looker (オリジナル) の展開開始予定: 2024 年 2 月 20 日火曜日
・Looker (オリジナル) の最終展開とダウンロードが可能になる予定:2024 年 2 月 29 日木曜日
・Looker (Google Cloud コア) 導入開始予定: 2024 年 2 月 20 日火曜日
・Looker (Google Cloud コア) の最終デプロイ予定: 2024 年 3 月 5 日火曜日
リソースベースの課金をサポートするように
Dataflow Streaming Engine は、リソースベースの課金をサポートするようになりました。 Streaming Engine でリソースベースの課金を有効にすると、ジョブによって消費されたリソースの合計に対して課金されます。
Cloud Composer 1環境を作成できるように
■2024 年 1 月 20 日以降
asia-southeast1、us-west3、us-west4 リージョンでは、すでに Cloud Composer 1 環境があるプロジェクトでのみ新しい Cloud Composer 1 環境を作成できるようになりました。
■2024 年 2 月 16 日以降
asia-east2、asia-northeast1、asia-northeast2、asia-northeast3、asia-south1、および australia-southeast1 リージョンでは、すでに Cloud Composer 1 環境があるプロジェクトでのみ新しい Cloud Composer 1 環境を作成できるようになりました。
なお、これらのリージョン内の他の全ての既存プロジェクトまたは新規作成プロジェクトでは、Cloud Composer 2 環境のみを作成できます。この変更は、以前に通知され、バージョニングの概要で説明されている、Cloud Composer 1 のサポート終了に向けた準備の一部です。
新しいランタイムバージョンの追加
以下の新しいDataproc Serverless for Spark ランタイム バージョンが追加されました。
・1.1.50
・2.0.58
・2.1.37
・2.2.0-RC10
利用可能なリージョンの追加
以下のリージョンでデータフォームが利用可能になりました。
・asia-east2
・asia-northeast3
・asia-southeast2
・europe-southwest1
・europe-west12
・me-central1
・me-central2
・northamerica-northeast
・us-east4
・us-east5
・us-west2
・us-west4
詳細については、「Dataform のロケーション」をご参照ください。
メンテナンス バージョンのロールアウトについて
新しいメンテナンス バージョンのロールアウトは、サポートされている全ての MySQL バージョンに対して現在進行中です。
インスタンスのメンテナンス期間を構成している場合、更新はその期間に設定した時間枠に従って行われます。それ以外の場合、更新は今後数週間以内に行われます。新しいメンテナンス バージョンは [MySQL バージョン].R20240207.00_00 です。
メンテナンス バージョンを確認する方法については、「セルフサービス メンテナンス」、メンテナンス期間を検索したり、メンテナンス更新を管理するには、「メンテナンスの時間枠を検索、設定する」をご参照ください。
Anthos Config Management v1.17.1を使用するように
Config Controller では現在、含まれている製品でAnthos Config Management v1.17.1 を使用するようになりました。
詳細については「Policy Controller and Config Sync release notes」をご参照ください。
ログエントリーのコピーが一般提供開始
ログ エントリのコピーの一般提供が開始されました。
PHP 8.3 ランタイムをサポートするように
Cloud Functions は、第 2 世代機能のPHP 8.3 ランタイムをプレビュー リリース レベル でサポートするようになりました。
今週のアップデートは以上です。
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