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2024年3月5日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2024/2/23 - 2024/2/29) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。
Azure Application Gateway では、パブリックプレビューとして TLS および TCP プロトコルの終端サポートが導入されました。この機能により、 SQL、 MQTT、 AMQP などのプロトコルに基づく非 HTTP アプリケーションに対して Application Gateway を使用できるようになります。これにより、 Application Gateway の TLS 証明書管理機能を使用してカスタムドメインを使用し、クライアントに安全な接続を提供し、あらゆるバックエンドサービスにアクセスできます。この機能は、 Standard V2 および Web Application Firewall V2 の SKUで利用可能です。
Kusto の TDS 実装における新機能として、 NBCROW 圧縮が発表されました。NBCROW は Null Bitmap Compressed Row の略で、 Tabular Data Stream (TDS) プロトコルがサポートするデータ型です。 TDS はバイナリプロトコルであり、 Kusto が MSSQL クライアントと通信 し、クエリ結果を返すために使用します。データ行内の null 値をビットマップに圧縮することで、 null 値のサイズが 削減され、クエリの実行時間を改善します。
現在、クロステナント対象リソースを使用したログ検索アラートルールを設定すると、アラートを調査する権限がなくても、アラートが生成されて対象リソースに送信されます。2024 年 3 月 15 日から、この動作は変更され、 Lighthouse を除き、クロステナント対象リソースを使用したログ検索アラートの送信はサポートされなくなります。無許可の対象リソースにはアラートが送信されず、無許可のターゲットを持つログ検索アラートルールは無視されます。クロステナント対象リソースを使用したログ検索アラートルールがある場合は、2024 年 3 月 15 日までに対象リソースを変更するか、Lighthouse の機能を使用して対象リソースへのアクセスを委任する必要があります。
今週のアップデートは以上です。
今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。
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