Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2024/3/5 ~Vertex AI:gemini-pro のモデル グラウンディングが利用可能に(プレビュー)~

2024年3月5日掲載

Weekly Google Cloud アップデート情報

皆さま、こんにちは。

先週 (2024/02/23 - 2024/02/29) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。

 

* 本記事の引用元:Google Cloud リリースノート

目次

今週の注目のアップデート

Vertex AI

AIと機械学習

Text-to-Speech

Anti Money Laundering AI

コンピューティング

Google Cloud VMware Engine

  • メンテナンスの実施
    2024 年 3 月 12 日より、VMware Engine 運用チームにより、機器の堅牢性を向上させ、セキュリティ パッチを適用するために、ネットワーク インフラストラクチャの重要なメンテナンスが実行されます。なお、このアップグレードの影響を受けるユーザーには、予定されているメンテナンスの日時が記載されたメールが届きます。
    アップグレードと準備手順の詳細については、「最新のサービスに関するお知らせ」をご参照ください。

コンテナ

Google Kubernetes Engine

データ分析

BigQuery

Dataproc

  • Compute Engine 上の Dataprocをアップデート
    以下の内容で、Compute Engine 上の Dataprocがアップデートされました。

    ・Dataproc 2.2 用に Zookeeper を 3.8.3 にアップグレード。
    ・Hive の ORC を Dataproc 2.1 の 1.15.13 にアップグレード。
    ・Spark の ORC を Dataproc 2.1 の 1.7.10 にアップグレード。
    ・Dataproc イメージ 2.0、2.1、2.2 のクラスタ作成から内部 Knox Gateway ・証明書の有効期限が 1 年から 5 年に延長。

Dataflow

  • ストリーミング モードが一般提供開始
    Dataflow では、少なくとも 1 回のストリーミング モードがサポートされるようになりました。このモードを使用すると、重複レコードを許容できるワークロードの待機時間を短縮し、コストを削減できます。この機能は一般提供が開始されています。詳細については、「Set the pipeline streaming mode」をご参照ください。

Cloud Composer

  • Cloud Composer 2.6.3 のリリースの開始
    Cloud Composer 2.6.3 のリリースは2024 年 2 月 28 日に開始されました。新しいリリースを全てのリージョンに展開する際に、今後の変更や機能に備えてください。このリリースは現在進行中です。リストされている変更点と機能は、一部の地域ではまだ利用できない場合があります。

  • 新しい Cloud Composer 1 環境を作成できるリージョンの追加
    2024 年 2 月 27 日以降、us-central1、europe-west1、europe-west2、europe-west3、europe-west6、us-east1、us-east4 リージョンで、プロジェクト内でのみ新しい Cloud Composer 1 環境を作成できるようになりました。
    すでに Cloud Composer 1 環境がある場合、これらのリージョン内の他の全ての既存プロジェクトまたは新規作成プロジェクトでは、Cloud Composer 2 環境のみを作成できます。この変更は、以前に通知されたバージョニングの概要で説明されているように、Cloud Composer 1 のサポート終了に向けた準備の一部です。

データベース

AlloyDB for PostgreSQL

Spanner

  • GoogleSQL JSON 関数が一般提供開始
    次の GoogleSQL JSON 関数の一般提供が開始されました。

    LAX_BOOL: JSON 値が SQLBOOL値に変換されます。
    LAX_FLOAT64: JSON 値が SQLFLOAT64値に変換されます。
    LAX_INT64: JSON 値が SQLINT64値に変換されます。
    LAX_STRING: JSON 値が SQLSTRING値に変換されます。
    BOOL: JSON ブール値が SQLBOOL値に変換されます。
    FLOAT64: JSON 数値が SQL FLOAT64値に変換されます。
    INT64: JSON 数値が SQLINT64値に変換されます。
    STRING: JSON 文字列が SQLSTRING値に変換されます。
    JSON_TYPE: 最も外側の JSON 値の JSON 型を取得し、この型の名前がSQLSTRING値に変換されます。

ハイブリッドとマルチクラウド

Google Distributed Cloud Virtual for VMware

移行

Application Integration

Migrate to Virtual Machines

ネットワーキング

Cloud Load Balancing

  • 独自のエラーレスポンスをカスタマイズできるように(プレビュー)
    グローバル外部アプリケーションロードバランサでは、HTTPエラーステータスコード(4xxおよび5xx)が生成された場合に、独自のエラーレスポンスをカスタマイズできるようになりました。ロードバランサおよびバックエンドのインスタンスによって生成されるエラーに対しても、エラーレスポンスをカスタマイズできます。また、Cloud Armorによってトラフィックが拒否された際に生成されるエラーレスポンスコードに対しても、エラーレスポンスをカスタマイズできます。

    詳細については、以下のページをご参照ください。また、この機能はプレビュー段階です。

    Custom error response overview
    Configure custom error responses

Virtual Private Cloud

セキュリティと ID

Chronicle

Policy Intelligence

サーバレスコンピューティング

App Engine

Cloud Functions

 

今週のアップデートは以上です。

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