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2024年5月14日掲載
皆さま、こんにちは。
今回の Weekly Azure は、先週 (2024/5/3 - 2024/5/9) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。
2024 年 5 月 3 日から、Azure はルート管理グループをまだ有効にしていないテナントに対してルート管理グループの有効化を開始します。Azure 管理グループを使用すると、Azure Policy を適用するときにベストプラクティスが活用されます。テナントで管理グループが有効になっていない場合は、テナントレベルのアクティビティが表示され、ルート管理グループが作成されます。
Azure Front Door ログスクラビングツールは、Azure Front Door のアクセスログから機密データ (個人を特定できる情報など) を削除するのに役立ちます。 これは、Azure Front Door プロファイルレベルでログのスクラブを有効にし、削除するログフィールドを選択することで機能します。有効にすると、このプロファイルで生成されたログからその情報が削除され、「****」に置き換えられます。
次のアップデートが Enterprise プランで利用できるようになりました。
➢ 最大 47 % 節約: Azure Spring Apps Enterprise が Azure 節約プランの対象になりました
➢ Azure CLI は Spring Cloud Gateway のログストリーミングをサポート
➢ Azure CLI は、Application Configuration Service のログストリーミングをサポート
➢ ビルドパックのバージョンを表示
➢ Application Configuration Service のトラブルシューティングの強化
Azure Red Hat OpenShift バージョン 4.14 が利用できるようになりました。Azure Red Hat OpenShift は、可用性の高いフルマネージドの OpenShift クラスターをオンデマンドで提供し、Microsoft と Red Hat によって共同で監視および運用されます。
Azure Virtual Network Manager でのユーザ定義ルート (UDR) 管理のパブリックプレビューが開始されました。この機能を使用すると、サブネットごとにルートテーブルを手動で構成しなくても、複数のサブネットおよび仮想ネットワークにルーティングルールを定義して適用することで、Azure Virtual Network Manager で目的のルーティング動作を記述することができます。
Azure Storage Actions がさらに 14 のリージョンで利用可能になりました。Azure Storage Actions は現在、以下のパブリック Azure リージョンでプレビューを提供しています。
➢ オーストラリア東部、オーストラリア南東部、ブラジル南部、カナダ中部、インド中部、米国中部、フランス中部、ドイツ中西部、米国中北部、北ヨーロッパ、米国中南部、東南アジア、スイス北部、西ヨーロッパ、米国西部、米国西部 2
バージョン 1.5 は、Azure IoT Edge の最新の長期サービス (LTS) リリースです。2026 年 11 月 10 日 (製品ライフサイクル) まで、リグレッションと重大なセキュリティ問題の修正が提供されます。IoT Edge v1.4 LTS は、2024 年 11 月 26 日までサポートされます。サポートとセキュリティパッチを引き続き受け取るには、IoT Edge を最新の LTS リリースに更新することを強くお勧めします。
Azure クラシック ロールは、2024 年 8 月 31 日までに Azure クラシックリソースとともに廃止される予定です。Autoscale 通知で選択された既存の管理者/共同管理者のメールを必ず削除してください。Azure Autoscale は 2024 年 8 月までにこれらのメールに依存しなくなります。2024 年 8 月以降、Azure Autoscale は、スケーリング操作のために [追加のメールアドレス] フィールドに記載されているメールアドレスのみに通知を送信します。
Azure API Center は現在一般提供されており、API と AI ソリューションの急速な普及によって悪化する API の無秩序な増加という課題を管理するための一元的なソリューションを提供します。 Azure API Center は、API の種類、ライフサイクルの段階、展開場所に関係なく、API のシームレスな検出、使用、ガバナンスを実現するための統合インベントリを提供します。
メキシコで初のクラウドリージョンが Azure Availability Zones とともに利用可能になりました。新しいリージョンと Availability Zones の活用を検討しているお客さま向けに、Azure は Azure Resource Mover を使用して複数のリソースのリージョン移植性を提供しています。
今週のアップデートは以上です。
今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。
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