フォーム読み込み中
2024年5月28日掲載
Weekly Google Cloud では Google Cloud(旧GCP)の最新のアップデート情報を日本語でお届けします。
今回は、先週 (2024/5/17 - 2024/5/23) の主なアップデート情報を紹介します。
* 本記事の引用元:Google Cloud リリースノート
・E5:GPUまたはCPUで利用可能なテキスト埋め込みモデルシリーズ
・Instant ID:アイデンティティ保持型 text-to-image 生成モデル
・Stable Diffusion XL lightning:SDXLベースで推論回数が少ない text-to-image 生成モデル
利用可能なすべてのモデルのリストの詳細については、「Explore AI models in Model Garden」をご参照ください。
Vertex AI Agents: OpenAPI ツールの認証が Bearer Token をサポートするようになりました。
C4マシンファミリーは、GKE バージョン1.29.2-gke.1521000以降を実行している Standard クラスターで Public Preview として利用可能です。クラスターやノードプールを作成する際に、--machine-typeフラグを使用してこのファミリーを選択できます。
以下の制限が適用されます:
・GKE のバージョンが1.29.2-gke.1521000より前の場合、ボリュームデバイスパスのマウントエラーが発生する可能性があり、これにより Pod が Pending 状態でスタックする可能性があります。この問題が発生した場合は、Pod を削除して再作成してください。ボリュームマウントの再処理がトリガーされます。
・Confidential GKE nodes はPublic Previewではサポートされていません。
・Local SSD はサポートされていません。
・Nested virtualization はPublic Previewではサポートされていません。
GKE Enterprise がプロジェクトで有効になると、GKE Container Security API も自動的に有効になるようになりました。
この変更により、GKE Enterprise をアクティベートする際に、セキュリティとコンプライアンスの機能を利用できるようになります。
AES-SIV による暗号化・復号を DLP 機能でサポートするように
DLP機能を使用して、 BigQuery と Sensitive Data Protection の間でAES-SIVを用いた暗号化と復号化をサポートできます。
この機能は一般提供(GA)されています。
以下のGenerative AI 機能の一般利用が開始しました:
- Vertex AI gemini-1.0-pro および gemini-1.0-pro-vision ファンデーションモデルに基づいたリモートモデルを作成する
- gemini-1.0-pro リモートモデルによるML.GENERATE_TEXT function を試用し、 BigQuery テーブルに保存されたテキストに対して、自然言語生成タスクを実行する
- gemini-1.0-pro-vision リモートモデルによるML.GENERATE_TEXT function を使用し、BigQuery object tables に保存されたビジュアルコンテンツに対して、画像やビデオのキャプション作成やビジュアルQ&Aなどのビジョン生成AIタスクを実行する
これらの機能を試すには、「 Generate text by using the ML.GENERATE_TEXT function」をご参照ください。
Dataflow は、 NVIDIA Tesla K80 GPU タイプのサポートを終了しました。
サポートされている GPU タイプのリストについては、「Dataflow support for GPUs」をご参照ください。
Cloud Data Fusion のバージョン 6.10.1の一般提供が開始されました。
このリリースは CDAP 6.10.1 のリリースと並行して行われています。
Private Service Connect を使用してプライベートインスタンスを作成する機能が、Cloud Data Fusion バージョン 6.10.1 で一般提供されました。
Cloud Data Fusion バージョン 6.10.1 では、Per Namespace Service Accounts の一般提供が開始されました。
詳細については、「Access control with namespace service accounts」をご参照ください。
Cloud Data Fusion バージョン 6.10.1では、名前空間から複数のパイプラインを同期する機能が一般提供されています。
詳細については、「Sync Cloud Data Fusion pipelines with a remote repository」をご参照ください。
- Source Control Management がBitbucket とGitlab サポート
- Cloud Data Fusionがデフォルトのコンピューティング プロファイルの共有VPCネットワークアタッチメント によって使用されるサブネットを使用
- parse-xml-to-json Wrangler directive に文字列フィールド (keep-strings)オプション追加 (CDAP-20934)
- BigQueryシンクプラグインの挿入モードにおけるDedupe By オプションを非提供 (PLUGIN-900)
- BigQueryプラグインがJSONタイプをサポート(PLUGIN-1563)
- Spannerソースのエラーメッセージ改善 (PLUGIN-1748)
- PubSubプラグインのリトライ機能改善 (PLUGIN-1769)
Application Load Balancers と Network Load Balancers が IPv6をサポートするように
グローバル外部 Application Load Balancers とグローバル外部プロキシNetwork Load Balancers は、現在 IPv6トラフィックの負荷分散に対応しています。以下のバックエンドがデュアルスタックをサポートしています:
・VM instance group
・Zonal NEGs (GCE_VM_IP_PORT)
IPv4ベースのデプロイメントからデュアルスタック(IPv4とIPv6)デプロイメントへのロードバランサーの移行が可能になりました。
詳細については、以下をご参照ください:
・IPv6 termination for external Application Load Balancers and external proxy Network Load Balancers
・Migrate global external Application Load Balancer to dual-stack backends
・Migrate global external proxy Network Load Balancers to dual-stack backends
この機能はプレビューで利用可能です。
デュアルスタックの IPv4/IPv6 をサポートするように
Partner Interconnect がデュアルスタックの IPv4 と IPv6 をサポートし、一般利用が可能になりました。
詳細については、「IPv6 support」をご参照ください。
リージョナル内部 Application Load Balancers をサポートするように
Cloud Armorは、リージョンの内部 Application Load Balancers をサポートするようになりました。この機能はパブリックプレビューで提供されています。
このロードバランサーでは、リージョンのバックエンドセキュリティポリシータイプを使用できます。
詳細は、「types of security policies」をご参照ください。
LOCATION infoType の新デフォルト検出モデル
以前は InfoType.version を latest に設定することでのみアクセス可能だったLOCATION infoType 検出モデルが、この infoType のデフォルト検出モデルに昇格しました。
新しいモデルは、検出品質が向上しています。
新しいモデルを使用するには、InfoType.version を未設定のままにするか、latest またはstable に設定します。
古い検出モデルを使用するには、InfoType.version を legacy に設定します。
レガシーモデルは、今後90日間は引き続き使用できます。
Cloud Functions (2nd gen) は、Node.js 22 ランタイムをサポートするようになりました。この機能はプレビューで提供されています。
今週のアップデートは以上です。
Vertex AI Search を使って社内文書を検索する生成AIを構築してみませんか?
ソフトバンクのエンジニアが構築をサポートします。
Google の生成AIの導入を考えている方はもちろん、どのようなものか確認したいという方でもご活用いただけます。
Google サービスを支える、信頼性に富んだクラウドサービスです。お客さまのニーズにあわせて利用可能なコンピューティングサービスに始まり、データから価値を導き出す情報分析や、最先端の機械学習技術が搭載されています。
MSP(Managed Service Provider)サービスは、お客さまのパブリッククラウドの導入から運用までをトータルでご提供するマネージドサービスです。
条件に該当するページがございません