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2024年8月21日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2024/8/9 - 2024/8/15) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。
[一般公開] Azure NetApp Files の可用性ゾーン ボリューム配置機能の強化 - 既存ボリュームの設定
Azure NetApp Files の可用性ゾーン ボリューム配置機能により、新しいボリュームを選択した可用性ゾーンにデプロイできます。 これにより、Azure のコンピューティングリソースやその他のサービスと同じゾーンにボリュームを配置することが可能です。 また、以前にデプロイされた既存のボリュームに対して論理的な可用性ゾーン情報を取得し、必要に応じて設定することができるようになりました。 ただし、この機能ではゾーン間でボリュームが移動することはありません。 既存のボリュームに可用性ゾーン情報を設定することで、データ保護が容易になり、可用性ゾーン間のレプリケーションをサポートするための 前提条件が整います。
[一般公開] Azure NetApp Files のクロス ゾーン レプリケーション
クロスゾーンレプリケーション機能により、Azure NetApp Files のボリュームを、同一リージョン内の異なる Azure 可用性ゾーン (AZ) 間で非同期的にレプリケートすることができます。 この機能は、Azure NetApp Files のクロスリージョンレプリケーション機能や可用性ゾーン ボリューム配置機能と同様のテクノロジーにより、 リージョン内で異なるゾーン間でデータをレプリケートします。 さらに、クロスゾーンレプリケーションにはネットワーク転送コストが発生しないため、非常にコスト効率が高いです。
[サービス終了] Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.1 の無効化
2024 年 8 月 29 日に Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.1 の無効化が発表されました。 ジョブの実行停止を回避するために、Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.1 ワークロード を Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.4 にアップグレードすることをお勧めします。
[一般公開] Prometheus 用 Azure Monitor マネージド サービスのカスタム リソース定義 (CRD)
Prometheus 用 Azure Monitor マネージドサービスは、 AKS クラスタで実行中のワークロードからメトリクスを収集するスクレイプ ジョブの CRD ベースの設定をサポートするようになりました。 この新しいアップデートにより、マネージド Prometheus を設定することで、 Pod と Service Monitor のカスタムリソース定義が展開され、 独自のカスタム リソースを作成できるようになります。 これは OSS Prometheus Operator に似ており、kube-system ネームスペースの共通 ConfigMap を更新する必要がなくなり、任意のネームスペースでスクレイプジョブを簡単に設定できるようになります。
[プレビュー] Azure Extended Zone – ロサンゼルスがパブリックプレビュー
ロサンゼルス Azure Extended Zone のプレビューが開始しました。 Azure Extended Zone は、 Azure の小規模な拡張機能で、都市圏、産業センター、または特定の管轄区域に配置され、低遅延および データレジデンシーに関連するワークロードをサポートします。これらのゾーンは、仮想マシン (VM) 、コンテナ、ストレージ、および選択された Azure サービスをサポートし、エンドユーザーの近くで遅延が少なくスループットが高いアプリケーションを実行でき、承認されたデータレジデンシーの境界内での運用が可能です。
今週のアップデートは以上です。
今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。
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