Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2024/8/27　～Vertex AI Search: 検索チューニングが一般提供開始～

今週の注目のアップデート

Vertex AI Agent Builder

• Vertex AI Search: 検索チューニングが一般提供開始
  非構造化データ ストアの検索チューニングが一般提供 (GA) となりました。トレーニングファイルをアップロードして、検索アプリのモデルをチューニングできます。
  
  検索チューニングは Data Residency をサポートしており、米国および EU のマルチリージョンだけでなく、グローバルデータストアでもデータストアをチューニングできます。
  詳細については、「Improve search results with search tuning」をご参照ください。

AI と機械学習

Generative AI on Vertex AI

• AI21 Labs の管理モデルが Vertex AI で利用可能に
  AI21 Labs の管理モデルが  Vertex AI で利用可能になりました。Vertex AI で AI21 Labs モデルを使用するには、Vertex AI API エンドポイントに直接リクエストを送信してください。
  詳細については、「AI21 models」をご参照ください。

Vertex AI workbench

• ユーザー管理ノートブックの M124 が リリース
  ユーザー管理ノートブックの M124 がリリースされました。
  Vertex AI Workbench ユーザー管理ノートブックの M124 リリースには、以下の内容が含まれています：
  
  Pytorch 2.3.0 と CUDA 12.1、Python 3.10 を搭載したユーザー管理ノートブック インスタンスが利用可能になりました。
  Cloud Resource Manager API がオフになっていて Dataproc が有効になっている場合に、カーネルが表示されないというバグが修正されました。
  
  

• カスタム コンテナに基づくVertex AI Workbench インスタンスの作成が一般提供開始
  カスタム コンテナに基づいて Vertex AI Workbench インスタンスを作成する機能の一般提供が開始されました。Google が提供するベース コンテナから派生したカスタム コンテナのみがサポートされています。
  詳細については、「Create an instance using a custom container」をご参照ください。

Contact Center AI Insights

• Quality AI をプレビュー機能として Insights コンソールで利用可能に
  Insights コンソール内のプレビュー機能である Quality AI を使用して、コンタクトセンターの会話やエージェントのパフォーマンスをより効率的に評価することができるようになりました。
  詳細については、「Setup Guide」「Best Practices」をご参照ください。

データ分析

BigQuery

• BigQuery ML での異常検出が可能に
  BigQuery ML の multivariate time series (ARIMA_PLUS_XREG) models を使用して、anomaly detection を実行できるようになりました。
  この機能により、過去の時系列データまたは複数の特徴列を含む新しいデータの異常を検出できます。Perform anomaly detection with a multivariate time-series forecasting model のチュートリアルを使用して、この機能を試すことができます。
  この機能は一般提供されています。
   

• BigQuery のインサイトと推奨事項を Google Cloud コンソールで確認できるように
  Google Cloud コンソールの Recommendations page を使用して、BigQuery のインサイトと推奨事項を表示できるようになりました。
  また、以下の INFORMATION_SCHEMA ビューを使用して、BigQuery のインサイトと推奨事項を表示することもできます：
  
  ・INSIGHTS
  ・RECOMMENDATIONS
  ・RECOMMENDATIONS_BY_ORGANIZATION
  
  これらの機能は現在、プレビューで提供されています。
   

• BigQuery プロジェクトで Python code completion が利用可能に
  すべての BigQuery プロジェクトで Python code completion が利用可能になりました。この機能はプレビューで提供されています。
  BigQuery の Gemini 機能を有効にする方法は、「Set up Gemini in BigQuery」をご参照ください。

Dataproc

• Dataproc クラスタ ノードの syslog が Cloud Logging で利用可能に
  Dataproc クラスタ ノードの syslog が Cloud Logging で利用可能になりました。詳細については「Dataproc logs」をご参照ください。

Pub/Sub

• テーブル スキーマを使用した BigQuery サブスクリプションが型変換をサポート
  テーブル スキーマを使用した BigQuery サブスクリプションは、DATE、TIME、DATETIME、TIMESTAMP、NUMERIC、BIGNUMERIC データ型の型変換をサポートするようになりました。
  これらの変換についての詳細については、「Use table schema documentation」をご参照ください。

Looker Studio

• 折りたたまれたピボットテーブルチャートに条件付き書式を適用可能に
  折りたたまれたピボット テーブル チャートに単色の条件付き書式を適用することができるようになりました。
   

• Partner Connector の最新ローンチ情報
  以下のパートナー コネクターが Looker Studio Connector Gallery に追加されました：
  
  ・Adobe Commerce (Magento) By Supermetrics
  ・CTM: Call Log By CallTrackingMetrics LLC
  ・Piano Analytics By Catchr
  ・ClickUp By Bay Leaf Digital
  ・TikTok By Gladior B.V.
  ・WooCommerce By Data Bloo
  ・Apresenta.me By Apresenta.me
  ・Semactic SEO Data By Semactic
  ・Piwik PRO Analytics By Piwik PRO
  ・Metrihub By Metrihub
  ・Klaviyo By Power My Analytics
  ・Similarweb website analysis By Similarweb

デベロッパーツール

Cloud Build

• Cloud Build がカスタム組織ポリシーを一般提供開始
  Cloud Build でのカスタム組織ポリシーの一般提供が開始されました。
  
  カスタム組織ポリシーを使用すると、組織のリソースをプログラムで細かく制御するための制約を定義できます。これらのポリシーは、組織、フォルダー、またはプロジェクトレベルで設定できます。
  
  詳細については、「Manage Cloud Build resources with custom constraints」をご参照ください。

ネットワーキング

Certificate Manager

• リージョナル Google 管理証明書が一般提供開始
  リージョナル Google 管理証明書の一般提供が開始されました。詳細については、「Certificate Manager overview」をご参照ください。
   

• プロジェクトごとの証明書管理サポートが一般提供開始
  個別の承認を使用して各プロジェクトで個別に証明書を管理するためのサポートの一般提供が開始されました。
  詳細については、「Manage DNS authorizations」をご参照ください。

サーバレスコンピューティング

Cloud Functions

• Cloud Functions が Cloud Run functions に名称変更
  Cloud Functions は Cloud Run functions に名称変更されました。
  
  Cloud Functions (1st gen) は Cloud Run functions (1st gen) として知られるようになりました。
  Cloud Functions (2nd gen) は Cloud Run functions として知られるようになりました。
  詳細については、「blog post」をご参照ください。
  
  新しい関数をデプロイしたり、Cloud Run の Cloud Functions v2 API で作成された既存の関数を変更したりすることもできます。
  これにより、Cloud Run サービスと同じように機能をカスタマイズできます。

Cloud Run

• Cloud Run サービスでの GPU 設定が可能に
  Cloud Run サービスで GPU を設定 することができるようになりました（プレビュー）。
   

• Cloud Run での関数デプロイがプレビューで利用可能に
  Cloud Run (プレビュー)で関数をデプロイすることができるようになりました。Cloud Functions v2 API を使用して作成された関数は、Cloud Run で直接更新することができます。
  gcloud CLI を使用する場合は、Google Cloud SDK 489.0.0 バージョン以降を使用する必要があります。
  
  関数のデプロイに関するさまざまなユースケースについて学びましょう。
   

• Cloud Run がソースからデプロイされたサービスのセキュリティ更新を提供
  Cloud Run では、ランタイム ベース イメージを指定する際に、ソースからデプロイされたサービスのセキュリティ更新を提供するようになりました（プレビュー）。関数に対しては、自動セキュリティ更新がデフォルトで有効になっています。
  詳細については、「Configure automatic base image updates」をご参照ください。

今週のアップデート情報は以上です。

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