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2024年10月23日掲載
皆さま、こんにちは。
Weekly Google Cloud では、今週も Google Cloud のプロダクトアップデート情報をお届けします。
先週 (2024/10/11 - 2024/10/17) の主な Google Cloud(旧 GCP)のアップデート情報を紹介します。
* この記事の引用元:Google Cloud リリースノート
複数のデータソースを接続した検索アプリケーション用に、要約とフォローアップ付き回答の一般提供が開始されました。
回答メソッドは、1つのデータストアにのみ接続されている検索アプリケーションに適用するのと同じ方法で、複数のデータソースを接続した検索アプリケーションに適用できます。
この機能は、限定した Google 顧客に一般提供されています。詳細については、「Get answers and follow-ups」をご参照ください。
8つの NVIDIA H100 GPU が搭載された A3 High マシンタイプに加えて、1、2、または4つの NVIDIA H100 GPU が搭載された小型マシンタイプが新たに利用可能になりました。これらの小型マシンタイプは、推論、シミュレーション、小規模トレーニングなどのワークロードに最適です。
利用を開始するには、「A3 High machine types」 をご参照ください。
GKE バージョン 1.31.1-gke.1621000 以降では、kube_pod_resource_request メトリックと kube_pod_resource_limit メトリックが、スケジューラ メトリック パッケージの一部としてエクスポートされました。
バージョン 1.27 以降を実行している新しく作成された VPC ピアリングベースのクラスターの場合、kube-apiserver からノードへのトラフィックは Konnectivity サービスを介してルーティングされます。既存の VPC ピアリングベースのクラスタの場合、GKE は Konnectivity サービスを使用するようにクラスタを段階的に移行します。
以下の小型マシンタイプで GKE 上の NVIDIA H100 80GB GPU が使用できるようになりました。
・a3-highgpu-1g (1 GPU)
・a3-highgpu-2g (2 GPUs)
・a3-highgpu-4g (4 GPUs)
これらのマシンタイプは、Dynamic Workload Scheduler Flex Start mode、GKE Standard mode クラスターの Spot VMs、または GKE Autopilot mode クラスターの Spot Pods を通じて利用可能です。これらのマシンタイプをプロビジョニングするには、リージョンに利用可能なキャパシティがある場合のみです。
なお、GKE は、8 GPU H100 80GB マシンタイプである a3-highgpu-8g および a3-megagpu-8g も引き続きサポートしています。
GKE Gateway コントローラー(2024-R2)の新しいリリースが一般提供されました。このリリースにより、GKE Gateway コントローラーに以下の新機能が追加されました。
・ReferenceGrant のサポート
・内部ゲートウェイ向け Cloud Armor バックエンドセキュリティポリシーのサポート
・リージョナルマルチクラスターゲートウェイのためのリージョン選択
・シングルクラスターゲートウェイのためのトラフィックベースのオートスケーリング
コンフォーマンス:
・GKE Gateway は Gateway APIs v1.1.0 に準拠
GKE Gateway コントローラーの機能について詳しくは、「suppported capabilities per GatewayClasss」 をご参照ください。
予約に割り当てられたプロジェクトのテーブルで UPDATE、DELETE、MERGE ステートメントの実行を最適化するために、fine-grained DML を使用できるようになりました。この機能はプレビューで提供されています。
BigQuery migration assessment for Oracle を使用して、Oracle データウェアハウスから BigQuery へのデータ移行の複雑さを評価することができるようになりました。この機能はプレビューで提供されています。
イメージ バージョン 2.0.57 以上、2.1.5 以上、または 2.2 以上で作成された Dataproc Clusters のセカンダリ ワーカー制御プレーン操作は、Dataproc Service Agent サービスアカウント (service-<project-number>@dataproc-accounts.iam.gserviceaccount.com) によって行われるようになりました。
これにより、Google APIs Service Agent サービスアカウント (<project-number>@cloudservices.gserviceaccount.com) を使用することはなくなります。
Cloud SQL for MySQL は、マイナーバージョン 8.0.39 をサポートするようになりました。既存の MySQL 8.0 インスタンスを新しいバージョンにアップグレードするには、「Upgrade the database minor version」をご参照ください。
Query Optimizer version 7 の一般提供が開始され、デフォルトのオプティマイザー バージョンとなっています。
ディレクテッド リードの一般提供が開始されました。この機能により、マルチリージョン インスタンス構成において、読み取り専用トランザクションや単一読み取りを特定のレプリカタイプまたはリージョンにルーティングする柔軟性が提供されます。詳細については、「Directed reads」 をご参照ください。
ExportAssets、ListAssets、BatchGetAssetsHistory、QueryAssets、Feed、および Search (SearchAllResources、SearchAllIamPolicies) API を通じて、以下のリソースタイプが一般公開されました。
Dataproc API:
・dataproc.googleapis.com/Session
Identity Platform:
・identitytoolkit.googleapis.com/DefaultSupportedIdpConfig
・identitytoolkit.googleapis.com/InboundSamlConfig
・identitytoolkit.googleapis.com/OauthIdpConfig
・identitytoolkit.googleapis.com/Tenant
Vertex AI:
・aiplatform.googleapis.com/TuningJob
Security Operations コンソールを使用して調査結果とリソースを操作する機能の一般提供が開始されました。この機能は、Security Command Center Enterprise の使用者のみが利用できます。
この機能のプレビューリリース以降に追加された機能は次の通りです。
・Findings ページのクエリ エディターの [フィルターの追加] メニューに、追加のクエリ演算子が利用できる機能
・クエリ エディターでクエリを記述する際に、オートコンプリート メニューが可能な値を提案する機能(Query editor では、プレビュー中にフィルター名と関数のみが提案されていました)
・Findings ページでパネルを非表示または表示する機能
・現在のセッション内で、ソートおよび列の設定が保持される機能
Toxic combination findings の一般提供が開始されました。以下のアップデートが含まれます:
・AWS リソースに対するトキシックコンビネーション検出のサポートがプレビューで提供されています。
・Google Security Operations コンソールの姿勢概要ページに新しい Toxic Combination Cases TTR and Trend ウィジェットが追加されています。このウィジェットは、特定の期間におけるオープンおよびクローズされたトキシックコンビネーションケースのトレンドを詳細に示しています。
Cloud Storage バケットの階層型ネームスペースの一般提供が開始されました。階層型ネームスペースを使用すると、データを論理的なファイルシステム構造で保存できます。
今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。
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