Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2024/10/29　～Generative AI on Vertex AI: Vertex AI 管理の Llama 3.1 405Bモデルが一般提供開始～

今週の注目のアップデート

Generative AI on Vertex AI

• Vertex AI 管理の Llama 3.1 405Bモデルが一般提供開始
  Vertex AI で管理されている Llama 3.1 405B モデルの一般提供が開始されました。

AI と機械学習

Generative AI on Vertex AI

• Anthropic Claude Sonnet 3.5 v2 が一般提供開始
  Anthropic Claude Sonnet 3.5 v2 の一般提供が開始されました。
  詳細については、Model Garden の 「Claude Sonnet 3.5 v2 model card」をご参照ください。
  

データ分析

BigQuery

• BigQuery で Airflow DAGs の表示、トリガー、一時停止が可能に
  BigQuery で Airflow DAGs の表示、トリガー、一時停止 ができるようになりました。この機能は プレビュー で提供されています。
  

• Orchestration ページでのノートブックスケジュール管理が可能に
  Orchestration ページで ノートブックのスケジュールを管理 できるようになりました。ノートブックのスケジューリングは プレビュー で提供されています。

• BigQuery Data Transfer Service のカスタム組織ポリシーが一般提供開始
  Custom organization policies を使用することで、組織のコンプライアンスとセキュリティ要件を満たすために、BigQuery Data Transfer Service の転送設定に対する特定の操作を許可または拒否できるようになりました。この機能は一般提供されています。
  

Dataproc

• Dataproc Serverless Batches の Spark UI とインタラクティブ セッションが一般提供開始
  Dataporc Serverless Batches およびインタラクティブ セッション用のSpark UI の一般提供が開始され、サーバーレス Spark ワークロードのモニタリングとデバッグが可能になりました。Spark UI は、すべての Dataproc Serverless ワークロードでデフォルトで利用可能で、追加費用はかかりません。

データベース

Spanner

• Spanner が顧客管理暗号化キー (CMEK) をサポート
  Spanner は、カスタム、デュアルリージョン、およびマルチリージョン インスタンス構成のデータベースを保護するために、顧客管理暗号化キー (CMEK) をサポートするようになりました。
  詳細については、「Customer-managed encryption keys (CMEK) overview」をご参照ください。

• Spanner Graph が新しい関数をサポート
  Spanner Graph は、以下の関数をサポートするようになりました。
  
  ・DESTINATION_NODE_ID()：グラフのエッジの宛先ノードの一意の識別子を取得します。
  ・ELEMENT_ID()：グラフ要素の一意の識別子を取得します。
  ・SOURCE_NODE_ID()：グラフのエッジのソースノードの一意の識別子を取得します。

ネットワーキング

Cloud Load Balancing

• HTTP/2リクエストのパスに無効な文字が含まれている場合のリクエスト拒否について
  以前、クラシック外部アプリケーションロードバランサーは、HTTP/2 リクエストの解析において寛容であり、リクエストパスに特定の無効な文字が含まれているリクエストを拒否しませんでしたが、これらのリクエストは、HTTP/1 や HTTP/3 を介して到着していた場合には拒否されていました。
  
  現在、HTTP/2 リクエストを含むすべての HTTP リクエストは、パスに以下のいずれかでない文字が含まれている場合に拒否されるようになりました：
  
  ・RFC 3986 のセクション 3.3 および 3.4 で指定された許可された ASCII 文字。
  ・許可される特殊文字の いずれか：[ ] { } | ^
  
  その他の文字は、適切に URL エンコードされている必要があります。
  プロキシ ログで次の項目を確認することで、拒否されたリクエストを特定できます：
  
  ・responseCode: 400
  ・response_code_details: invalid_http2_client_header_format

サーバレスコンピューティング

Cloud Run

• カスタム組織ポリシーの作成が可能に
  プロジェクト、フォルダー、または組織に適用するカスタム組織ポリシーを作成できるようになりました。この機能は一般提供されています。

• Google Cloud コンソールおよび Google Cloud CLI からの Cloud Run 統合が新規ユーザー向けに廃止
  新規ユーザー向けに、Google Cloud コンソールおよび Google Cloud CLI からの Cloud Run 統合が廃止されました。既存のユーザーの方は、2025年1月まで引き続きアクセスできます。これらの統合を使用してデプロイされたサービスはアクションの必要なく引き続き機能します。デプロイされた各統合について、個々の製品エクスペリエンスを使用するように移行することをお勧めします。
  サービスが他の Google Cloud 製品に接続するためのリソースを設定する方法についての詳細は、「Connect to Google Cloud services」をご参照ください。

ストレージ

Cloud Storage

• BigQuery ユーザーの請求変更が発表
  Cloud Storage にアクセスしている BigQuery ユーザーに対する課金の変更が発表され、2025 年 2 月 1 日より有効になります。これらの変更は当初、2024 年 11 月 1 日に有効になる予定でした。

• gRPCを使用したCloud Storageへの接続が一般提供開始
  gRPC を使用した Cloud Storage への接続の一般提供が開始されました。gRPC を使用して Cloud Storage と対話することができます。

今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。

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