Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2024/11/12　～Generative AI on Vertex AI: Vertex AI で Anthropic Claude Haiku 3.5 が一般提供開始～

今週の注目のアップデート

Generative AI on Vertex AI

• Vertex AI で Anthropic Claude Haiku 3.5 が一般提供開始
  Vertex AI で Anthropic Claude Haiku 3.5 の一般提供が開始されました。
  詳細については、Model Garden の 「Claude Haiku 3.5 model card」をご参照ください。

コンピューティング

Compute Engine

• Windows 用 gVNIC ドライバーの更新版が一般提供開始
  Windows 用の gVNIC ドライバーの更新版の一般提供が開始され、ネットワーク性能が向上し、Jumbo フレームに対応しました。
  詳細については、「Update to the latest gVNIC driver for Windows」をご参照ください。
  

• リージョナル管理インスタンス グループでの GPU VM の一括作成がプレビューで利用可能に
  リサイズ リクエストを使用して、リージョナル管理インスタンス グループ (MIG) で一度に GPU VM を作成することができるようになりました。この機能はプレビューで提供されており、以前はゾーナル MIG でのみ利用可能でした。
  詳細については、「About resize requests in a MIG」をご参照ください。

コンテナ

Google Kubernetes Engine

• GKE バージョン 1.26 以降で Hyperdisk Balanced ボリュームの機密モードが一般提供開始
  GKE バージョン 1.26 以降では、カスタム ブート ディスクおよび永続ボリューム用に Hyperdisk Balanced ボリュームを機密モードで作成し、Confidential GKE Nodesにアタッチすることができるようになりました。
  この機能は一般提供が開始されています。

• Cloud TPU v6e マシンタイプが GKE クラスターで利用可能に（パブリックプレビュー）
  Cloud TPU v6e マシンタイプが、バージョン 1.30.4-gke.1167000 以降を実行している GKE クラスターでパブリックプレビューとして利用可能になりました。これらの TPU VM（ct6e-standard）は、次のゾーンで利用できます：
  ・us-east5-b
  ・europe-west4-a
  ・us-east1-d
  ・asia-northeast1-b
  ・us-south1-a
  
  詳細については、「Plan TPUs in GKE」をご参照ください。

• GKE Volume Populator が一般提供開始
  GKE Volume Populator は、バージョン 1.31.1-gke.1729000 以降を実行している GKE クラスターで一般提供が開始されました。この機能は、Google Cloud Storage バケット ソース ストレージから Parallelstore インスタンスによってサポートされる宛先 PersistentVolumeClaim へのデータ転送を自動化する方法を提供します。
  詳細については、「Transfer data from Cloud Storage during dynamic provisioning using GKE Volume Populator」をご参照ください。

データ分析

BigQuery

• BigQuery によるGemini 拡張 SQL 翻訳機能の提供
  BigQuery は、以下の Gemini 拡張 SQL 変換機能を提供しました。
  ・インタラクティブ翻訳モードでは、Gemini 拡張 SQL 翻訳を使用して、翻訳された GoogleSQL クエリをカスタマイズできます。この機能は一般提供されています。
  ・Gemini モデルを使用したバッチ翻訳の AI 提案を生成することができます。提案はGemini ベースの設定 YAML ファイルに基づいています。この機能はプレビュー中です。
  ・インタラクティブ SQL 翻訳を実行した後、翻訳された SQL クエリの概要を含むGemini 生成のテキスト説明をリクエストできます。この機能はプレビュー中です。
   

• BigQuery Data Transfer Service データ ソース変更ログのご案内
  BigQuery Data Transfer Service データ ソース変更ログでは、データ ソース スキーマおよびスキーママッピングに対する今後の変更の詳細が提供されています。

Dataplex

• Dataplex の自動検出が利用可能に（パブリックプレビュー）
  Dataplex の自動検出機能がパブリックプレビューで利用可能になりました。自動検出は、BigQuery の機能で、Cloud Storage バケット内のデータをスキャンしてメタデータを抽出し、カタログ化することができます。
  また、自動検出により、分析や AI に使用できる BigLake や外部テーブル、オブジェクトテーブルを作成し、そのデータを Dataplex Catalog にカタログ化することができます。
  詳細については、「Discover and catalog Cloud storage data」をご参照ください。

• Dataplex Search によるセマンティック検索がプレビューで利用可能に
  Dataplex Search によるプロジェクトベースのセマンティック検索がプレビューで利用可能になりました。Gemini によって強化されたセマンティック検索は、複雑な検索構文を必要とせずに検索プロセスを簡素化し、自然言語クエリをサポートしています。
  詳細については、「Discover data using semantic search」をご参照ください。

BigQuery Engine for Apache Flink

• Java ジョブに Artifact Registry を使用可能に
  Java ジョブの場合、BigQuery Engine for Apache Flink ジョブの JAR ファイルを保存および管理するために Artifact Registry を使用できるようになりました。
  詳細については、「Use Artifact Registry」をご参照ください。

データベース

Firestore

• Firestore の一括削除サービスが利用可能に
  Firestore 管理の一括削除サービスを使用して、ドキュメントを一括で削除することができるようになりました。この機能はプレビューで提供されています。
  詳細については、「Bulk delete data」をご参照ください。

ネットワーキング

Cloud Load Balancing

• グローバルおよびリージョナルの外部 Application Load Balancers でパーセンテージベースのリクエストミラーリングがサポート
  グローバルおよびリージョナルの外部 Application Load Balancers で、パーセンテージベースのリクエストミラーリングがサポートされるようになりました（クラシックではサポートされていません）。
  デフォルトでは、ミラーリングされたバックエンドサービスは、元のトラフィックが複数の重み付けされたバックエンドサービス間で分割されている場合でも、すべてのリクエストを受信することができます。
  mirrorPercent フラグを使用して、ミラーリングされるリクエストのパーセンテージを 0 から 100.0 の値で指定することにより、ミラーリングされたバックエンドサービスが受信するリクエストの割合を設定できるようになりました。
  この機能はプレビューで提供されています。
  
  例については、「Set up traffic management for regional external Application Load Balancers」をご参照ください。

セキュリティと ID

Sensitive Data Protection

• BigQuery テーブルにサンプルの検出結果を保存する設定方法
  ディスカバリーを設定して、サンプルの検出結果を BigQuery テーブルに保存することができます。この機能は、検査設定が機密としてフラグを付ける情報のタイプと正しく一致しているかどうかを評価する場合に役立ちます。
  この機能を有効にするには、プロファイルしたいデータリソースのスキャン設定を作成または編集をしてください。

今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。

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