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2025年1月28日掲載
皆さま、こんにちは。
Weekly Azure では、今週もMicrosoft Azureのプロダクトアップデート情報をお届けします。
先週 (2025/1/17 - 2025/1/23) の主な Azure アップデート情報をお送りします。
Azure Database for MySQL - Flexible Serverでは、validate_passwordプラグインを含む、プラグインを直接管理できるようになりました。これにより、強力なパスワードポリシーを適用したり、必要に応じて無効にしたりすることで、サーバーのセキュリティを強化できます。サーバーの再起動は不要です。この機能により、MySQL環境を特定の要件に合わせて調整し、管理できるようになりました。セキュリティ構成が簡素化され、コンプライアンスの実施とデータの保護が容易になります。今後、追加のプラグインのサポートも予定されています。
KAITOは、Retrieval-augmented generation (RAG) をサポートすることで、推論能力を向上させました。RAGをKAITOレジストリの基本モデルに適用することで、AIワークロードの精度が向上し、新しいデータへの対応力が強化されます。これにより、新しいデータのインデックス作成とクエリを効率的に行うことができ、AKSクラスター上でKAITOを使用し、LLM全体を再トレーニングすることなく、低コストのGPUコンピューティングを活用できます。
Azure Container Apps 動的セッションは、サーバーレスで分離された環境を提供し、信頼できないコードを安全に実行できます。最新アップデートでは、ネイティブ JavaScript コード実行がパブリックプレビューとして提供され、Python コードインタープリターやカスタムコンテナに加わる新たな選択肢となります。動的セッションは、Hyper-V サンドボックスで動作し、ネットワークから隔離されるため、エンドユーザーから提供されたコードなど、悪意のある可能性のある JavaScript コードの実行に適しています。
Azure Data Lake StorageとSFTPが有効なストレージアカウントにおいて、カスタマー マネージド (計画外) フェールオーバーが一般提供されました。これにより、プライマリリージョンが使用不能になった場合、GRSまたはGZRSストレージアカウントをセカンダリリージョンにフェールオーバーできます。フェールオーバー中は、セカンダリリージョンが新しいプライマリリージョンとなり、ストレージサービスエンドポイントは新しいプライマリリージョンにリダイレクトされ、書き込みアクセスが復元されます。元のプライマリリージョンが復旧したら、元の構成に戻すことができます。
Azure Files HDD (Standard) のプロビジョニング済みv2 モデルは、ストレージ、IOPS、スループットを個別にプロビジョニングできるため、コスト予測と柔軟性を両立できます。最大256 TiB、50,000 IOPS、5 GiB/秒のスループット、シェアごとのモニタリングなど、拡張性とパフォーマンスも向上しています。
2025年1月中旬、Azure SQL Managed Instance に対して、データ流出防止機能が強化されました。具体的には、Azure Storage アカウントへのエグレス トラフィックをフィルター処理できるようになりました。これにより、データの不正な外部への流出を防ぐことが可能になります。
2025年3月31日に、Image Analysis 4.0 Preview API は廃止されます。Azure Image Analysis ワークロードを Image Analysis 4.0 GA API に移行する必要があります。マルチモーダル埋め込み、同期 OCR など、改善された機能を利用するため、早めの移行をお勧めします。
プレビュー API バージョンが廃止され、モデルのカスタマイズ、背景の削除、製品の認識などの機能は使用できなくなります。サービスの中断を回避するには、2025年3月31日までに新しい GA API バージョン (Data Plane 2024-02-01) を使用するようにワークロードを更新してください。古いバージョンへの API 呼び出しは、2025年3月31日以降は機能しません。詳細については、画像解析のドキュメントを参照してください。
Microsoft Fabric Runtime 1.1 は2024年7月12日にサポート終了となり、2025年3月には廃止されます。パフォーマンスと柔軟性を向上させるRuntime 1.3 (Apache Spark 3.5、Delta Lake 3.2) へのアップグレードをお勧めします。Runtime 1.3は、追加コストなしでネイティブ実行エンジンを提供します。
Microsoft Azureは、Microsoftが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。
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