Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2025/1/28 ~Generative AI on Vertex AI: Gen AI 評価サービスを使用したエージェント評価がプレビューで利用可能に~

2025年1月28日掲載

Weekly Google Cloud アップデート情報

皆さま、こんにちは。

Weekly Google Cloud では、今週も Google Cloud のプロダクトアップデート情報をお届けします。

先週 (2024/1/17 - 2025/1/23) の主な Google Cloud(旧 GCP)のアップデート情報を紹介します。

* この記事の引用元:Google Cloud リリースノート

目次

今週の注目のアップデート

AI と機械学習

Generative AI on Vertex AI

  • Vertex AI 上の LangChain の請求が開始
    Vertex AI 上の LangChain の請求は 2025 年 3 月 4 日に開始されるようになりました。

    料金体系は、使用された vCPU 時間と GiB 時間に基づいています。これは、Vertex AI ワークロード上の LangChain によって消費されるコンピューティング (vCPU) リソースとメモリ リソースの両方に対して料金が発生することを意味します。
    料金の詳細は以下になります。

    製品:ReasoningEngine vCPU
    SKU ID:8A55-0B95-B7DC
    価格:$0.0994/vCPU-Hr

    製品:ReasoningEngine Memory
    SKU ID:0B45-6103-6EC1
    価格:$0.0105/GiB-Hr

Dialogflow

コンピューティング

Compute Engine

  • マネージド インスタンス グループ (MIG) の一般提供開始
    マネージド インスタンス グループ (MIG) を使用することで、一時停止および停止された仮想マシン (VM) インスタンスのプールを作成できるようになりました。コストを節約するために手動で MIG 内の VM を一時停止および停止することができ、一時停止および停止されたプールを使用して MIG のスケールアウト操作を迅速化することができます。

    この機能は一般提供されています。
    詳細については、「About suspending and stopping VMs in a MIG」をご参照ください。

コンテナ

Google Kubernetes Engine

  • A3 Ultra VM が一般提供開始
    NVIDIA H200 Tensor Core GPU を搭載した A3 Ultra VM を、非ブロッキング 3.2 Tbps の GPU 間トラフィックを RDMA over Converged Ethernet (RoCE) で提供する新しい Titanium ML ネットワーク アダプターとともにご利用いただけるようになりました。

    A3 Ultra VM は a3-ultragpu-8g マシンタイプで一般提供されており、Google Kubernetes Engine (GKE) の両方の運用モードで使用できます。

    GKE Standard は GKE バージョン 1.31.4-gke.1183000 以上で GPUDirect RDMA を使用した A3 Ultra をサポートしています。開始するには、Create a Hypercompute Cluster with GKE with default configuration をご参照ください。

    GKE Autopilot は GKE バージョン 1.31.4-gke.1183000 以上で GPUDirect RDMA を使用しない A3 Ultra をサポートしています。開始するには、Deploy GPU workloads in Autopilot をご参照ください。GPUDirect RDMA を使用した A3 Ultra は GKE Autopilot ではまだサポートされていません。

データ分析

BigQuery

  • BigQuery でのデータ準備
    BigQuery でのデータ準備により、本番環境にデプロイしてスケジュール実行する前に、開発中のデータ準備をテストできるようになりました。
    詳細については、「Develop a data preparation」をご参照ください。

  • BigQuery metastore のプレビュー提供開始
    BigQuery metastore を使用すると、BigQuery や Apache Spark を含むさまざまな処理エンジンからメタデータにアクセスして管理できるようになりました。
    BigQuery metastore は、BigQuery テーブルや Apache Iceberg などのオープンフォーマットをサポートしています。
    この機能はプレビューで提供されています。

Dataflow

  • Managed I/O が自動アップグレードをサポート
    Managed I/O では、サポートされている I/O コネクターの自動アップグレードがサポートされるようになりました。この機能を使用すると、Dataflow パイプラインはコネクターの最新の信頼できるバージョンを自動的に使用します。この機能は一般提供されています (GA)。
    詳細については、「Dataflow managed I/O」をご参照ください。

Cloud Data Fusion

Dataplex

Looker Studio

  • Looker データ ソースに Is Any フィルター条件オプションが追加
    Looker データ ソースに Is Any フィルター条件オプションが追加されました。
    以前は、Looker データ ソースの基礎となる LookML で一部のフィルターパラメータの値が空白のままにされていた場合、Looker Studio はその空白の値を誤って解釈していました。Is Any フィルター条件オプションの追加により、Looker Studio は空白の LookML フィルター値を期待通りに解釈し、任意の値を許可するデフォルト条件をそのフィルターに割り当てます。

    詳細は「Learn more about how Looker Studio interprets LookML filters.」をご参照ください。

運用

Cloud Logging

セキュリティと ID

Security Command Center

  • Security Command Center でスキャンされたリソース数の表示が可能に
    Security Command Center では、特定のセキュリティコンプライアンス標準に対してスキャンされたリソースの数が表示されるようになりました。この情報は、特定のコンプライアンス標準について、Google Cloud コンソールのコンプライアンスの詳細ページの表の列として表示されます。

    セキュリティコンプライアンス標準に対してスキャンされたリソースの数を表示するには、「Assess compliance against a specific standard」をご参照ください。

サーバーレスコンピューティング

Cloud Run

 

今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。

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