Weekly Azure アップデート情報 - 2025/2/4 〜[一般公開] Azure Confidential Ledger が ISO 27001 認証を取得〜

2025年2月4日掲載

Weekly Azure アップデート情報 - 2024/1/23  ~[一般公開] Azure Load Testing で HTTP リクエストを追加してテストを作成~

ということで、こんにちは。

Weekly Azure では、今週もMicrosoft Azureのプロダクトアップデート情報をお届けします。

有線 (2025/1/24 - 2025/1/30) の主な Azure アップデート情報をお送りします。

目次

今週の注目アップデート

  • [一般公開] Azure Confidential Ledger が ISO 27001 認証を取得

    Azure Confidential Ledgerは、情報セキュリティ管理システムの国際標準であるISO 27001認証を取得しました。これは、顧客データの管理と保護のための包括的なフレームワークを実装していることを示し、顧客が機密性の高いワークロードを安心して利用できることを保証します。

コンピューティング

コンテナー

  • [一般公開] Azure Red Hat OpenShift がスペイン中部リージョンで利用可能に

    Azure Red Hat OpenShiftがスペイン中部リージョンで利用可能になりました。これにより、ヨーロッパ全域でのマルチリージョン展開オプションが強化され、コンテナ化されたワークロードの地理的冗長性とスケーラビリティが向上します。スペイン中部リージョンは、Azureの包括的なサービススイートと統合されており、データのリージョン要件を維持しながら高度なクラウドネイティブソリューションを構築できます。Azure Red Hat OpenShiftは、MicrosoftとRed Hatによって共同で監視および運用される、オンデマンドで高可用性の完全管理型OpenShiftクラスターを提供します。

ネットワーキングとコンテンツ配信

  • [一般公開] Application Gateway でカスタム エラーページの作成が可能に

    Azure Application Gatewayは、400、405、408、500、503、504 などの応答コードに対して、会社ブランドのエラーページを構成できるようになりました。これらのエラーページは、グローバルレベルまたはリスナーごとに設定できます。カスタムエラーページは、Application Gatewayがこれらの応答コードを生成した際にクライアントに表示されます。エラーページファイルは、公開されている任意のURLにホストできます。

ストレージ

  • [プレビュー] 次世代の Azure Data Box Devices が登場

    Azure Data Box 120とAzure Data Box 525のプレビュー版が発表されました。これらのデバイスは、NVMeドライブを採用することで、Azureへのオフラインデータ転送を高速化します。コンパクトなサイズで扱いやすく、525TBの大容量を実現しました。また、耐久性、セキュリティ、利用可能性も向上しています。現在、米国、カナダ、EU、英国、米国政府のAzureリージョンでプレビュー版が利用可能です。今後、さらに多くのリージョンに拡大予定です。

その他

  • [一般公開] Azure Automation でのサービスおよびサブスクリプション制限の改訂

    2025年1月15日より、Azure Automationはサービスの信頼性とパフォーマンス向上のため、リソースの公平な分配を確保するよう制限を改訂します。これにより、組織は実際の使用状況に基づいてクォータを設定できるようになります。変更される制限には、リージョン内のサブスクリプションごとのAutomationアカウント数、アカウントごとの同時実行ジョブ数などがあります。移行期間中は、サポートリクエストを通じて現在の使用状況やクォータの増減を問い合わせることができます。

  • [プレビュー] Azure DevTest Labs でVM を休止状態にしてコストを削減する

    Azure DevTest LabsにVMの休止機能が追加されました。この機能は、VMの状態を保持したまま一時停止することで、コストを削減します。休止状態では、コンピュートコストは発生せず、ストレージとネットワークリソースのみ課金されます。これにより、作業を中断することなく、コストを管理できます。

  • [プレビュー] Azure DevTest Labs で第2世代 VM のサポートを強化

    Azure DevTest Labsは、第2世代VMのサポートを強化しました。これにより、第1世代VMと第2世代VMから選択できるようになり、第2世代VMでは、メモリの増加、Intel SGX、vPMEMなど、第1世代VMではサポートされていない機能が利用可能になりました。

  • [サービス終了] 旧式のセキュリティ プロトコルの廃止に伴う TLS 1.2+ への移行

    2025年3月1日より、Azure Resource ManagerはTLS 1.0および1.1のサポートを終了します。セキュリティ強化のため、同日以降はTLS 1.2のみがサポートされます。サービスの中断を避けるため、2024年3月1日までにTLS 1.2への移行を完了し、TLS 1.0/1.1への依存をすべて削除してください。移行を支援する推奨事項とリソースが提供されています。

  • [プレビュー] シームレスな Amazon API Gateway 統合のための API Center

    Azure API Centerは、Amazon API Gatewayとの統合により、APIのインポートを自動化します。これにより、APIの管理プロセスが簡素化され、手動での更新が不要になります。AWS側の変更はAPI Centerと同期されるため、常に最新の情報が維持されます。この統合は、API管理の効率性と信頼性を向上させます。

 

今週のアップデートは以上です。

Weekly Azure では、今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。

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