ACK OneでKubernetes環境を管理する（ Alibaba Cloud ）

ACK Oneの料金構成

ACK Oneの料金は、分類される4つの機能毎に課金項目が異なりますので、詳細は公式ドキュメントを参照してください。
必須、オプション、推奨で使用するリソースが分かれており、不要な機能は利用しないことでコストを抑えることができます。

ACK Oneの開始方法

ACK Oneの開始方法は公式ドキュメントGetting Startedにありますので、今回はクラスターなどを作成するコンソールの画面まで紹介します。

1. アカウント作成とサインイン

まず、Alibaba Cloudのアカウントを作成し、サインインします。

2. ACK Oneサービスの有効化

Alibaba Cloudのコンソールにアクセスし、Products and Servicesの箇所にACK Oneと入力するとページ下部に表示されるDistributed Cloud Container Platform for Kubernetesをクリックします。画面遷移した後、ACK Oneのサービスを有効にします。

3. クラスターの作成

Registered clustersを利用する場合、Registered clustersのメニューからCreate Registration Proxyをクリックした後、次に表示されるCluster作成の画面上部のタブでACK One Registered clustersが選択されていることを確認してClusterを作成します。

Create a Registered Cluster

Fleet managementを利用する場合、メニュー下部にあるFleetをクリックしFleet Informationをクリックした後、画面右にあるCreate Fleetをクリックします。
次に画面右に表示されるCreate Fleet画面に必要事項を選択、入力して、Clusterを作成します。

Enable Fleet Management

Kubernetes clusters for distributed Argo workflowsを利用する場合、Workflow Clusterを作成します。
Workflow Clusterは、Workflow Clusterの配下にあるCluster  Informationをクリックします。

画面右のCreate Workflow Clusterをクリックして画面右に表示されるCreate Workflow Cluster画面に必要事項を選択、入力して、Clusterを作成します。

Create a Workflow Cluster

Backup Centerは、他の3つの機能とは違いClusterを作成するのではなく、他のClusterを作成後に有効化や設定を行います。

Backup Center Overview（ページ下部にあるReferenceを参照ください。）

ACK ConsoleからBackup Centerを利用する。

まとめ

今回はACK Oneの概要と、最初のクラスターの作成画面について紹介しました。

実際に利用するには、クラスターの作成後に管理したいKubernetsクラスターを登録したり、Workflowの管理画面にアクセスしてWorkflowを作成する必要があります。

複数のKubernetes環境を一元管理したい、GitOpsやCI/CD環境を整えたいといった要望がある方には、強力なツールになると思いますので、ぜひ利用を検討ください。

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