Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2025/4/30 ～Vertex AI Search: 主張レベル のグラウンディングスコアの取得 一般提供～

今週の注目のアップデート

AI Applications

• Vertex AI Search: 主張レベル のグラウンディングスコアの取得 一般提供
  
  チェックグラウンディングAPIからの主張レベルのスコアが一般提供されました。これにより、回答レベルのサポートスコアに加えて、回答候補内の各主張に対するサポートスコアを取得することが可能です。
  
  詳細については、「Obtain claim-level scores for an answer candidate」 をご参照ください。
  

AI と機械学習

Colab Enterprise

• ノートブックギャラリーが利用可能になりました
  ノートブックギャラリーは、Colab Enterprise を使用開始するためのノートブックの厳選されたコレクションです。このコレクションには、新しい技術を学び、ベストプラクティスを理解し、プロジェクトを迅速に開始するためのテンプレートや例が含まれています。カテゴリ別にノートブックを閲覧するか、検索バーを使用して開始に役立つノートブックを見つけてください。詳細については「notebook gallery 」をご参照ください。
  
  

コンピューティング

Compute Engine

• 汎用C4Dマシンタイプがパブリックプレビュー開始
  汎用C4Dマシンタイプのパブリックプレビューが開始されました。C4D は第5世代AMD EPYCプロセッサ（Turin）とGoogle Titanium を搭載しています。C4D は、ウェブアプリやゲームサーバー、AI 推論、ウェブサービング、ビデオストリーミング、分析、リレーショナルおよびインメモリデータベースなどのデータ中心のアプリケーションを含む、ミッションクリティカルなワークロードを実行するように設計されています。
  C4D はstandard 、highmem 、highcpu のマシンタイプで利用可能で、Google Cloud Hyperdisk ストレージのみをサポートします。
  C4D インスタンスの作成場所については、「Regions and zones」をご参照ください。
  

• Compute フレキシブル確約利用割引 (CUD) の一般提供
  Compute Flexible Committed Use Discounts（CUDs ）が一般提供開始されました。これにより、対象となる専用ホストノードタイプに支払うsole-tenancy premium にもCUDs を利用できるようになりました。Flexible CUDs は、コミットメントを単一のプロジェクト、リージョン、またはマシンシリーズに限定する必要がなくなり、Compute Engine の利用に柔軟性をもたらします。
  詳細については、「Compute flexible CUDs 」を参照してください。
  
  

データ分析

BigQuery

• BigQuery の新しい費用ベースの確約利用割引の提供開始
  BigQuery では、費用ベースの確約利用割引（CUDs）が利用できるようになりました。費用ベースの確約利用割引は、ここに記載された従量課金（PAYG）コンピュートリソースを 1 時間あたり最低利用額でご利用いただくことで割引が適用されます。
  CUD は 1 年または 3 年の契約期間でご購入いただけます。
  

• BigQuery メタストア Iceberg テーブルの詳細なアクセス制御が可能に
  BigQuery メタストアIceberg テーブルに対して、きめ細やかなアクセス制御を有効にすることができるようになりました。この機能は一般提供が開始されました。
  

• BigQuery データ準備のための新しい権限
  BigQuery データ準備を使用するために必要な権限は、BigQuery Studio User (roles/bigquery.studioUser) および Gemini for Google Cloud User (roles/cloudaicompanion.user) のロールを通じて、BigQuery データ準備を使用するために必要な権限と、準備しているデータにアクセスする権限を取得できます。
  BigQuery データ準備には、以下の IAM ロールによって付与される権限が不要になりました。
  ・BigQuery Data Editor (roles/bigquery.dataEditor)
  ・Service Usage Consumer (roles/serviceusage.serviceUsageConsumer)
  必要なロールの詳細については、Manage data preparations をご参照ください。

• 予約の最大スロット制限を設定可能に
  予約に対して最大スロット制限を設定できるようになりました。予約を作成または更新する際に、最大予約サイズを設定することができます。この機能はパブリックプレビューで提供されています。

• BigQuery の新機能: クエリの実行時に予約を指定し、IAM ポリシーを直接設定可能
  クエリの実行時に、どの予約を使用するかを指定し、予約に直接 IAM ポリシーを設定できるようになりました。これにより、リソース管理においてより柔軟できめ細やかな制御が可能になります。この機能はパブリックプレビューで提供されています。

• アイドルスロットの公平な割り当てが可能に
  単一の管理プロジェクト内で予約間のアイドルスロットを公平に割り当てることができるようになりました。これにより、各予約が利用可能な容量がほぼ均等に割り当てられるようになります。この機能はパブリックプレビューで提供されています。
  

• BigQuery データキャンバスで Gemini アシスタントを利用可能に
  Gemini powered assistant を BigQuery データキャンバスで利用可能になりました。データキャンバスアシスタントは、エージェントのようなツールであり、データ キャンバスを構築および変更して、ユーザーのプロンプトからデータ分析の質問に答えることができます。この機能はプレビューで提供されています。
  
  

Looker

• Looker、OAuth認証時のGoogleグループミラーリング対応開始
  Looker（Google Cloud コア）は、OAuth認証を使用する際にGoogleグループミラーリングをサポートするようになりました。
  
  

データベース

Firestore

• Firestore の確約利用割引が一般提供開始
  Firestore の確約利用割引が一般提供 (GA)されました。これにより、Firestore の読み取り/書き込み/削除操作に対して、1 年または 3 年間継続的に一定額を支払うことを約束することで割引を受けることができます。詳細については、「Committed use discounts」をご参照ください。
  
  

Firestore in Datastore mode

• Firestore in Datastore モードの確約利用割引が一般提供開始
  Firestore in Datastore モードの確約利用割引が、読み取り/書き込み/削除操作に対して一定の金額を1年または3年間継続して支払うことを条件に、Datastore モードの Firestore で確約利用割引が一般提供されました。詳細については、「 Committed use discounts 」をご参照ください。
  
  

セキュリティと ID

Security Command Center

• Event Threat Detectionの新機能について
  Event Threat Detection の foundational log sources を分析する機能の一般提供が開始されました。
  

• Ingress Nightmare 脆弱性検出機能がパブリックプレビューで提供されています
  Container Threat Detection の Execution: Ingress Nightmare 脆弱性実行検出器はプレビュー段階です。
  
  

サーバーレスコンピューティング

Cloud Run

• Cloud Run で Cloud KMS with Autokey の一般提供が開始されました
  Cloud KMS with Autokey は、Cloud Run で一般提供が開始されました。
  

今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。

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