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2025年5月20日掲載
皆さま、こんにちは。
Weekly Azure では、今週もMicrosoft Azureのプロダクトアップデート情報をお届けします。
先週 (2025/5/9 - 2025/5/15) の主な Azure アップデート情報をお送りします。
Azure Cosmos DB for Mongo DB の Data API は、RESTful な HTTPS インターフェースを提供し、アプリケーションから直接 Mongo DB データを操作できます。従来のドライバーや複雑なクエリは不要で、Web アプリ、モバイルアプリ、Power BI などのツールとの接続を簡素化します。
Azure Extended Zones は、メトロ、産業センター、または特定の管轄区域に配置された Azure の小規模拡張で、低遅延およびデーレジデンシタ ワークロードに対応します。VM、コンテナ、ストレージ、および選択された Azure サービスをサポートし、エンドユーザーに近い場所で承認されたデータ レジデンシ境界内で、遅延に敏感でスループット集約型のアプリケーションを実行できます。
Azure Virtual Network Manager の接続グループ内で、最大 20,000 のプライベート エンドポイントを利用できるようになりました。これにより、複雑な Azure ネットワーク環境におけるスケーラビリティが向上し、ワークロードの効率的なスケーリングが可能になります。
Azure NetApp Filesは、各NetAppアカウントが独自のActive Directoryフォレストおよびドメインに接続できるようにすることで、サブスクリプション内の単一の地域で複数のActive Directory接続を管理することを可能にします。これにより、各NetAppアカウントに対して独立したActive Directory接続が可能になり、運用の分離や専門的なホスティングシナリオが容易になります。Active Directory接続は複数のNetAppアカウントに対して複数回設定することができ、Azure NetApp FilesでのSMBボリュームの作成に結び付けることで、Active Directory環境の管理がよりスケーラブルで効率的になります。
Azure Database Migration Service は、中国北部 3 リージョンの Azure SQL オファリングへの移行をサポートするようになりました。このサービスは、複数のデータベース ソースから Azure データ プラットフォームへのシームレスな移行を最小限のダウンタイムで実現します。移行前に評価レポートとターゲットのサイズ推奨事項を提供し、移行プロセスに必要な手順を実行します。
Neon Serverless Postgres は、Azure portal から購入できるサーバーレスで完全に管理された Postgres サービスです。Azure への統合により、シームレスなプロビジョニング、統一課金、シングルサインオン、Azure CLI と SDK を使用した管理が可能になります。
2022年9月に、Language Understanding (LUIS) が2025年10月31日に廃止されると発表されました。それまでに、Azure AI Service for Languageの会話型言語理解 (CLU) に移行する必要があります。CLUはLUISの多くの機能に加えて、AI品質の向上、多言語対応機能、オーケストレーションワークフローの強化などの追加機能を提供します。必要なアクションとして、LUISプロジェクトをCLUに移行することが求められています。
Azure App Configurationは、開発者向けに柔軟でコスト効率の高い新しいプラン「Developer価格プラン」を提供開始しました。このプランは、開発やテストに最適な信頼性の高い構成ストアを求めるチームや、プロトタイプ構築や機能テストを本番環境へ移行前に試したい場合に理想的です。
Bing Search API は2025年8月11日に廃止されます。既存のインスタンスは使用できなくなり、新規顧客のサインアップもできなくなります。Azure Al Agents の一部として Grounding with Bing Search を検討することをお勧めします。
強化されたコスト管理エクスポートが、すべてのAzureリージョンとクラウドで一般提供されました。このリリースにより、コストと使用状況データの自動化や分析がさらに柔軟かつ強力になっています。主な強化点は、価格表や予約関連データセットの拡充、Gzip圧縮CSVやSnappy圧縮Parquet形式など多様なエクスポート形式、そしてFinOps Open Cost and Usage Specification(FOCUS)1.0形式のサポートです。 また、パーティション分割や上書きサポート、最大13か月(API経由では最大7年)の履歴データバックフィル、ネットワーク制限付きストレージアカウントへのエクスポートなど、運用面でも柔軟性が向上しました。スキーマのバージョン管理もサポートされており、既存のデータパイプラインとの互換性も維持できます。 これらのアップデートにより、組織はFinOpsワークフローの効率化、大規模なコスト管理、セキュリティやコンプライアンス要件への対応がより容易になります。
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