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こんにちは。ソフトバンクの松田です。
2025年3月17日から5日間にわたって開催されたNVIDIA GTC(GPU Technology Conference)に、ソフトバンクの社員が現地参加し、その革新的な技術を直接体感してきました。今回も未来を見据えた最先端の情報をリポートします。
NVIDIA GTC(GPU Technology Conference) とは、AIの最先端技術を活用した取り組みを紹介するNVIDIA最大のカンファレンスです。世界中のIT企業や技術者、業界のリーダーたちが集結し、最先端のテクノロジーについての基調講演や展示会場におけるデモンストレーションが行われます。
本記事では、GTCの展示会場の様子や、今回新設されたGTCパークの様子をお伝えします。
前編のレポートでは会場の熱気や、基調講演の様子やNVIDIA本社訪問の様子をリポートしていますので、あわせてぜひご覧ください。
SanJose Convention Centerを中心に、周辺のホテルや公園等もイベント会場になっている等、大規模なイベントでした。
SanJose Convention Center内。各企業のブースが並んでいます。(筆者の感覚ですが)幕張メッセ3ホール分ぐらいの広さがありました。各企業の担当者が積極的に声掛けを行っていました。
まずはNVIDIAブース。参加者の関心も高く、ブース内に入るため人で賑わい、入場規制も行われていました。
Blackwel Ultraアーキテクチャーを利用したNVIDIA DGX™ B300※(金色の箱)です。一つ一つが非常に大きく、高さ・横幅ともに50cmほどありました。
※AI技術の進展に対応するために開発された次世代AIファクトリー基盤
基調講演(キーノート)でもお披露目されたNVIDIA DGX™ Spark※です。手のひらサイズでとても小さい機器ですが、これ1台で200B程度、2台接続時は400B程度のAIモデルを動かせるようです。
※ノートPC等に接続して、AIの学習や推論を実行するハードウェア
続いては、HPE。サーバー等の企業向けハードウェアの製造・開発やサービス提供を行っている会社です。サーバーの基盤等の展示が主で、二階建ての大きなブースが印象的でした。
HPEブースの方(写真右)がモデルとなったAIアバターが質問に受け答えするデモンストレーション。「スーパーボウルで好きなチームは?」と質問すると、「ダラス・カウボーイズ」と回答していました。(ただ、モデルの元になった方の意見とは異なったのか、笑いながら頭を抱えていました)
NetAppはストレージ製品などを手掛けるアメリカのIT企業です。ブースではお絵描きロボットが展示されていました。
まず設置されたタブレット端末で顔写真を撮影します。
するとお絵描きロボットが動き始め、似顔絵を描き始めます。
完成!特徴をよく捉えられていて、とても似ています。こうしたイラストは来場者にプレゼントされ、後日メールで画像データもいただきました。
これらのブース以外にもそのほとんどがデータセンターに関連した企業で、アメリカや中国、台湾企業の出展が目立っていました。
どの企業も最先端のAIの見せ方を創意工夫しており、こうした技術が我々の生活に役立つ未来を想像するとワクワクが止まりませんでした。
展示会場のすぐ近くには公園を貸し切った「GTCパーク」があります。
GTCパーク内には大きなNVIDIAのモニュメントがありました。
大きなステージもあり、DJが音楽を奏でていました。
パーク内ではランチも食べられました。なんと、GTC参加者は無料!とても美味しかったです。
今回のGTC 2025は、まさにAI技術の最前線を感じることができるイベントでした。各ブースでは新しい技術の可能性を肌で感じることができ、企業の努力や創意工夫が垣間見える瞬間が多くありました。こうした技術が我々の生活を変えてくれる日が来るのを待ちきれません。
前編のレポートでは会場の熱気や、基調講演の様子やNVIDIA本社訪問の様子をリポートしていますので、あわせてぜひご覧ください。
これからもソフトバンクでは、このような最新技術やイベントの情報をお届けし、みなさまのビジネスと生活に役立つ情報を提供してまいります。GTCから得られたインスピレーションをもとに、未来のAI技術がどのように進化していくのか楽しみです。
また、ソフトバンクでは、GPUの性能・信頼性を最大化するGPUクラスタ 「NVIDIA DGX SuperPOD」を提供しております。高性能なGPUクラスタを専有で短期間からご利用可能です。ご利用のご相談、サービス仕様については以下のフォームよりお問い合わせください!
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