フォーム読み込み中
2025年11月4日掲載
皆さま、こんにちは。先週 (2025/10/24 - 2025/10/30) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
※本記事の引用元:Google Cloud リリースノート
BigQuery で Gemini を活用したマネージド AI 関数が利用可能に
BigQuery では、以下のマネージド AI 関数が提供されており、Gemini を活用してデータのフィルタリング、結合、ランク付け、分類を行うことが可能になります。
AI.IF:
自然言語で記述された条件に基づいて、テキストまたはマルチモーダルデータをフィルタリングおよび結合します。
AI.SCORE:
テキストまたはマルチモーダル入力を評価し、品質、類似性、その他の基準に基づいてデータをランク付けします。
AI.CLASSIFY:
テキストをユーザー定義のカテゴリに分類します。
これらの関数はプレビューで提供されています。
IPv6 のみの VM インスタンスで構成されたマネージドインスタンスグループ(MIG)の一般提供が開始されました
IPv6 のみの VM インスタンスで構成されたマネージドインスタンス グループ(MIG)を作成することが可能になりました。
詳細については、「Basic scenarios for creating managed instance groups (MIGs)」 をご参照ください。
GKE Standard ノードプールでのオートスケールの Blue-Green アップグレード
オートスケールの blue-green アップグレードは、ノードアップグレード戦略の一種であり、中断に耐えられないワークロードが退避されるまでの時間を最大化しつつ、コストを最小化することを目的としています。 この機能は、GKE Standard ノードプールでプレビューで提供されています。 詳細については、「Autoscaled blue-green upgrades」をご参照ください。
BigQuery での Data Engineering Agent の利用について
今後は、Data Engineering Agent を使用すると、Gemini in BigQuery を利用し、データパイプラインを構築および変更して BigQuery にデータを取り込むことが可能になります。
この機能はプレビューで提供されています。
BigQuery での Apache Arrow フォーマットの一般提供開始
今後は、Apache Arrow フォーマットを使用して、 Storage Write API を使用して BigQuery にデータをストリームすることが可能になります。この機能は一般提供されています。
BigLake メタストアの Apache Iceberg REST カタログが一般提供開始
BigLake メタストアの Apache Iceberg REST カタログは、一般提供となり、BigQuery カタログフェデレーション、資格情報の提供、Google Cloud コンソールでのカタログ管理を含むいくつかの新機能が追加されました。
BigQuery の予約グループ機能がパブリックプレビューで提供されています
今後は、予約グループをまとめて、グループ内でアイドルスロット共有を優先することが可能になりました。予約グループ内の予約は、プロジェクト内の他の予約にアイドルスロットを提供する前に、互いにアイドルスロットを共有します。これによって、高優先度のワークロードに対するスロット割り当てをより細かく制御することが可能になります。この機能はプレビューで提供されています。
BigQuery の Subscriber email logging の一般提供が開始されました
Subscriber email logging を使用すると、リンクされたデータセットに対してジョブやクエリを実行するユーザーのプリンシパル識別子をログに記録することが可能になります。
ログ記録は、listing level および data exchange level で有効または無効にすることができます。記録されたデータは、 INFORMATION_SCHEMA.SHARED_DATASET_USAGE ビューの job_principal_subject フィールドで確認できます。
この機能は一般提供されています。
BigQuery Data Transfer Service の一般提供開始
BigQuery Data Transfer Service では、以下のデータソースからデータを転送することが可能になりました。
・Facebook Ads
・Salesforce
・Salesforce Marketing Cloud
・ServiceNow
これらのデータソースからの転送は、一般提供が開始されました。
BigQuery の管理ジョブエクスプローラーに新機能が追加されました
BigQuery の管理ジョブエクスプローラーに、クエリの診断やトラブルシューティングに役立つジョブ詳細ページが追加されました。
パフォーマンスタブでは、実行グラフ、SQL テキスト、実行履歴、パフォーマンスの変動、実行中のシステム負荷などのクエリ情報をまとめて確認することが可能になります。
また、2 つのジョブを比較することで、クエリパフォーマンスの改善が可能な箇所や差異を特定することができます。
この機能はプレビューで提供されています。
Firestore のデータベースクローン機能が一般提供されました
Firestore のデータベースクローン機能が、一般提供レベルでサポートされるようになりました。
Google Cloud Datastore のデータベースクローン機能が一般提供開始
Google Cloud Datastore のデータベースクローン機能が、一般提供レベルでサポートされるようになりました。
Application Load Balancers の認可ポリシーの一般提供開始
Application Load Balancers では、認可ポリシーをサポートしており、これによって、受信トラフィックに対するアクセス制御チェックを確立することが可能になります。詳細については、「Authorization policy overview」をご参照ください。
この機能は一般提供されています。
ネットワークロードバランサーでの IPv6 のサポート
内部パススルー型ネットワークロードバランサーと外部パススルー型ネットワークロードバランサーの両方で、IPv6 のみの VM インスタンスで構成されたマネージドインスタンスグループ(MIG)へのロードバランシングが可能です。
詳細については、以下のページをご参照ください。
・Set up an external passthrough Network Load Balancer with a backend service
・Set up an internal passthrough Network Load Balancer with VM instance group backends
この機能は一般提供が開始されました。
リージョナル IPv6 転送ルールのカスタム一時的 IPv6 アドレス範囲の指定が可能になりました
リージョナル IPv6 転送ルールを作成する際に、カスタムの一時的 /96 IPv6 アドレス範囲を指定することが可能になります。詳細については、以下をご参照ください。IP アドレス利用状況の一般提供が開始されました
サブネットを一覧表示または詳細表示する際に、IP アドレスの利用状況を確認することが可能になります。IP アドレスの利用状況では、サブネット内の空き IP アドレスと割り当て済み IP アドレスの数が表示されます。この機能は一般提供が開始されました。
静的リージョナル IPv6 アドレスの予約における /96 IPv6 アドレス範囲の指定が可能になりました
静的リージョナル IPv6 アドレスを予約する際に、/96 IPv6 アドレス範囲を指定することが可能になりました。詳細については、以下をご参照ください。
・Reserve a static internal IP address
・Reserve a static external IP address
この機能は一般提供されています。
Cloud Load Balancing の認証ポリシーにカスタム認証エンジンを使用する機能の一般提供が開始されました
Authorization extensions は、Cloud Load Balancing の認証ポリシーを設定し、カスタム認証エンジンを使用する際に役立ちます。
この機能は一般提供が開始されています。
Security Command Center Premium サービス階層での Issues の提供開始
Enterprise サービス階層に加えて、Issues が組織レベルで Security
Command Center Premium サービス階層で利用可能になりました。このアップデートには、Toxic Combinations, Chokepoints 、および Graph Search の機能が含まれています。
コンソールナビゲーションが更新され、Premium サービス階層のユーザー向けに Issues ページが反映されるようになりました。
サービスアカウント JWT を使用した IAP 保護リソースへの認証におけるパスワイルドカードの使用
サービスアカウント JWT を使用して IAP 保護リソースに認証する際に、aud(オーディエンス)フィールドでパスワイルドカードを使用する機能の一般提供が開始されました。
詳細については、「Authenticate with a service account JWT」をご参照ください。
今週の Weekly Google Cloud アップデート情報は以上です。
Vertex AI Search を使って社内文書を検索する生成AIを構築してみませんか?
ソフトバンクのエンジニアが構築をサポートします。
Google の生成AIの導入を考えている方はもちろん、どのようなものか確認したいという方でもご活用いただけます。
Looker は定義から集計、可視化の一連のデータ分析プロセスをカバーする BI ツールを超えるデータプラットフォームです。ソフトバンクは、顧客のニーズに合わせて柔軟なサポートを提供し、Looker を活用したデータドリブンな企業変革を支援しています。
Google サービスを支える、信頼性に富んだクラウドサービスです。お客さまのニーズにあわせて利用可能なコンピューティングサービスに始まり、データから価値を導き出す情報分析や、最先端の機械学習技術が搭載されています。
MSP(Managed Service Provider)サービスは、お客さまのパブリッククラウドの導入から運用までをトータルでご提供するマネージドサービスです。
条件に該当するページがございません