ポケットカード株式会社 様

ポケットカード株式会社 様 スマートフォンとネットワークの一括提供で即時与信システムの運用負荷とコストを削減。

ポケットカード株式会社 様

「P-oneカード」や様々な提携カードを発行するポケットカード株式会社(以下、ポケットカード)。同社では、商業施設など各所に設けた窓口でカードの申し込み受付を行った際、その場で利用可能なカードを発行できるよう即時与信を行っています。この即時与信システムへのアクセスツールにはPDAを利用していましたが、サポート体制の煩雑さとコスト肥大化等が課題となり、スマートフォンへの切り替えを実施。その結果、携帯端末とネットワークの提供・サポートをソフトバンクテレコムに一元化することで運用負荷が軽減、さらに通信スピードの改善などにより業務効率が向上し、通信コストは約3分の1に削減されました。

業種:サービス

規模:101人~500人

導入サービス:モバイル・モバイルゲートウェイ・IP-VPN

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課題と効果

  1. 課題.1

    カード申し込み受付時、PDAからモバイル通信で与信システムにアクセス。即時利用可能なカードを提供していましたが、端末と通信のサポートが別の事業者だったため、運用が煩雑な上、コストも増大していました。

  2. 効果

    ソフトバンクテレコムからWindows Mobile搭載スマートフォンと与信システムアクセスのためのネットワークサービスをあわせて導入。サポート窓口が一元化し、運用負荷の軽減、トラブル時の迅速な対応が実現すると同時に、通信コストは大幅に削減されました。

  1. 課題.2

    端末の操作性を重視する一方で、即時与信の仕組みはお客さまの情報を扱うためセキュリティも重要な要件でした。

  2. 効果

    「SoftBank X05HT」はQWERTYキーボードを搭載しており、現場の担当者も違和感なく操作できます。また、Windows Mobile搭載スマートフォン専用のASPサービスによって、端末機能の一括制御などを実現。セキュリティも確保しています。

  • ポケットカード株式会社情報システム部マネージャー 菅野潤氏
  • ポケットカード株式会社支店営業部主任 宮部幸成氏
  • ポケットカード株式会社横浜営業所長 宮崎由香氏
  • ポケットカード株式会社情報システム部 中田里美氏

背景

端末と通信のサポートが分散し、運用負荷とコストが増大

端末と通信のサポートが分散し、運用負荷とコストが増大

利用金額の1%が割引になるクレジットカード「P-oneカード」などを提供するポケットカード。同社では、お客さまの利便性を向上し、より多くのお客さまにサービスを利用してもらうため、契約申し込みの直後からカードの利用を開始できる受付の仕組みを整備しています。「受付窓口で申込書を記入いただくと同時にPDAからモバイル通信で与信システムにアクセス。その場で即時与信を行い、すぐに利用可能なカードを発行しているのです」と同社の菅野 潤氏は説明します。
PDAを利用しているのは、商業施設などの臨時受付スペースではPCの設置やネットワークの整備が困難であるという理由などから。しかし、このPDAによる仕組みは、サポートやコストの面で課題を抱えていました。「PDAと通信サービスのサポート窓口が別々だったため、トラブルの原因特定や対処に手間がかかるといった問題があったのです」と宮崎 由香氏は打ち明けます。また、宮部 幸成氏は「故障に備えPDAの予備機を多数用意していた上、複数キャリアの通信サービスを併用していたため、ムダなコストも負担となっていました」と続けます。

選択のポイント

端末からネットワークまでを一括でサポート

端末からネットワークまでを一括でサポート

このような課題を解決するため、同社は即時与信の仕組みの見直しに着手。見直しに当たっては、端末と通信サービスの一元的な提供・サポート体制に加え、端末の機能やセキュリティ面も重要なポイントとなりました。「当初は携帯電話やタッチパネル式のスマートフォンも検討しましたが、従来のPDAの操作感に近いことを考慮し、キーボードを備えたスマートフォンが最良だと判断しました。また、与信システムはInternet Explorer (IE)向けのWebシステムでしたから、端末変更後もシステムには変更を加えずに済むよう、IEが利用できる端末であることも条件でした」と中田 里美氏は説明します。
こうした要件のもと、同社が採用したのがソフトバンクテレコムの提案でした。「端末からネットワークまでをトータルにサポートしてもらえることはもちろん、提案されたWindows Mobile搭載スマートフォン『SoftBank X05HT』はQWERTYキーボードを搭載している上、IEを利用でき、またセキュリティ面でも当社の求める要件を満たしている点を評価しました」と菅野氏は選定の理由を語ります。

活用効果

即時与信のスピードが大幅に向上し、待ち時間が激減

即時与信のスピードが大幅に向上し、待ち時間が激減

現在、同社では全国で150台の「SoftBank X05HT」を利用しています。「従来は、290台のPDAを所有していましたが、今はトラブルがあればソフトバンクテレコムがすぐに代替機を手配してくれるため、予備端末を準備しておく必要がなく、所有台数を大きく削減できました」と宮部氏は説明します。 また、セキュリティ面においてはWindows Mobile端末専用のASPサービス「SPPM」(スマートフォン総合管理システム)を利用して集中制御を実現。「与信システムへのアクセス用途以外に端末を使えないよう、通話やメールなどの機能を完全に制限しています。このような制御を端末ごとに行うのは大変な手間ですが、『SPPM』を使えば一括で行うことが可能。また、リモートでの端末ロックもでき、盗難・紛失時も情報漏えいを確実に防止できます」と中田氏は話します。
一方、通信の面では、「ULTINA IP-VPN」と「モバイルゲートウェイ」を導入。従来のモバイル通信は128kbpsでしたが、現在は3Mbpsの帯域を確保しており、即時与信のスピードを飛躍的に向上しています。「以前は混雑時などにお客さまをお待たせしてしまうこともありましたが、今ではお客さまが書類への記入を終えると同時にカードを発行することも可能です」と宮崎氏。「ULTINA IP-VPN」は二重化されており、メイン回線に障害が発生した際には1Mbpsの予備回線に切り替わるなど、通信の信頼性も向上しています。
さらにコストの面でも大きな効果がありました。「端末台数が異なるため単純な比較はできませんが、従来の約3分の1まで通信コストが削減されています」と宮部氏は話します。

導入したサービス

Windows Mobile搭載スマートフォン「SoftBank X05HT」は、コンパクトながらQWERTYキーボードを搭載している点が特長。キーボードでの情報入力が必要な業務に有効です。一方、ネットワークサービスは3G網による「モバイルゲートウェイ」とセキュアな「ULTINA IP-VPN」を利用。「ULTINA IP-VPN」は二重化構成にすることで可用性を向上し、トラブルが発生した場合でも業務の継続性を確保できるようになっています。ソフトバンクテレコムは端末の提案・導入からネットワーク環境の整備・保守までワンストップでトータルサポートを提供します。

活用効果のイメージ

今後の展開

「ULTINA IP-VPN」の用途を拡大

「ULTINA IP-VPN」の用途を拡大

現在、「ULTINA IP-VPN」は即時与信の仕組みにのみ利用していますが、今後はモバイルPCなどへも用途を拡大する考えです。セキュアかつ快適なネットワークを活かせば、外出先からでも社内システムにアクセスすることができ、業務の効率化が見込めます。
また、カード申し込みの受付業務においては、「将来的にはカードの申し込み手続きの完全電子化を視野に入れて検討できればと考えています。現在、当社の基幹システムでお客さまの情報を管理していますが、窓口での申し込み受付では紙の契約書が発生します。それを完全に電子化することで、申し込み手続きはさらに省力化され、お客さまの利便性は一層高まるのではないかと考えます」と宮部氏は述べます。 このように同社では、お客さまの利便性を第一に考える姿勢で、より付加価値の高いサービスを実現し、さらなる飛躍を目指しています。

導入企業情報

ポケットカード株式会社

会社名:ポケットカード株式会社
本社:東京都港区芝1丁目5番9号住友不動産芝ビル2号館
設立:1982年5月25日
資本金:112億6,844万円
事業概要:国際カードブランド(MasterCard、VISA、JCB)と提携した「P-oneカード」などを発行。カードショッピング利用時の1%割引、様々な商品と交換できるポイントの付与など付加価値の高いサービスが特長。提携カードを含めたクレジットカードの有効会員数は約380万人。全国に約28万の加盟店を有する。
URL:http://www.pocketcard.co.jp/

  • 記載内容は2010年1月現在のものです。

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