CTI導入で架電状況を可視化 業務効率化と人材育成の向上を実現

2024.03
CTI導入で架電状況を可視化
業務効率化と人材育成の向上を実現

株式会社パシフィックネット

お客さま
株式会社パシフィックネット

従業員規模
101〜500人

業種
サービス

導入サービス
Dilapad

 


導入前の課題

受電の際、スタッフの対応状況や、対応が長引いている理由などが分からなかった。

導入後の効果

「Dialpad」のアナリティクス分析によって個人の活動状況を把握できるようになり、対応人員の適切配置による業務効率化につながった。

導入前の課題

テレワークが浸透したことで、オフィスの電話機での架電・受電対応が難しくなった。

導入後の効果

「Dialpad」の導入により、オフィス外でも、スマートフォンを使って会社の電話番号で受発信できるようになった。


目次

  1. 会社概要と抱えていた課題
  2. 「Dialpad」を選択した理由
  3. 「Dialpad」の導入で得ている効果
  4. 今後の展望

会社概要と抱えていた課題

「企業のIT支援を通し、『人々』『社会』を幸せにしたい。」という企業理念のもと、多岐にわたる事業を展開するパシフィックネット。同社には、クラウド環境の構築などITサービス全般を行っているサブスクリプション事業部と、不要になったIT機器の回収・データ適正処理・リユース等を行うITAD事業部の大きく2つの事業部門があります。後者に属するカスタマーサポート部門のコールセンターでは、主にPCに関するお問い合わせを受電。しかしお客さま対応に関して、受電件数以外のものを把握することができず、業務の効率化に苦慮していました。

「どのお客さまもシステム部門の人員が豊富ではないため、ヘルプデスクなどを外部に出し、システム部門のメンバーにはDXの推進などのインテリジェンスな業務に携わってもらいたい。当社はそのお手伝いをしたいと考えています。しかし、弊社自体も業務効率化を図ろうとした際に、人ごとの対応件数は分かりますが、今どのスタッフが対応可能であるか、どのような内容の話で対応が長引いているのか、などが分からないのが悩みの種となっていました。 まずは対応マニュアルやトークスクリプトを用意し、各スタッフの対応時間の短縮を図りましたが、期待していた効果は出ず、個人の活動状況の把握が肝要であると再認識しました」(馬場氏)

「Dialpad」を選択した理由

「Dialpad」の導入に至った背景やプロセスを詳しくお聞きしました。

「システム部門にはサポート部門とは別の課題がありました。コロナ禍を経てテレワーカーが大きく増えたため、インサイドセールスが架電または受電をした際に、状況によって通話ができないという問題があり、全員にスマートフォンを貸与することを検討していました。加えて、システム部門としてもオンプレのPBXや机の上のビジネスフォンをなくしていこうという思いもあったので、CTIの導入にあたって、まずはWebサイトで情報収集を始めました。その候補の中に『Dialpad』がありました」(淺野氏)

「検討にあたり、使いやすいことを重視しました。数社のCTIシステムをテスト環境として使用しましたが、インターフェースが複雑だと、あまり詳しくない人が利用したときに業務効率が悪くなるので、まずは簡単に使えることが最優先でした。音声品質については会社ごとに差が大きく出るものではなかったので重視していません。一方で、サポート部門の課題としては各スタッフの業務状況の可視化が肝要であると考えていました。上記を踏まえた上で、ヘルプデスクの集計ができること、費用、使用感の確認等、POC期間の中でじっくり時間を使って吟味しました」(大澤氏)

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本事例での導入サービス

Dialpad

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