株式会社Mizkan(以下、Mizkan)は、新商品開発におけるコンセプト開発において従来の課題を解決するため、ソフトバンクのデータソリューションの活用を決定しました。数年分の検索キーワードデータを多角的に分析し、生活者の潜在的なニーズを定量的に可視化。データという客観的な羅針盤を得たことで、Mizkanは新しい視点からの商品開発アプローチを実現しました。
「データに基づいた議論は、感覚論に陥りがちな商品開発に客観性をもたらし、より確かな仮説を導き出す上で非常に有効でした。膨大なデータも効率的に分析でき、新しい切り口での開発に取り組むことができました」
株式会社Mizkan 津野 氏
食酢をはじめとする調味料や加工食品で日本の食文化を支えるMizkanは、常に市場の変化に対応し、生活者のニーズを捉える新商品開発を重要な経営戦略と位置付けています。マーケティング部門を中心に新商品開発を行う同社では、これまで新商品開発のコンセプト策定を長年の経験や定型的な調査結果に基づいて行ってきました。
しかしこの方法では、既存の枠組みにとらわれやすく、類似したテーマの商品が生まれやすいというジレンマを抱えていました。市場の多様化と生活者の嗜好の細分化が進む現代において、より深く潜在的なニーズを捉え、新たな価値を創出するためには、従来の知見に加え、客観的で効率的なデータに基づいた商品開発アプローチの強化が求められるようになりました。
この状況を打破する鍵として、Mizkanがソフトバンクから提案を受けたのが「データソリューション」でした。決め手となったのは、検索エンジンが持つ膨大な検索キーワードデータという、生活者のリアルな興味・関心が凝縮された"情報の宝庫"を分析できる点です。従来の経験や定型的な調査といった要素に加えて、客観的なデータに基づいた市場の動向や生活者の潜在ニーズを把握できる点が魅力でした。また、ソフトバンクのデータ分析技術と、それを価値ある商品開発へと昇華させるソリューション提供能力が、Mizkanの新しい商品開発への挑戦を強力に後押しすると判断し、活用を決定しました。
Mizkanは数年分にわたる膨大な検索キーワードデータを利用し、それらから得られた仮説を商品開発のプロセスに組み込みました。
「仮説を導きだすところで定量化されたデータをもとに、感覚論ではない議論ができた」と津野氏は語ります。
また、膨大なデータ分析にかかる時間も大幅に短縮できていると言います。以前は限られた期間や内容のデータしか分析できなかったのに対し、今では相当量のデータを効率的に分析し、検索ボリュームや性別、年代、時系列などさまざまな視点から生活者のインサイトを推測することが可能になりました。
今回は検索エンジンデータの活用を試みたMizkan。今後はコミュニケーション戦略にも応用していきたいと語ります。
「検索エンジンには、生活者の悩みや知りたいことが蓄積されていますが、例えばSNSなどにはポジティブな内容の発信という特徴も見られるので、ロングセラー商品に関するコミュニケーションにSNSのデータをつなげるということも可能なのではと考えています」(津野氏)
より多様なデータソースを活用することで、消費者の行動や感情を深く推察し、マーケティング戦略に生かしていくMizkan。データに基づいた意思決定は、Mizkanの事業成長を加速させる重要な要素となるでしょう。
「DX&Fun! Presented by SoftBank」
東海地域で放映されている、DXを進めたいと考えている企業の皆さんの背中を押すミニ番組です。その中で放映されたMizkan様の取り組みについてはこちらからご覧いただけます。
検索データや位置情報データなどのビッグデータを用い、消費者のリアルな「今」が分かるデスクリサーチツールです。施策立案や新規出店計画、自治体での観光・防災計画などに役立てられています。
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