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こんにちは、吉村です。
Alibaba Cloudは中国国内パブリッククラウドのマーケットシェア No.1であり、中国国内のWebサイトのおよそ40%がAlibaba Cloud上で稼働していると言われています。
今回は、中国向けWebサイトでもICP登録が不要となる香港リージョンで、シンプルなクラウド構成を構築する手順をご紹介します。
本記事では香港リージョンでの構築となります。
以下の手順で進めていきます。
香港リージョンにVPCを作成します。
VPCの設定
VSwitchの設定
香港リージョンにECSを作成します。
ECS 基本構成の設定
ECS ネットワークの設定
ECS システム構成の設定
別タブにてキーペア作成画面に遷移。
キーペアの作成
再度ECSのタブに戻ってECSの作成
ECS プレビューと利用規約
香港リージョンにSLBを作成します。
続いて、SLBのコンフィグ設定です。
SLB プロトコルとリスナー設定
SLB SSL証明書設定
SLB バックエンドサーバ設定
SLB ヘルスチェック設定
香港リージョンでEIP作成を行います。
https:// Elastic IPアドレス にアクセスして確認
*以下の画像例はECSのヘルスチェックエラーでSLBの502が出ています。これはAlibaba Cloud SLBがNginxをフォークしたオープンソースTengineを利用しているためです。
おまけでAlibaba Cloud DNSの設定を行います。
Alibaba Cloud DNS は無料プランもあるので、お得に利用できます。
ご自身のドメインのゾーン管理をすべてAlibaba Cloud DNSで管理してもよいですし、一部のレコードのみをAlibaba Cloud DNSに委任してもよいです。
Alibaba Cloud DNSのネームサーバを設定して、権威委任を行います。
DNSレコードを設定
https:// サブドメイン にアクセスして確認
以上で、こちらの構成が構築完了です。
お疲れさまでした!
本記事ではシンプルな構成のご紹介でしたが、本格的なWebサイトの場合にはよりお勧めの構成があります。
このような構成をとることで、配信だけでなく、運用面やセキュリティ面でもインフラ管理を最適化することができます。
中国向けWebサイトの構築については是非こちらまでお問い合わせください。
中国向けWebサイト開設 | Alibaba Cloud | 法人向け | ソフトバンク
中国から快適にアクセスできる、Webサイト構築ソリューション。 インフラ基盤構築から運用管理までワンストップでサポートします。
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