データ活用による売上予測や立地評価を行う出店戦略ソリューションの販売を開始
〜ソフトバンク、Agoop、ディー・アイ・コンサルタンツおよびゴーガが連携し、各種データを統合したダッシュボードとコンサルティングをワンストップで販売〜
2025年2月27日
ソフトバンク株式会社
株式会社Agoop
株式会社ディー・アイ・コンサルタンツ
株式会社ゴーガ
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)、株式会社Agoop(アグープ、以下「Agoop」)、株式会社ディー・アイ・コンサルタンツ(以下「DIC」)および株式会社ゴーガ(以下「ゴーガ」)(以下「4社」)は、小売・飲食・サービス業をはじめとした企業の出店戦略の支援において協業することに合意しました。ソフトバンクは、ゴーガが構築した、Agoopの人流データやDICによる売上予測モデルを利用可能なダッシュボード(「出店ポテンシャルマップ(仮称)」)およびDICのコンサルティングを、ワンストップで2025年2月27日から販売開始します。
ダッシュボードは、2025年3月4~7日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテック JAPAN 2025」のソフトバンクのブースにおいて展示し、デモンストレーションを実施します。
- ※
ソフトバンクの「リテールテック JAPAN 2025」出展に関する詳細は、こちらをご覧ください。
背景
近年、消費者の購買行動の変化やニーズの多様化に伴い、小売・飲食・サービス業などの店舗を持つ業態において、売上の低下や不採算店舗を抱えるケースが増えています。建築資材の高騰などによる出店コストの上昇が採算性を悪化させ、出店計画の見直しや出店スピードの低下などの課題も顕在化しています。このような状況下では、出店戦略において、データに基づいた戦略的な意思決定がこれまで以上に重要です。
こうした中、データを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を通して、店舗を持つ企業の課題解決を図るため、4社は企業の出店戦略の支援において協業することに合意しました。これにより、4社は連携し、ソフトバンクがワンストップで販売する出店戦略ソリューションを通して、データ活用による企業の課題解決を支援していきます。
各社の役割
ソフトバンク:ソリューションの提案および販売
企業のDX支援の実績と強固な法人顧客基盤を生かして、店舗を持つ企業への提案活動を行い、ソリューションをワンストップで販売します。
Agoop:人流データの提供
GPSを活用した高精細な人流データを保有し、商圏内の来訪者人口や道路通行量などのデータを、ダッシュボードを通して提供します。
DIC:コンサルティング、オーダーメイドの売上予測モデルの構築
独自のノウハウを基に、企業の出店戦略に関するコンサルティングを実施します。また、企業ごとにカスタマイズしたオーダーメイドの売上予測モデルを構築し、ダッシュボードを通して提供します。
ゴーガ:Google Maps Platform を活用したダッシュボードの構築
Google Maps Platform を活用して、競合店舗の場所や出店候補地の道路通行量など、企業のニーズに合わせて多種多様なデータを可視化するダッシュボードを構築します。ダッシュボードは、直感的でマニュアルレスな操作感を実現します。
- ※
Google Maps Platform および Google Cloud は、Google LLC の商標です。
【ダッシュボードの画面イメージ】
出店候補物件の売上予測結果のイメージ
マップ情報や人流データ、売上予測結果を一覧で表示可能
「リテールテック JAPAN 2025」への出展について
ソフトバンクは、2025年3月4~7日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテック JAPAN 2025」に出展します。今年は「データ利活用の総合支援」をテーマに、出店戦略ソリューションのダッシュボードの展示・デモンストレーションを行う他、ソフトバンクが取り扱うさまざまな生成AIサービスや、データに基づく経営や店舗運営を支援するソリューションの展示・デモンストレーションを行います。
展示テーマ
「データ利活用の総合支援」
小売データ(店舗・バックオフィス)と外部データ(人流・気象・検索・顧客属性・統計調査)を活用し、データに基づく経営や顧客価値の創出を実現します。
【主な展示内容】
出店戦略の高度化
└上述の売上予測サービスやエリアマーケティングツールなど
需要予測に基づくシフト作成
└来店客数予測サービスやシフト管理サービス
デジタルマーケティングの総合支援
└オンライン広告媒体や効果分析サービスなど
顧客の声の統合的な分析
└CRMサービスやテキストマイニングツールなど
従業員の生産性向上
└用途別の生成AIサービス群など
他、小売業向けサービスを中心に合計34サービスを展示
【本件に関する法人のお客さまからのお問い合わせ先】
https://www.softbank.jp/biz/contact-us/demand/solutions/people-flow-analysis-inquiry/
「詳しく知りたいサービス」で「出店ポテンシャルマップ(仮称)」を選択してください。
ソフトバンク株式会社
「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクグループの経営理念の下、さまざまな通信サービスやソリューションを提供しています。その強固な事業基盤を基に、ソフトバンクが掲げる成長戦略「Beyond Carrier」に沿って非通信分野の事業を拡大している他、5G/6G、IoT、デジタルツイン、HAPSを含む非地上系ネットワーク(NTN)を活用することで通信事業のさらなる成長を目指しています。また、AIデータセンターの建設や、日本語に特化した1兆パラメーターの国産LLMの開発、AIと無線アクセスネットワークを統合する「AI-RAN」など、デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する企業を目指しています。詳細は、ウェブサイト(https://www.softbank.jp/corp/)をご覧ください。
株式会社Agoop
Agoopはソフトバンクの子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を手掛ける先進的企業です。
Agoopの人流データは、同意を得たユーザーのスマートフォンアプリから収集される位置情報データなどを秘匿加工を行った上で提供しているもので、これまでに商圏分析や競合分析、街づくりや観光振興、災害対策など、幅広い分野での導入実績があります。
株式会社ディー・アイ・コンサルタンツ
商圏分析や出店戦略の領域で30年以上の実績をもつコンサルティングファームです。
「立地・商圏」と「人々の購買行動の理解」に立脚した高度な出店コンサルティングには定評があり、小売・飲食からサービス業全般まで、幅広い業界での導入実績があります。
株式会社ゴーガ
ゴーガは、地図・位置情報ソリューションに特化したテックカンパニーであり、Google Cloud Partner Advantage プログラムの「Google Cloud プレミアパートナー Sell エンゲージメントモデル」の認定を取得しています。地図システムによるデータの民主化を推進する業界のキープレイヤーとして、大企業からベンチャー企業まで、多くの企業に導入実績があります。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このお知らせに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。