リアルタイムに内部不正のリスクを可視化する「Proofpoint ITM」を販売開始

2021年10月28日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、米国Proofpoint社の内部不正対策ソリューション「Proofpoint ITM(Insider Threat Management)」の販売を2021年10月28日から開始しました。

ソフトバンクは「Proofpoint ITM」の利用に必要なサーバー環境の構築から運用、サポート窓口の提供に加え、マネージドセキュリティサービス※によるセキュリティ運用までをワンストップで提供します。従来提供しているゼロトラストモデルをベースとしたサイバー攻撃対策ソリューションに加え、内部不正対策ソリューションを提供することで、企業が直面する外部と内部双方の脅威に対応したセキュリティ対策の実現を支援します。

背景

改正個人情報保護法の全面施行を2022年4月に控え、より強固なセキュリティ対策が求められる中、企業における情報漏えいの原因の一つである内部不正への対策の重要性が高まっています。あらゆる情報のデジタル化が進む一方で、個人情報や企業情報、そして技術情報をはじめとした営業秘密の保護は、企業競争力を維持・強化する上でも必要不可欠です。また、テレワークの普及や雇用形態の多様化、ビジネスの国際化などの環境の変化も、内部不正のリスクを高める要因になっています。内部不正による情報漏えいが発生すると、企業の社会的信用の失墜や、損害賠償による経済的損失などの多大な損害をもたらすため、内部不正の抑止につながる環境整備が求められています。

ソフトバンクでも、内部不正対策の強化を継続して行っており、その一環として「Proofpoint ITM」を導入しています。このたび、自社で利用してきたノウハウを活かしながら、新たに法人向けセキュリティソリューションとして「Proofpoint ITM」を販売することで、企業の内部不正対策を支援します。

本サービスの概要

「Proofpoint ITM」は、従業員のPCやサーバー上での行動(操作)を監視・記録し、独自のアルゴリズムで分析・スコアリングを行うことで、内部不正のリスクを可視化するソリューションです。
内部不正の事後調査や証拠保全に活用できるだけでなく、リアルタイムにユーザーの操作を分析することで、従業員による悪意のある不正行為や不注意、無意識から生じる情報漏えいリスクのあるアクティビティに対して警告を行い、被害の発生を抑制することが可能となります。

詳しくはサービスサイトをご確認ください。 
 [URL] https://www.softbank.jp/biz/services/security/proofpoint-itm/ 
 
※マネージドセキュリティサービスは、2022年の販売開始を予定しています。