海外旅行は楽しい半面、不安がつきもの。言葉が通じない国や初めて訪れる場所なら、なおさらですよね。今回は、よくある海外旅行トラブル対策やモバイルWi-Fiルーターとデータローミングの仕組み・違いなど、海外旅行をより快適で楽しい旅にするためのアレコレをご紹介します。
目次
海外旅行で起こりやすいトラブル、どんなものがあると思いますか?
大和ネクスト銀行「スマデポ」の調査結果によると、移動や金銭面のトラブル、盗難などが上位に。旅先で出会うさまざまなトラブルも旅の醍醐味という強者もいますが、いざ遭遇したときでも慌てないように、旅先では常に事前の情報収集と備えを万全にしておくことが大切です。
海外で経験したトラブル
両替のための手数料がかさんだ | 23.9% |
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為替変動(円安)で、考えていたより費用がかさんだ | 20.3% |
タクシーがわざと遠回りをした・しようとした | 15.6% |
交通機関が定刻より早く出発した・大幅に遅延した | 13.9% |
押し売りに遭った・遭いかけた | 12.1% |
おつりや両替の際に金額をごまかされた・ごまかされかけた | 9.8% |
食事や飲み物にあたった | 9.0% |
置き引き・スリに遭った・遭いかけた | 8.1% |
相場に見合わない高額の請求を受けた | 6.5% |
空港などでロストバゲッジ(預けた荷物が見つからないこと)に遭った | 6.2% |
大和ネクスト銀行「スマデポ」調べ(2017年6月14日)
旅好きさんに聞く、よくある海外旅行トラブルの準備や対策
でも、具体的にどんな準備や対策をすればよいのか、分かりませんよね。そこで、長期休暇は必ず海外旅行、一人旅などお手のもの。既に30カ国以上を制覇している海外旅行好きさんに聞いてみました♪ 誰でも簡単に実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてください。
ポイント① 盗難・体調不良:出発前の準備が大事!
旅好きさんいわく、事前準備のおすすめはスマホを活用すること。
冒頭に紹介した調査でも、ランクインしていた盗難や体調不良。そんな事態に備えて、パスポートやクレジットカードの両面、緊急連絡先や保険情報などを、あらかじめ写真に撮ってアルバムのフォルダに分類しているそう。
さらに、現地の地図やガイドブック情報も保存しておけば、万が一の時に探す手間も省けるし、緊急時に必要なものが全てスマホに入っていると安心ですよね。ただし、スマホの充電が切れてしまっては元も子もありません。旅好きさんは常にモバイルバッテリーを携帯しているそうですよ。
ポイント② タクシー:遠回りされないように
旅好きさんは、タクシーの遠回り被害を避けるために、事前にどのタクシー会社が良いかなど、現地のタクシー事情を調べたり、地図である程度の距離感を確認しておくそう。もちろん夜間や女性1人での利用は避けたいところ。旅好きさんは、スマホで現地の友達に電話して、待ち合わせしている風を装うのだとか。しかも、ドライバーさんにも分かるようにカタコトでも英語で話しかけているようです。
ポイント③ 買い物・両替:ぼったくりされないように
悲しいことに海外ではぼったくりも多発しているようですが、スマホであらかじめ物価を調べ、現地の金銭感覚を身に付けておくことで回避できるとのこと。また、通貨換算アプリを使用すれば、その場で日本円換算することも可能。換算したい通貨の種類をダウンロードしておくと、オフラインでも最終接続時の為替レートで計算してくれるアプリもあるようです。
備えあれば憂いなし。海外旅行トラブルのための保険
十分準備・注意していても、急病や盗難など思わぬトラブルが発生することがあります。そんな不測の事態に備え、加入しておきたいのが旅行保険。「ソフトバンクかんたん保険」なら、出発直前の空港でも「My SoftBank」からサクッと加入OK! ソフトバンクの携帯電話利用料金とまとめて支払えるので楽チンですよ。
モバイルWi-Fiルーターとデータローミングのメリット・デメリット。帰国して通信料にビックリしないために
他にも気になるのは、ネット環境。旅好きさんは、日本で飛行機に乗った時点で、データ通信がかからないようにデータローミング機能をオフにしておくのだとか。もっぱら利用するのは、ホテルや街中のネット(Wi-Fi)※。調べた情報は、画面キャプチャをとってアルバムに保存。これだと、安心ですよね!
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- ※無料のフリーWi-Fiは、不正アクセスによりデータ傍受のリスクがあるため注意が必要です。
知っておきたい! 海外でネットをよく使うシーン
道に迷ったときや交通・観光情報など、その場で調べたいこともあると思います。撮った写真をすぐに友達にSNSで共有したい! という方もいるのでは? どんなシーンでネットを使うのか、旅好きさんに聞いてみました♪
- 地図をみる:目的地までのルート確認だけではなく、「この建物なんだろう?」というときもすぐに確認できる
- SNSで写真や動画を投稿する:非日常体験をすぐにみんなにシェアできる
- アプリを使う:英語圏で役立つ翻訳アプリや、移動に便利なタクシーアプリなどがストレスフリーで使える
- 観光スポットの検索をする:事前準備なしでも飲食店などを現地で検索し、行き当たりばったりを楽しめる
モバイルWi-Fiルーターとデータローミングの仕組みやメリット・デメリットを比較
最近では、モバイルWi-Fiルーターをわざわざ持ち歩かず、データローミングという仕組みを使った、海外パケット定額サービスを活用している人が増えてきています。一見便利なモバイルWi-Fiルーターでも、「申し込み・返却手続きの面倒さ」「紛失や置き忘れ」「手荷物が増える」「充電の手間やバッテリー切れのリスク」などのデメリットもあるんです。
モバイルWi-Fiルーターの仕組み
現地の通信事業者のSIMカードなどが挿入された持ち運び可能なモバイルWi-Fiルーター機器を経由して、持参したスマホからインターネット利用が可能。
データローミングの仕組み
母国の通信事業者とローミング提携している通信事業者の電波を直接利用して、持参したスマホのインターネット利用が可能。
モバイルWi-Fiルーターとデータローミングの比較
モバイルWi-Fiルーター | データローミング | |
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準備 | △ 受取と手続きが必要 |
◎ 不要 |
返却 | × | ◎ 不要 |
荷物 | △ 持ち運びが必要 |
◎ スマホ本体のみ |
充電 | × スマホとルーターの充電器両方 |
◎ スマホの充電器だけ |
利用人数 | ◎ 複数人シェアできる |
○ テザリングで複数人シェアできる |
利用期間 | ○ 出発日から帰国日までの日数 |
◎ 現地で利用した日数 |
アメリカ・ハワイに行くなら「アメリカ放題」
いつも使っているスマホをそのまま使えて、アメリカ国内と日本への通話やデータ通信も無料。現地に到着した瞬間からすぐに使えるので、スムーズで楽しい旅をサポートします。
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(掲載日:2016年12月5日、最終更新日:2022年11月24日)
文:ソフトバンクニュース 編集部