一人一人に寄り添いながら全面的なサポートを！寄付先活動レポート

今月も皆さまからの寄付金で社会貢献活動を行っている非営利団体から、活動レポートが届きました♪ ソフトバンクが提供するサービスを通じて皆さまからいただいた寄付金は、さまざまな場所で役立てられているんです！

今月の活動レポート

被災地の子ども支援	子どもの自立支援

子どもたちの心の傷を癒す「キッズ・ハート・ファン」	一人一人に合った就職支援を実現！

被災地の子ども支援

子どもたちの心の傷を癒す「キッズ・ハート・ファン」

子どもの自立支援

一人一人に合った就職支援を実現！

チャリティホワイト：被災地の子どもたちを支援！

子どもたちの心の傷を癒す「キッズ・ハート・ファン」
一般社団法人こころスマイルプロジェクト（宮城県）

宮城県石巻市で活動する一般社団法人こころスマイルプロジェクトは、震災で家族を亡くした子どもたちや、PTSD（心的外傷後ストレス障害）など震災で心に深く傷を負った不登校児童の心のケアを行っています。
この度、赤い羽根チャリティホワイトの支援を受け、家族を亡くした子どものグリーフケアプログラム「キッズ・ハート・ファン」を実施できることになりました。

グリーフケアとは、身近な人と死別して心に深い傷を負った人が、その悲しみから立ち直れるようそばにいて寄り添いながら支援をすることをいいます。
突然の家族との別れや、津波や地震で心に強い衝撃を受けた子どもは、本人の自覚がないまま、悲しみ・不安・怒りを抱え込んでしまったり、家族に心配をかけまいと我慢していることが少なくありません。子どもたちが成長する過程で、不安や生きづらさに直面したとき、誰にどのように話せばよいのか分からないことがあります。同じ気持ちを抱える子どもたちが、安全で安心できる空間で一緒に遊んだり、話したりすることで、ゆっくりと自分の気持ちを解きほぐしていくことが必要です。

4月にプログラムを実施するための施設が完成し、週末になると子どもたちが集まり、公園や施設内で自由にのびのびと遊んでいます。定期的に集うことで「安心できる居場所」となり、亡くした家族のことを話したり、遊びやアートを通じて家族への思いを表現する場面が増えています。
月に一度の「子ども食堂」では、「皆で食べるとおいしいね」と普段は小食でも競っておかわりをする子や、「これは僕が作ったんだよ」と得意げに自慢する子など、微笑ましい光景が広がっています。

今後も地域住民と共に、子どもたちを支える活動を継続してまいります。

一般社団法人こころスマイルプロジェクト

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文・撮影：一般社団法人こころスマイルプロジェクト

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チャリティスマイル：
頼れる家族がいない子どもたちの自立を支援！

一人一人に合った就職支援を実現！
特定非営利活動法人フェアスタートサポート（神奈川県）

「フェアスタートサポート」では、児童養護施設やシェルターで生活する子どもや里親家庭の子どもなどを対象に、就職を目指す子どもたちへの就労支援を行っています。就労支援の内容は、就職に向けた相談をはじめ、会社見学や就労体験、インターンシップ、合同企業交流会などを通じて、さまざまな業種の仕事を体験し、企業と交流を重ねることで、個別の状況に応じた就職を実現できるようオーダーメイドで支援を組み立てています。また、支援した子どもたちとの交流として、食事会やスポーツイベントを開催し、仕事の悩みや生活の状況を気軽に話せるコミュニティーを提供することで、アフターフォローに取り組んでいます。

今年度はチャリティスマイルの助成を受けて、オーダーメイド型の個別支援を東京都と神奈川県で行う事業に加え、静岡県において地元企業と県内の2カ所の児童養護施設を対象に就労支援のコーディネートに取り組んでいます。

オーダーメイド型の個別支援により、春に入社した7名が現在も継続して働いていますが、施設を退所後一人暮らしを始めるなど、生活環境の変化によって不安を抱える場面もあります。本人はもちろん就労先の企業や入所していた施設とも日々連携を取りながら、定期的に面談するなどフォローを行っています。

また、8月には静岡県内の児童養護施設にて、施設で生活する高校生と地元企業が交流する合同交流会を開催し、2つの施設から参加した高校生30名と12社の企業が交流を深めました。交流会では、各企業がブースを出し、高校生が興味のある企業のブースを回って仕事の内容を聞いたり、就職に対するアドバイスを企業の方に求めたりするコミュニケーションが多く、参加企業の方からは、「児童養護施設の取り組みが具体的にイメージできて良かった」「積極的な子どもたちがたくさんいるね」という感想が聞かれました。そこでの出会いをきっかけに後日インターンシップに進んだ高校生もおり、今後はその施設と企業が直接のやり取りをすることが可能になりました。

こうした就労先の企業や児童養護施設との顔の見える関係づくりや実績作りが信頼関係の構築につながり、橋渡しとして大きな役割を果たすことから、今後も継続的に取り組んでいきます。