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【調査】端末に関係なく本格的なゲームが楽しめる「クラウドゲーミング」事情

【調査】端末に関係なく本格的なゲームが楽しめる「クラウドゲーミング」事情

皆さんはスマホでゲームをしていますか? 調査によると、最近はスマホを持っている人の半数以上がゲームアプリをインストールしているそうです。確かに電車や街中で、スマホのゲームをしている人をよく見かけますよね。

そんなゲーム業界でいま熱い注目を集めているのが「クラウドゲーミング」。スマホなどインターネット通信ができる端末さえあれば、いちいちゲームやアプリをダウンロードしなくても本格的なゲームが楽しめるんです。ゲーム業界の未来を担うと言われている、クラウドゲーミングについて調査してみました。

クラウドゲーミングの仕組みと特長

クラウドゲーミングの特長は、ゲームの処理がすべてクラウド上の高性能なサーバーで行われること。これはインターネットでつながったクラウドに高性能のゲーム機が用意されているようなもので、ゲームの高度なデータ処理をすべて行ってくれます。

そのため従来であれば高性能パソコンでしか動作しなかったようなゲームが、一般的なPC、スマホ、タブレットなどで、ストリーミング映像を受信し、コントローラーの信号を送信できる端末があれば簡単にプレイすることができるわけです。

その他にも、新しいゲームやアプリをいちいち端末にインストールする必要がないため、面白そうなゲームを見つけたらすぐにプレイできる(インスタントプレイ)といった特長があります。さらに、ゲームのデータ処理をクラウドに集約させることでチート行為(不正行為)などのセキュリティー対策が容易になるため、ゲーム開発がしやすくなるというメリットもあるんです。

主なクラウドゲーミングサービスは?

グローバルで事業を展開している大手IT企業が続々とクラウドゲーミングに参入し、すでにサービスを提供中、または近々のサービス提供を発表しています。

サービス

提供事業者

提供状況

GeForce NOW

NVIDIA

北米欧州で無料ベータサービス提供中

Stadia

Google

プレサービス開始予定(2019年11月〜)

Arcade

Apple

サービス提供中

Project xCloud

Microsoft

プレサービス開始予定(2019年10月〜)

PlayStation Now

Sony Interactive Entertainment

サービス提供中

※ 2019年10月18日時点

クラウドゲーミングで「5G」が注目される理由は?

前述したように、クラウドゲーミングはデータを処理するクラウドとユーザーの端末がリアルタイムで通信をしている状態です。

スマホでよく動画を見る方はご存じかもしれませんが、高精細なゲームの映像を受信するには大容量のデータ通信が必要となります。そしてゲーム操作の信号も遅延なく送受信できなければ、ゲームとして成立しません。

そこで鍵を握るのが「5G(第5世代移動通信システム)」です。5Gでは「高速大容量」「低遅延」の通信が可能になるため、クラウドゲーミングとの相性が抜群。5Gが本格普及することで、ゲームのプレイ方法を大きく変える可能性を秘めています。

現在のクラウドゲーミングのコアユーザーは?

現在、本格的なクラウドゲーミングを楽しんでいるのはゲーム用PC・ハイスペックPCを持っているコアなユーザーが中心。ユーザー数は300万人程度で、まだまだメジャーな存在ではありません。

しかし、5Gの本格的な普及に伴い、一般的なPCや家庭用ゲーム機、スマホ・タブレットでゲームをしているユーザーにとってもクラウドゲーミングは身近な存在になっていきます。「ゲームといえばスマホとクラウド」なんていう日もそう遠くはないかもしれません。

「GeForce NOW Powered by SoftBank」提供へ

ソフトバンクは9月19日、5G時代の新たなゲーム体験の実現に向けて、NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の日本版サービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」を提供することを発表しました。正式サービスに向けて、現在は無料のテストサービス「クローズドベータテスト」の参加者を募集中。ソフトバンクのサービスを利用していない方でも応募できるので、クラウドゲーミングに興味がある人は参加してみてくださいね。

クローズドベータテストに
参加してみる

クローズドベータテスト募集開始を記念してTwitterでキャンペーンが実施されています!
応募は簡単!

  1. GeForce NOW powered by SoftBank公式アカウント「@softbank_gfn」をフォロー
  2. 下記のツイートをキャンペーン期間内にリツイート

(掲載日:2019年10月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部