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ついRUN AWAYしたくなった瞬間は“新曲のラップを書いていたとき”m-floインタビュー - Artist Push! Push! #31

ソフトバンクニュースのアーティスト紹介企画「Artist Push! Push!」。今回は、先日新曲「RUN AWAYS」をリリースし、「5G LAB」の「VR SQUARE」でも昨年のライブ映像を配信している「m-flo(エムフロウ)」です。

メジャーデビューから20周年を迎え、あの名曲への熱い想いや、ついRUN AWAYしたくなった(逃げ出したくなった)瞬間、今後のテクノロジーの進化と共に変わる音楽の楽しみ方などについて熱く語っていただきました。

m-flo

m-flo

インターナショナルスクールの同級生だったVERBALと☆Taku Takahashiの2人で活動をスタート。後にボーカルとしてLISAを迎え入れ、昨年でメジャーデビュー20周年を迎えた。2004年から2008年にかけて、さまざまなアーティストとコラボレーションする“loves”プロジェクトを始動し、プロジェクト第2弾として2020年6月12日に女性ラップユニット chelmicoとコラボした「RUN AWAYS」をリリース。

公式ウェブサイト

次世代アーティストとのコラボで生まれる新しい音楽。つい、RUN AWAYしたくなった瞬間も

今回の新曲「RUN AWAYS」はどんな曲ですか? どのように作られたかも教えてください。

VERBAL:楽しい曲だよね。いつも通り☆Taku (Takahashi)のトラックがあって、「緊急事態だ!」みたいなテーマを投げてくれたのを覚えています。テンポに疾走感があるから、Emergency的なテーマがすごく合うんじゃないかっていう話をchelmicoのRachelさんとMamikoさんと話していて、そこからどんどんアイディアをみんなでノートで書き出しながら、詰めていったような感じですね。

☆Taku Takahashi(以下 ☆Taku):内容というよりかは、フローだったり、早口だったり、言葉遊びがすごく入っているイメージですね。

特に注目してほしいフレーズやポイントはありますか?

VERBAL:サビの「bail! bail!」(逃げろ逃げろ)ってところが大きなテーマ。chelmicoの2人はやっぱりNext Generationで話をすると楽しくて刺激的だったんですけど、日本でいう、所謂「こうじゃなきゃいけない」「ド根性」「気合で頑張ろうぜ」みたいなの嫌だよねっていう話をして。あ、やっぱそうなんだ、俺は完全にそういう世代だけど……と思いながら(笑)。ただ空元気な内容になるよりもリアルな感じで作っていきたかったので、社交辞令とかそういうの打破しようって意味で、「逃げようぜ」「bail! bail!」みたいなところを僕たちなりに肉付けしていった感じですかね。

☆Taku:僕は、Rachel、LISA、Mamiko、VERBALの順で出てくるんですけど、それぞれのフレーズに必ず面白い言葉が入っているところが、この曲の注目してほしいポイントです。

(RUN AWAYSにちなんで)皆さんがつい「逃げ出したい!」と思う瞬間はどんなときですか?

☆Taku:この曲をどうやって聞いて欲しかっていう話にも繋がるんですけど、こういう状況の中でみんな笑って楽しめないじゃないですか。ライブをやりたいけどなかなかできないし。そういうストレスを発散できるような曲になって欲しいし、聞いてほしいなって思ってます。僕もやっぱりストレス溜まるなって思うところがあって、逃げられないけど、気持ちだけでも音楽とかそういったところで発散したいなって思いました。

VERBAL:自分は今回、ラップ書いてるときにRUN AWAYしたかったです(笑)。

(VERBALさんがなぜRUN AWAYしたかったのか、気になる方は是非動画でご覧ください!)

アートワークのグラフィックが特徴的ですが、どのような世界観・テーマで作ったのでしょうか?

アートワークのグラフィック

☆Taku:m-floの「mortal portal radio」というプロジェクトで、m-floメンバーのトーク配信番組と、そこから派生したアニメ作品がありまして、その僕たちのアニメキャラと、作者は違うんですけどchelmicoもイラストがあったので、それをがっちゃんこしましょうっていう感じでしたね。

VERBAL:同じ違う作者の人たちのアニメーションを混在させるってどう思われるのかなって思ったら、全然そこは違和感無く。全然違うタッチだから合うのかな? と思っていたのですが、逆にちょっといい違和感があってよくまとまってるなと思います。

テクノロジーの進化と共に歩んだ20年「昔は音楽がインターネット聞けるだけでもびっくりだった」

20th ANNIVERSARY LIVE“KYO”が開催され、20周年を迎えられたとのことですが、20年の間には音楽のトレンド以外にも配信方法なども変わってきましたよね。これまでを振り返っていかがでしょうか。

VERBAL:スティーブ・ジョブズが新しい商品のプレゼンで、「この中に曲が何万曲も入ったら」みたいな話をしたとき、「いやいやいや…」って思ったのは覚えています。それからすごい早さで、クラウド上に曲があるっていう世界になったじゃないですか。僕たちがデビューしたときはまだカセットを聞いていた時代で、冗談で「音楽ってもうフィジカルじゃなくなるんだよ」みたいなこと言ってたら本当にもうそういう時代になったので…。そんな風に当たり前になっている今の現状が不思議なぐらい色んなフェーズが出くる過程をm-floとしても体験してこれたのは、すごく貴重だなって思いますね。

☆Taku:昔は音楽がインターネットで聞けるだけでもびっくりだったからね。

VERBAL:そう。☆Takuから曲送ってもらって「インターネットで曲送れんの? 」みたいな時代だったよね。で、3メガの曲送るのに一晩かかるみたいな感じで、途中で切れてもう1回最初からみたいな(笑)。そんな時代だったなんて、今だと考えられないよね。

☆Taku:それがもう音だけじゃなくて映像とか送るのも普通になってきたし。VRとかそういった技術も、インターネットの回線も早くなってきてるから、やれることがどんどん増えてきてるなあって。

VRで蘇るライブの記憶「この最前列にいた人たち、覚えてますよ!」

今度は、お二人に加えLISAさんにもm-floのVRライブ映像を体験してもらいました。

  • LISAさん今回は都合により別日程でVR映像を体験していただきました。


☆Taku「くっきり見える……」


VERBAL「この最前列にいた人たち、覚えてますよ!」


LISA「ヤーバイよこれ! 歌ってる私(笑)! みんな近くにいる!」

(3人のリアクションは、ぜひ動画でご覧ください)

いかがでしたか?

☆Taku:僕はどっちかっていうとステージの後ろにいるんで、前に立ってるとこんな感じなんだって体感しました。

VERBAL:最前列にいた人たちってやっぱ覚えてるんですよね。だから、その思い出もよみがえりますし、その瞬間にまた戻れた感じがして、楽しいですね。

ライブの思い出やエピソードあれば教えてください。

☆Taku:演奏はもちろんのこと、映像のその照明とかこだわってつくって、一番しっくりくるすごいタイトなライブだったというのが記憶に残ってて、それがこういう形で残ってて嬉しいです。

(私たちも嬉しいです……。編集部 心の声)

VERBAL:2日間のライブに思いを寄せて、今回360度カメラもセッティングさせていただいて、いろんな意味で残したいライブだったので、気合が入りましたし。お客さんが温かかったよね。待ってました感が強くて。

今回公開する曲の中で特に思い入れのある曲や、VR映像で注目してほしいポイントはありますか?

VERBAL:「been so long」ですね。一番回数重ねて長くやっている曲で、1998年 当時22歳の時に作った曲なんですよね。その曲を初めてパフォーマンスしたときって、クラブや色んなステージを共にしてきたので、まさかこういうフォーマットで届けられるというのが、時を経て今があるというか。ちょっと感慨深いなと。もし僕たちの一番最初のライブに来たことがある方がいれば、親心な目で見ていただきたいですね(笑)。

ステージに立っている目線でライブを見るもよし、LISAを見るもよし(笑)。色んな角度から自分エディットでライブを見れるのがVRの醍醐味なので、自分の見たい見方で何度も何度も見返してみて頂けたらと思います。

☆Taku:「EKTO」ですね。前半ピアノだけのアコースティックなLISAパートから雰囲気が切り替わるところがエモーショナルで素敵だと思います。映像でいうと、VERBALとかLISAとかがめちゃくちゃ近くで見られる。ちょっとした表情とかも注目してもらいたいですね。歌ってないときとか、自分の番が近づいてくるとだんだん表情が変わってくるとか、そういうところも面白いと思います。

これからもっとxR(VR、AR、FRなど)も盛んになってきますが、エンターテイメントの楽しみ方はどう変わってくると思いますか?

☆Taku:必ずしもゴーグルがなきゃ見れないっていうわけじゃないじゃないですか。画面の見え方も変わってくると思うし、楽しみ方も変わっていくと思うんです。回線のスピードも早くなってデバイスもどんどん進化してくると思うんです。色んな技術が融合してどんどん面白くなってくるんじゃないかなって期待しています。そういう技術を使って色んな人たちとつながっていけるような、そんな未来を楽しみにしています。

VERBAL:世界が狭くなりますよね。ソーシャルメディアで世界が狭くなったように、じゃあ明日ライブしようって言ったら、バーチャル上でライブの展開をして、今まで見たことがないようなエンターテイメントが繰り広げられて。そこは可能性を感じますし、5Gになったらもっとサクッと、みんな気軽にできるようになって。3~4年後にもう普通になってるかも知れないって考えるとすごい世の中だなって思いますよね。今後は、モーションキャプチャスーツでライブをどんどんやって、世界中で公開していきたいですね。

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ご応募いただいた方の中から抽選で、m-flo直筆サイン入りVRゴーグルを3名さまにプレゼント! キャンペーン詳細については以下をご確認ください。

応募期間

2020年6月19日(金)~7月10日(金)午後11時59分まで

応募方法

本キャンペーンは終了しました。

注意事項

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  • ソフトバンクグループの社員ならびに、その関係者の応募はできません。
  • 本キャンペーンはソフトバンク株式会社が主催しています。

(掲載日:2020年6月19日)
文:ソフトバンクニュース編集部

m-floの名曲をVR映像で楽しもう! 「VR SQUARE」のアプリをダウンロード

「VR SQUARE」では2020年6月19日より、m-floの20th ANNIVERSARY LIVE“KYO”のVR映像が毎週1曲ずつ、全5曲配信されます。ぜひチェックしてみてくださいね!

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