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プロレス初心者でも楽しめる! 迫力のVR観戦をプ女子と一緒に体験しました

「プ女子」って聞いたことありますか? これは「プロレス好きの女子」の通称。荒々しく“男の世界”というイメージが強いプロレスですが、近年は選手の格好良さや魅力にハマり、アイドルのように追いかける女子も増えているのだとか。とはいえ「やっぱりプロレスって怖そう」「試合を見に行くのは勇気がいる」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、筋金入りのプ女子である元井美貴さんと一緒に、プロレスに少し興味はあるものの、まだ試合を見たことがない「プ女子予備軍」が、ソフトバンクの「5G LAB」で配信中のプロレスの試合をVRゴーグルをつけて観戦! 元井さんからプロレスの魅力や、初心者がより楽しめる観戦のポイントについても教えていただきます。

目次

今回の登場人物

解説する人:元井美貴(もとい・みき)さん

1980年生まれ。東京都出身。ウェザーマップ所属。大学在学中に気象予報士の資格を取得し、BS-i「キャンパスウェザー」で大学生お天気キャスターとしてデビュー。TBSテレビやラジオなどで気象解説をする他に、プロレス番組キャスター、解説員としても活動。プロレスマスクをこよなく愛し、YouTube「モッキーチャンネル」ではメキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」についての動画を更新中。

聞く人:編集部M

20代女性。大学時代は4年間アイスホッケー部のマネージャーを務め、“氷上の格闘技”に熱中。最近、レスラーが出演するドラマを見てプロレスに少し興味アリ。

プ女子になったきっかけは?距離の近さ、グッズのかわいさ… 実は女子が好きな要素がいっぱい!

元井さんの私物のプロレスグッズは、個性的でかわいいものばかり!

編集部M(以下、M):私はプロレス初心者なのですが、元井さんがプロレスファンになったきっかけはなんだったんですか?

元井美貴さん(以下、元井):兄の影響が大きいですね。幼稚園の頃からアニメ『キン肉マン』を見て育ち、小学生の頃はプロレスのゲームに熱中。そして中学生のときに、初めてテレビでプロレスの試合を見たんです。獣神サンダー・ライガー選手と、エル・サムライ選手という2人の覆面レスラーがマスクをはがし合いながら激しく戦っているのに衝撃を受けました! そこから一気にプロレスにハマって、新日本プロレスの試合を熱心に見るようになったんです。プロレス雑誌を日常的に買っている女子中学生は珍しかったと思います(笑)。

今は、新日本をはじめとする国内の団体のほか、メキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」の試合もチェックしています。コロナ禍前は、メキシコまで試合を見にいくこともありました!

M:子どもの頃から、ずっとプロレスを追い続けているんですね!

元井:プロレスは、ほかの競技に比べて選手生命がすごく長いんです。現役ではグレート小鹿選手が最高齢で、なんと79歳! 若手も次々出てきますし、一度ファンになると長く追い続けられる点もプロレスの魅力です。

M:プロレスグッズもたくさんお持ちなんですよね。

元井:それも楽しみ方の一つですね。特に私はマスクが好きで、マスク柄のアイテムとかもつい集めたくなっちゃうですよね。既製品を買うだけでは満足できなくて、マスク柄の生地で浴衣を作ったり、メキシコ人のマスク職人さんと友だちなので生地の買い付けにまで同行したり……コレクションは増える一方です(笑)。

取材時に着ていただいたのも、プロレスTシャツ!

M:数年前から、女性のプロレスファンが増えて「プ女子」と呼ばれるようになりましたよね。実際、試合会場などで「女性ファンが増えたな」と実感することはありますか?

元井:ありますね〜。最近はテレビや雑誌に選手が出ることも多いので「雑誌で見た選手がイケメンだったから」「バラエティ番組に出ていた選手が気になって」といったきっかけからプロレスにハマる方も多くて、間口が広がっていると感じます。アイドルなどを追いかけるのと似ているかもしれません。しかも実際に見にいくと選手との距離が近い!コロナ禍前の試合会場では、ファンの方がタオルを手渡して、選手が「ありがとう」と汗を拭くシーンなどもよく見かけました。

M:それは、ファンだったら感激しますね!

元井さん:ちなみに、Mさんは試合を見たことがないそうですが、プロレスにどんな印象をお持ちですか?

M:やっぱり、荒々しくて痛そう… 、というイメージです。

元井:そうですよね。「プロレスを見に行こうよ」って友だちを誘うと、必ず「痛そう」って言われるんです(笑)。選手の皆さんは常にあちこちケガをしていますし、そのイメージは間違っていませんが、私は「相手の技を受けられる器の広さを見せる競技=プロレス」だと思っています。それぞれの選手が得意な技で相手に立ち向かい、倒れても立ち上がる姿を見せる。そこが、プロレスのいいところであり、何度でも見たいと思わせるところですよね。

VR観戦を体験! ド迫力の至近距離映像はプロレス沼への入口!?

頭にはVRゴーグル、両手にはコントローラーを装着します。

ここからお二人には、ソフトバンク5G LAB「VR SQUARE」で配信中の、新日本プロレス「G1 CLIMAX 31」の映像を見ていただきます。果たして、どんな映像体験が待っているのでしょうか?

新日本プロレス×5G LAB
現在、5G LABでは2021年秋に開催された「G1 CLIMAX 31」のコンテンツを配信中。「VR SQUARE」では決勝戦を含む全6試合を迫力のVR映像で楽しめるほか、選手の必殺技を全方位からぐるっと観られる「超絶神ワザぐるっと360」も配信。「FR SQUARE」ではマルチアングルカメラで、好きな視点からの映像を視聴可能。

M:そもそも「G1 CLIMAX 31」って、どんな大会なんでしょうか?

元井:新日本プロレスが主催するヘビー級選手によるリーグ戦です。A・Bの2つのブロックに分かれて、各ブロックで勝ち上がった選手だけが優勝決定戦に進めます。日本では年間通じてさまざまなプロレスの大会がありますが、G1は特に大きな大会の一つで、スター選手もたくさん登場します!毎年夏(コロナ禍以降は秋に開催)になると「G1の季節がきた!」とテンションが上がりますね。

M:元井さんは「G1 CLIMAX 31」決勝戦は会場で解説をされていたんですよね。今回の試合の見どころはどこですか?

元井:決勝戦に進んだのは、飯伏幸太選手とオカダ・カズチカ選手の2人。飯伏選手は一昨年から2連覇していて、今回は3連覇がかかっていました。対するオカダ選手は、G1の優勝決定戦からはしばらく遠ざかっていて、今回もし優勝すれば7年振りの返り咲き。どちらの選手にとっても大事な局面で、プロレスファンの期待も高い試合でしたね。

M:なるほど。今回は映像ではありますが、現場の雰囲気をどれだけリアルに感じられるか、楽しみです!

元井:そうですね!私もVRで見るのは初めてなので楽しみです。せっかく間近で見られるなら、選手の表情にも注目したいですね。プロレスでは、最初は余裕の表情を浮かべながら技を繰り出す選手が多いですが、試合中に突然スイッチが入る瞬間があるんです。「いま、明らかに表情が変わったな」という瞬間が訪れるので、そのあたりもぜひチェックしてみてください!

VRゴーグルを装着して、いざ視聴!

まずは華やかな登場シーン。プロレス初観戦のMさんは「ライトがきれいですね。神々しい…」と感動。元井さんは「ガウンこんな柄だったんですね!」と細かなところまでじっくり確認しています。

試合が始まると、「マットの揺れまでわかる!」「うわあ!今のは痛そう」と大興奮!

まるでリングの中にいるかのような近さ!

オカダ選手が、場外で倒れ込む飯伏選手をリングの上に引き上げたシーンでは、Mさんの口から「感動的……」という声がもれました。

さらに、決勝戦を一通り見終えた後は、「超神技ぐるっと360」コンテンツでそれぞれの選手の必殺技をチェック。技をキメる瞬間をスロー再生して、ぐるっと全方位から楽しむことができます。新しい映像に切り替わるたびに、「高い!」「きれい!」とお二人から歓声が上がりました。

こんなシーンも全方位から堪能!

技の美しさや脅威の身体能力、筋肉のハリなど… VRだから感じられる、プロレスの魅力

M:元井さん、VRでの試合観戦はいかがでしたか?やはり生とは違いますか?

元井:VR映像は、とにかく選手が近くて、コスチュームの柄や質感、筋肉のハリ、レフェリーの動きなど細かい部分も見られておもしろかったです! 試合当日は、私はリングサイドの解説席にいたのですが、改めて選手に近い目線で試合を見ることができたので「リングの中ってこういう景色だったんだ!」という発見がありましたね。Mさんは、印象に残ったシーンはありましたか?

M:飯伏選手の空中技など、決め技が印象的でしたね。「こんな技を人間ができるんだ!?」という感じ……。まるで、漫画のようでした。

VRゴーグルなしで、スマホだけでも至近距離の映像が楽しめます。

元井:空中技は華やかですよね!この「超絶神ワザぐるっと360」で全方位からぐるっと見るのも新鮮でした!こうして見ると、ドロップキックの高さや、技の威力も伝わりやすいですね。

M:試合会場で間近で見るのも、迫力がありそうですね!

元井:これを機に、プロレスを生で見てみたいと思いました?

M:すごく思いました! 選手が技を繰り出すときの風の動きや、観客の熱気も感じてみたいです。

元井:ぜひ!会場で試合を見たあと「あのシーンはどんな展開だったのかな?」とVR映像でじっくり振り返るのも楽しそうですね。

FR SQUAREならマルチアングル映像で観戦できる!
「FR SQUARE」でも、「G1 CLIMAX 31」のコンテンツを配信中。こちらでは、5つの方向から撮影された映像を自由に切り替えながら視聴できます。シーンによって俯瞰(ふかん)で見たり、至近距離で見たりするのも自由自在。推しの選手だけを追い続ける「推しカメラ」を楽しむことも可能です。

プ女子に質問! 推しの見つけ方や試合をより楽しむためのポイントは?

試合を観戦し、すっかり「プ女子予備軍」になったMさん。最後に、初心者におすすめの大会や、推しを見つけるコツなど、よりプロレスを楽しむためのポイントを元井さんにお聞きしました。

M:今回初めて試合を見て、選手の得意技や、どんなプロレス人生を送ってきたかなど、もっと知りたいと思いました!今日の試合に出ていたオカダ選手も格好良かったですね!

元井:気になる選手が1人見つかると、その選手が所属している団体にも興味が湧きますし、「この選手のデビュー戦の相手は誰かな」「師匠は誰かな」というふうに、点が線につながるように世界が広がっていくと思います。あとは、年が近いとか、出身地が同じとか、自分との共通点を探すと、推しの選手を見つけやすいですよ。

M:初心者は、まずどんな試合から見るのがいいでしょうか?

元井:最初はタッグマッチなどより、1対1の試合がわかりやすいと思います。また、プロレスの階級は大きく2つに分かれていて、100kg以上がヘビー級、100kg未満はジュニアヘビー級と呼ばれています。ヘビー級の選手が、ラリアットなど自分の体を凶器にして戦うパターンが多いのに対して、ジュニアヘビー級は空中戦など疾走感のある技を繰り広げることが多いです。ヘビー級のスター選手がそろうのが、今回見た「G1 CLIMAX」。戦車と戦車がぶつかるような重厚な戦いがお好きでしたら、このG1をおすすめします。スピード感のある試合や、華やかな技が好みなら、ジュニアヘビー級の選手が出場する「BEST OF THE SUPER Jr.」というシリーズがおすすめです。

M:改めて、プロレスの魅力ってどんなところでしょうか?

元井:私は、プロレスって「心の発火装置」みたいだなと思っています。選手は本当に体を酷使して、命を燃やして戦っていて、それを見ていると心に炎をともしてもらえる気がするんです。

M:たしかに、今回プロレスを初めて見て、選手が観客に勇気を与えてくれている感じがしました!「俺たちはこんなふうに戦ってるから、お前らも頑張れよ」と、メッセージを受け取ったような気がします。

元井:それは良かったです! 私も、プロレスを見た後はいつも元気になれます。明日からも仕事を頑張るぞとか、筋トレするぞとか、生きるモチベーションにつながっています。

  • 写真:新日本プロレス

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(掲載日:2021年11月30日)
写真:山野一真
文:佐藤由衣
編集:エクスライト

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