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大学や研究機関などの学術研究を支える情報基盤「SINET6」 に、ソフトバンクのモバイルネットワークが活用

SINET開通式

日本全国の大学、研究機関などの学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している学術情報ネットワーク「SINET(Science Information NETwork)」。5月30日に開催された「SINET6」の開通式典で、ソフトバンクをはじめ通信事業者へ感謝状が授与されました。

「SINET6」は、2016年から提供されていた「SINET5」を発展させた形で、2022年より本格運用が開始されました。世界最高水準の400Gbps回線ネットワークを介し、約1,000の大学・研究機関などへハイレベルな学術情報基盤が提供されています。

SINETネットワーク

図版は学術情報ネットワークより提供、https://www.sinet.ad.jp/aboutsinetより引用

「SINET6」では、研究・教育データのネットワーク需要拡大に対応するため、国内回線を全国100Gbpsから世界最高水準の400Gbpsへ引き上げする他、接続地点の追加、国際回線の対地拡大などを図り、より快適なアクセス環境が構築されました。また、研究データ基盤と一体化した「SINET」を介したクラウド、セキュリティ、学術コンテンツ、研究データの安全な利用を促進し、高機能な研究教育環境の構築支援も行っています。

SINETネットワーク

図版は学術情報ネットワークより提供、https://www.sinet.ad.jp/aboutsinetより引用

式典では、「SINET6」の構築に協力した通信事業者へ感謝状が授与されました。ソフトバンクは、データ収集のためのモバイル網を提供しています。

宮川社長

代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川潤一は、「『SINET6』の開通、おめでとうございます。時代は第4次産業革命を迎えています。データを中心に環境が変わりつつある中で、計算基盤へのアクセスはますます重要度を増しています」と祝辞を贈り、「大学を含め、データを活用した研究が進み、社会に広く還元されることを期待しています」とコメントしました。

「SINET6」の詳細については、こちらでご覧ください。

学術情報ネットワーク SINET6 公式サイト

(掲載日:2022年6月7日)
文:ソフトバンクニュース編集部