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折りたたみスマホ「 Google Pixel Fold 」でできる新たな体験。使い心地や2画面ならではの便利な使い方を解説

折りたたみスマホ「 Google Pixel Fold 」でできる新たな体験。使い心地や2画面ならではの便利な使い方を解説

7月27日に発売した、Google 初の折りたたみスマホ「 Google Pixel Fold 」。これまでの Google Pixel の便利さを踏襲し、本体を開けば大画面が広がりコンパクトなタブレットとしても使える「 Google Pixel Fold 」を、一足早く体験。折りたたみスマホならでの便利な使い方や楽しみ方など魅力をまとめました。

目次

魅力① 閉じた状態は5.8インチのディスプレイで普段使いのスマホ利用ができる

魅力❶ 閉じた状態は5.8インチのディスプレーで普段使いのスマホ利用ができる

早速、箱から取り出した本体はこんな感じ。折りたたんだ状態は、普段使っているスマホに近いサイズ感で、やや縦が短く横が長いデザインですが、見た目はほぼ一般的なスマホと同じというのが第一印象。5.8インチのディスプレイを搭載し、本体を開かなくてもこの画面上で普段と同じスマホ使いをすることができます。

ディスプレイのサイズ比較

ディスプレイのサイズ比較
左:Google Pixel Fold、右:Google Pixel 7 Pro

真横から見てみると、スマホを2台重ね合わせたかのような形状になっているのが分かります。折りたたみなので持った際に厚さを感じるかと思いきや、持った印象はそこまで厚さを感じず、ほど良いホールド感もあるためとても手に馴染みやすいデザイン。

背面はマットな質感のデザイン

背面はマットな質感のデザイン

隙間のない厚さ12.1mmの側面

隙間のない厚さ12.1mmの側面

背面はマットな質感で仕上げられており、折りたたみ部分のヒンジは耐久性の高いステンレススチール仕様なのでスムーズな開閉ができそうです。

折りたたみ部分のヒンジ

折りたたみ部分のヒンジ

電源ボタンには指紋認証センサーを内蔵

電源ボタンには指紋認証センサーを内蔵

画面を開かなくてもフロントディスプレイを使って、通話やメッセージの送受信、インターネットやアプリの利用など、従来のスマホと同じようにさまざまな機能を使うことができます。閉じた状態で使っていても、折りたたみスマホであることを忘れてしまうほど…。

では早速… 開いてみましょう!!

次のページでは、Google Pixel Fold の最大のポイントである、本体を開いた使い心地や便利な使い方を紹介していきます!

魅力② 開くと7.6インチの横型ディスプレイに! 大画面を楽しむための便利な使い方

魅力❷ 開くと7.6インチの横型ディスプレイに! 大画面を楽しむための便利な使い方

Google Pixel Fold を開くと大画面7.6インチの横型ディスプイ。コンパクトなタブレットとして便利な使い方ができそうです。開閉部分には、Google が独自に設計したヒンジにより180度のスムーズな開閉が行えます。利用用途によって画面を好きな角度で固定して楽しむこともできますよ。

「これは使える!」と思った、折りたたみスマホならではの大画面の楽しみ方や便利な使い方を4つ紹介します。

❶ 動画視聴

映画や動画を大画面で見たいと思う方は多いですよね。7.6インチの大きなディスプレイでダイナミックな動画視聴を楽しめるのがポイント。Google Pixel Fold では、複数の Google 純正アプリの表示が大画面に最適化されているそうで、YouTubeアプリの場合、左上で動画を再生、動画の概要欄やコメントなどを右側に表示させることができて、とても見やすい! もちろん、動画を拡大表示すれば大画面に切り替わりますよ。

① 動画視聴

さらに、動画を見るときにおススメなのが「テーブルトップモード」「テントモード」。スマホを手で持っていなくてもハンズフリーでスマホを置いて動画視聴を楽しむことができるんです。動画だけでなく、ビデオ通話や動画撮影をするときにも役に立ちそうですね。

「テーブルトップモード」で動画を視聴

「テーブルトップモード」で動画を視聴

「テントモード」で動画を視聴

「テントモード」で動画を視聴

❷ ゲーム

全画面表示に対応しているゲームアプリなら、大画面で快適にゲームを楽しむことができます。閉じた状態のフロントディスプレイでゲームを楽しんでも良し、広げた迫力ある大画面でプレイするのも良し。気分によって切り替えて楽しめるのも魅力の1つですね。

❸ 地図検索

大画面によって、画面のスクロールをしなくてもより多くの情報を表示することができるので、地図アプリで行き先を確認したり、お店などを探すときにも便利です。

フロントディスプレイでの表示

フロントディスプレイでの表示

メインディスプレイでの表示

メインディスプレイでの表示

フロントディスプレーでの表示

フロントディスプレイでの表示

メインディスプレーでの表示

メインディスプレイでの表示

❹ 電子書籍での読書

開いた状態のディスプレイの縦横比はマンガや文庫本の見開きサイズに近い「6:5」になっているので、電子書籍アプリで読書を楽しむのに最適。本体を広めの角度で開いて手で持つと、本当に本を読んでいるような気分になります。

③ 電子書籍での読書

魅力③ 2つの画面でできる便利なマルチタスク機能

魅力❸ 2つの画面でできる便利なマルチタスク機能

マルチタスクを行える機能「分割画面モード」を使うと、一度に2つのアプリを使用して作業ができます。アプリを都度切り替えなくても、1つの画面で同時に2つのタスクを行えるのは手間が減るうれしいポイント。

例えば、旅行の宿泊先を調べながら地図アプリで位置情報を確認したい場合や、行きたいレストランを調べながら、同時に地図アプリや乗換案内アプリで行き方を検索、ゲームをしながら攻略法をウェブで調べたり、使い方はたくさんありそうです。

「分割画面モード」で別々のアプリを立ち上げて操作が可能

「分割画面モード」で別々のアプリを立ち上げて操作が可能

さらに、撮った写真をすぐに家族や友達に送りたいときはありませんか? そんなときは、Google フォトと Gmail またはLINEなどを使って、送りたい写真をドラッグ&ドロップするだけで、簡単に相手に送ることができちゃいます。

魅力❸ 2つの画面でできる便利なマルチタスク機能

魅力④ もう失敗しない! 折りたたみスマホで自撮り写真を楽しめる

魅力❹ もう失敗しない! 折りたたみスマホで自撮り写真を楽しめる

Google Pixel シリーズと言えば、高性能なカメラが特長ですよね。Google Pixel Fold の背面には、ウルトラワイドカメラ・広角カメラ・望遠カメラの3つが搭載された背面カメラに加え、折りたたんだ状態と画面を開いた状態のそれぞれにインカメラを搭載、計5つのカメラで写真や動画撮影を楽しめます。さらに、Google Pixel シリーズでおススメの消しゴムマジックや超解像ズームなど、便利な機能も踏襲しています。

背面カメラ

背面カメラ

フロントディスプレイ(インカメ)

フロントディスプレイ(インカメ)

内側ディスプレイ(インカメ)

内側ディスプレイ(インカメ)

自撮り写真や人物や風景写真などを撮影をするときに、Google Pixel Fold ならではの便利な撮り方を紹介します。

❶ 背面カメラで高解像度の自撮り写真が撮れる

Google Pixel Fold を開いた状態で背面カメラを使って撮影をすると、フロントディスプレイで映り具合を確認しながら撮影ができます。背面カメラの高画質で、画角を調整しながら自撮り写真を失敗せずに撮ることができます。

① 背面カメラで高解像度の自撮り写真が撮れる

❷ 大画面を見ながら写真撮影や自撮り写真が楽しめる

画面を開けば大画面での撮影ができます。背面カメラでの撮影はもちろん、内側のディスプレイにもインカメラを搭載しているので、大画面で見ながら写真や動画の撮影ができるのは便利ですよね。

② 大画面を見ながら写真撮影や自撮り写真が楽しめる

Google Pixel ならではのカメラ機能も使える

ウルトラワイドレンズでの超広角撮影やポートレート撮影、夜景モードなど、よく使うカメラ機能に加え、Google Pixel シリーズで搭載されているさまざまなカメラ機能によって、撮影の楽しみ方がさらに広がります。

天体モード(背面カメラのみ)

Google Pixel Fold を90度に折りたたんだ状態で固定して撮影すれば、夜空の星を三脚なしで撮影することができます。

天体モード(背面カメラのみ)

超解像ズーム(背面カメラのみ)

最大20倍の超解像ズームで、遠くの被写体をクローズアップして細部まで鮮明に撮影できます。

超解像ズーム(背面カメラのみ)

消しゴムマジック

写真に映り込んでしまった不要なものを、写真を撮ったあとでも簡単に消すことができます。

消しゴムマジック
消しゴムマジック

魅力➄ リアルタイム翻訳を2画面表示させた新しい会話のスタイル

魅力❺ リアルタイム翻訳を2画面表示させた新しい会話のスタイル

海外旅行などで現地の言語が分からないときに役立つ、Google Pixel シリーズの機能「リアルタイム翻訳」。会話はもちろん、メニューや看板などの文字、ビデオ通話、音声メッセージなどリアルタイムで翻訳してくれます。

Google Pixel Fold では2つの画面を活用できるので Google Pixel Fold ならではの使い方が可能です。画面を開きリアルタイム翻訳を立ち上げた状態で話しかけると、相手が見る外側のディスプレイには相手の言語に翻訳され、自分が見る内側のディスプレイは自分の言語を表示しながらお互いの会話を翻訳してくれるようになります。

内側ディスプイーに表示されるリアルタイム翻訳(自分側)

内側ディスプレイに表示されるリアルタイム翻訳(自分側)

外側ディスプイーに表示されるリアルタイム翻訳(相手側)

外側ディスプレイに表示されるリアルタイム翻訳(相手側)

ちなみに、Google Pixel Fold でのデュアル スクリーンを活用したリアルタイム翻訳機能は、2023年秋頃に開始予定とのこと。開始したらぜひ使ってみたい機能です。

その他の機能として、折りたたみという複雑な構造を持ちながら防水機能も備わっているので安心です。また、バッテリーはよく使用するアプリを学習し、使用していないアプリにバッテリーを浪費しない「スーパー バッテリー セーバー」の機能を設定すれば、長時間バッテリー消費を気にせずに使うことができます。

折りたたみスマホならではの魅力が詰まった、Google Pixel Fold。初めての人もスマホ上級者の人でも楽しめる1台なのではないでしょうか。

Google Pixel Fold スペック一覧

ディスプレイ 5.8インチ (前面) / 7.6 インチ (内側)
サイズ(折りたたんだ状態) W 79.5 × H 139.7 × D 12.1 mm
サイズ(広げた状態) W 158.7 × H 139.7 × D 5.8 mm
バッテリー 4,821 mAh
重さ 283 g
プロセッサ Google Tensor G2
背面カメラ
  • 10.8 メガピクセル(光学ズーム 5 倍)
  • 48 メガピクセル(広角レンズ)
  • 10.8 メガピクセル(ウルトラワイドレンズ)
前面カメラ 9.5 メガピクセル
インナーカメラ 8 メガピクセル

(掲載日:2023年7月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部

Google、Google Pixel、Google Pixel Watch、Android およびその他のマークは Google LLC の商標です。

Google 初の折りたたみスマートフォン「 Google Pixel Fold 」の製品情報はこちら

Google 初の折りたたみスマートフォン「 Google Pixel Fold 」の製品情報はこちら