皆さん、恐竜に興味はありますか? 映画「ジュラシック・パーク」や、博物館の大きな模型などをきっかけに、その迫力に魅了されている人もいるのではないでしょうか。
幼児や小学生が夢中になるもののひとつでもある恐竜。図鑑を買って、テレビ番組を見て、おもちゃのフィギュアをそろえて、展示会にも連れて行って… 他にも恐竜の世界を楽しめる方法はないかな? と思っていたところ、なんとスマホの中で見つけちゃいました!
バリエーション豊かな恐竜たち。撮りたいアイデアが止まらない!
恐竜がいるのは、スマホにインストールしていた「AR SQUARE」のアプリ内。アプリを開くとアイドルやさまざまな生き物などのコンテンツが並んでいて、中ほどに恐竜エリアがありました。ティラノサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプスといったメジャー3恐竜(編集部独断)だけではなく、ラインナップは全部で11種類!
また、それぞれの恐竜ごとに、威嚇したり、食べたり、歩いたりといったバリエーションが用意されていました。1つずつ動きを見ていくだけでも楽しい♪
赤いボタンがあるのでお気づきかと思いますが、好きな背景とともに動画や写真を撮ることができます。こんなに迫力ある恐竜がいるなら… うずうず! とにもかくにも、外に出て撮影だ!!
ソフトバンク本社のある東京ポートシティ竹芝からすぐの、竹芝ふ頭公園付近へ。ここで恐竜を登場させ、存分に暴れてもらいました!
デッキを闊歩(かっぽ)したり、近くを通る水上バスを威嚇したり、マストに角から突進したり…。
ついつい楽しくなってきて、走るティラノサウルスを出現させたスマホと一緒に走ってしまいました。
アイデア次第で、いろんな動画・写真が撮れそうです!
迫力ある動画や写真がたくさん撮れたなぁ~と、にんまりしながら見返していると、横から子どもの無邪気な一言が。
「恐竜って、ボクたちの街にいたらこんなに大きいんだね!」
!!!
… いやいや、これは迫力重視で撮ったので… (期待させてごめん)
言われてみれば、博物館の中で骨格標本や模型を「大きいなぁ」と見上げたことはありますが、実際に存在する建物などと比較することは、あまりないですよね。恐竜が現代の街に生きていたら、どんな感じなのでしょうか?
スマホを駆使して検証! 恐竜を身近なものと比べると?
もし、恐竜が私たちの周りにいたら…。普段私たちが目にする家やビル、乗り物などと並んだら、どう見えるのでしょうか。「AR SQUARE」アプリを使って体験できそうなので、チャレンジしてみたいと思います!
まずは…、恐竜の大きさを把握する必要があります。わが家にある図鑑には、もちろん11種類の恐竜たちが掲載されていますが、大きさに関する情報は全長のデータのみ。頭から尻尾までの長さの他に、地面からの高さ(体高)も知りたいときはどうすれば…。そうだ! こういうときの「ChatGPT」です!
「こんにちは! 恐竜の大きさや背の高さ(体高)を教えてもらえますか?」
もちろんです! 恐竜は多様な形態を持っていたため、それに伴って体高も大きく異なります。恐竜の名前を教えていただければ、より詳細な情報を提供できるかもしれません。ただし、一般的な体高の推定値であり、実際の化石にもとづく研究によって数値が変わることがあります。
よかった、簡単におおよそのサイズが分かりそう。11種類の恐竜すべてについて、体高を出してもらいました。ついでに、比較したら面白そうな物も「ChatGPT」に相談してみたので、あとはスマホを持っていざ出発です!
まずは、鎧(よろい)竜の代表格、アンキロサウルス。都内で開催されていた展覧会でも、ある鎧(よろい)竜の全身骨格標本が目玉になっていましたね。全長約6.25メートル、体高約2メートルのアンキロサウルスとバスを比較してみます。一般的なバスが約12メートルとのことなので、半分くらいの大きさですね。早速、「AR SQUARE」から恐竜を呼び出してバスにかざして…。
おぉ! いつも見ているバスと比べると大きさがよりリアルに感じられる気がします。バスの方が大きいのに、圧倒的な存在感。あの尻尾をぶつけられたらどうなってしまうんだろう…。
公園に移動しました。次はステゴサウルス。背中にある骨板が特徴的な草食恐竜の大きさは、全長約12メートル、体高約2.7メートル。大型遊具と比較してみようと思います。遊具の大きさってどれくらいなのかな? と困っても、スマホの計測ツールアプリを使えば解決です! iPhoneの標準アプリ「計測」のほか、ARメジャー機能を持つアプリがたくさんあるので好きなものを選んでください。「計測」では、長さを測りたいものの起点にポイントを合わせたら、終点までスマホをスライドさせるだけでおおよその長さが分かります。
計測した遊具の大きさに合わせてステゴサウルスのサイズを調整して…。
遊具が見えないくらいになってしまいました! 想像していたよりずっと大きい…!
最後は恐竜の王者ティラノサウルス。史上最強の大型肉食恐竜として知られ、もしも自分が襲われたら… と考えたことがある人も多いのではないでしょうか。ということで、人間と比較してみましょう! ティラノサウルスの体高は約6メートル。約110センチメートルの子どもの5~6倍です。
足の間にすっぽり! 踏まれたらひとたまりもありませんね。約5メートルの木と一緒に撮るとこの通り。本当に大きいんだということが実感できました!
他にも、翼竜のプテラノドンと飛行機を並べてみたり、大型肉食恐竜のスピノサウルスと家屋を比較してみたり…。お出掛け先の有名な建物と一緒に撮れば、旅行の楽しみがひとつ増えるかもしれません。撮影パターンは無限です!
帰宅後は、撮影した画像を振り返りながら、現代のものと比較したデータを使ってオリジナルの図鑑を作成してみました。夏休みの自由研究にもちょうどいいのではないでしょうか!
皆さんもぜひ試してみて、恐竜が生きていた時代に思いをはせながら楽しんでくださいね!
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ChatGPTの回答や、恐竜のデータ、計測アプリの結果は正確ではない場合があります。
恐竜だけでなく、動物やタレントなどもスマホ上に出現させることができる「AR SQUARE」
(掲載日:2023年7月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部