Weekly AWS アップデート情報 - 2023/2/7～単一の宛先に対しての同時接続数を拡張～

データベース

• Amazon RDS でリードレプリカの作成時などにストレージサイズの拡張をサポート
  Amazon RDS は、リードレプリカ作成時や、スナップショットからのリストア時、ポイントインタイムリカバリの実行時にストレージサイズを拡張できるようになりました。ストレージサイズを拡張するタイミングの幅が広がりました。
• Amazon MemoryDB for Redis が 99.99% の Service Level Agreement を適用
  Amazon MemoryDB for Redis の Multi-AZ 構成を取っている場合について、99.9% だった可用性に関する SLA が、99.99%に変更されました。また、Amazon Elasticache for RedisのMulti-AZ構成 についても同様に 99.99% に変更されています。

分析

• Amazon QuickSight がレーダーチャートをサポート
  Amazon QuickSight で新しいチャートタイプとしてレーダーチャートを選択できるようになりました。レーダーチャートは、多変量データを可視化する際に便利なチャートです。
• AWS Glue Studio Visual ETL で 5 種類の変換機能が追加
  AWS Glue Studio Visual ETL で 5 種類の変換機能が追加されました。新しい変換機能は以下の 5 種類です。
  flatten -ネストされたデータをフラット化
  Format timestamp -指定した形式のタイムスタンプに変換
  To timestamp - エポックまたは ISO 文字列をタイムスタンプに変換
  Identifier - 識別子を追加
  UUID - UUID(Universally Unique Identifier)の追加
  
• Amazon Athena で Google Cloud Storage 用のデータソースコネクタを追加
  Amazon Athena で Google Cloud Storage に対応したデータソースコネクタが追加されました。これにより、Google Cloud Storage に格納されたデータに対して、SQL クエリを発行し分析を行うことができます。

機械学習

• Amazon SageMaker が プライベートな Docker レジストリで独自のトレーニングイメージを利用可能に
  Amazon SageMaker でプライベートな Docker レジストリに保存されているプリインストールされたフレームワークやアルゴリズムのイメージを使用して ML モデルを構築できるようになりました。

その他

• Amazon AppFlow で 4 種類のデータコネクタが追加
  Amazon AppFlow で新たに 4 種類のデータコネクタが追加されました。追加されたデータコネクタは、Braintree、Microsoft Dynamics 365、Oracle HCM、Zoho CRM になります。
• Amazon CloudWatch で構造化されたログからのメトリック展開を簡素化
  Amazon CloudWatch は、Embedded Metric Format(EMF)を使用した構造化されたログからのメトリック抽出をサポートするようになりました。これにより、ログ出力時に特別なヘッダによる宣言が不要になりました。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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