Weekly AWS アップデート情報 - 2023/2/14  ～AWS Lambda が非同期イベントに対する 3 つの CloudWatch メトリクスを追加～

データベース

• Amazon RDS for PostgreSQL がセグメントの拡張をサポート
  Amazon RDS for PostgreSQL で 線分または浮動小数点間隔（10 .. 100 や >5.0)を表すための「seg」データ型が利用可能になりました。詳しい情報はPostgreSQLのドキュメントをご覧ください。
• Amazon RDS for MySQL でパスワード検証をサポート
  Amazon RDS for MySQL で MySQL の validate_password プラグインを利用したパスワードポリシーの適用ができるようになりました。これにより、パスワードの最小文字数などのルールを定義してデータベースのセキュリティを向上させることができるようになります。
• Amazon ElastiCache for Redis で強化された I/O multiplexing を利用可能に 
  Amazon ElastiCache for Redis 7 で 強化された I/O multiplexing (I/O多重化) が利用できるようになりました。これにより、大規模利用でのスループットが向上され、5,200 同時接続の場合、Redia 6 と比較して Read/Write スループットが 72% 向上しました。

機械学習

• Amazon Kendra が東京リージョンで利用可能に
  Amazon Kendra が東京リージョンで利用可能になりました。Amazon Kendra は、機械学習を活用したインテリジェント検索サービスで、社内に保存されているさまざまなデータリポジトリから情報を見つけられるように支援するサービスです。
• Amazon Polly で 2 つの新しい日本語 NTTS 音声を追加
  Amazon Polly はテキストを音声に変換して読み上げるサービスです。今回、日本語の女性音声に Kazuha(和葉)と Tomoko(智子)の2 つの新しい Neural Text-to-speech (NTTS)が追加されました。

その他

• AWS Systems Manager の Change Manager で構成変更のリクエストの承認方法がより柔軟に
  AWS Systems Manager の機能である Change Manager で、構成変更リクエストに必要な承認者の数を設定できるようになりました。複数の承認者を設定しておき、そのうちの必要数の承認を得られれば変更が適用されるという柔軟な対応ができます。
• AWS SDK for Java 2.x で AWS CRT HTTP クライアントが追加
  AWS SDK for Java 2.x で AWS Common Runtime (CRT) HTTP クライアントが利用できるようになりました。これは、CRT ベースで作成された非同期のノンブロッキング HTTP クライアントです。これを利用すると、起動時間と全体的なリクエストのレイテンシーが改善された HTTP リクエストを送信できます。
• AWS Config で新たに 20 のリソースタイプを追加
  AWS Config で新しく 20 のリソースタイプが追加されました。Amazon EKS, AWS Glue, AWS IoT Core, AWS IoT TwinMaker, AWS IoT Analytics, AWS IoT SiteWise など、20 以上のサービス他リソースタイプをサポートするようになりました。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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