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Weekly AWS アップデート情報 - 2023/05/09～AWS User Notifications が一般提供開始～
クラウドテクノロジーブログ編集チーム
ソフトバンクのエンジニアが、その専門分野で様々な記事を日々執筆しています。
2023年5月9日掲載
皆さま、こんにちは。
GW明けの記事となりますので、2週分(2023/04/24 - 2023/05/07) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。
今週の注目アップデート
- AWS User Notificationsが一般提供開始
AWS User Notifications が一般提供開始（GA）されました。これは、AWS Healthイベント、Amazon CloudWatchアラーム、Amazon EC2インスタンスの状態変化など、AWS サービスからの通知を一元的に設定および表示できる新しいサービスです。
セキュリティ、ID、およびコンプライアンス
- AWS Firewall Managerが複数の管理者の設定を可能に
AWS Organizationsで複数の組織単位(OU)とアカウントを持っているユーザは、AWS Firewall Managerの管理者アカウントを最大で10個まで設定可能になりました。 AWS Network FirewallによるTLSの受信トラフィックに対する検査が8つの追加リージョンで利用可能に新たに東京リージョンを含む8つのリージョンでAWS Network FirewallでVPCに対するTLSトラフィックを検査ができるようになりました。
- Amazon Inspector で脆弱性インテリジェンスデータベースが検索可能に
Amazon Inspectorで利用している脆弱性インテリジェンスデータベースを検索できるようになりました。この拡張機能により、Common Vulnerability and Enumerations (CVE) ID などで検索することで、Inspectorのスキャンエンジンでカバーされている脆弱性の詳細を取得できます。
コンピューティング
- AWS LambdaがJava 17をサポート
AWS Lambdaがマネージドランタイムとコンテナベースイメージの双方でJava 17をサポートしました。
ネットワーキングとコンテンツ配信
AWS Verified Accessが一般提供開始
AWS Verified Accessが一般提供開始（GA）されました。Verified Accessは、VPNを使用せずに企業アプリケーションへの安全なアクセスを提供するのに役立つサービスです。アプリケーションごとにきめ細かなポリシーを使用して、各アクセスリクエストをリアルタイムで評価します。詳しい情報は公式ブログをご覧ください。- Amazon Route 53 Application Recovery Controller のゾーンシフトが18の追加リージョンで利用可能に
Amazon Route 53 Application Recovery Controllerのゾーンシフトが、18の追加リージョンで利用可能になり、これで全ての標準AWSリージョンで利用できるようになりました。
データベース
Amazon Aurora Serverless v1がPostgreSQL 13 をサポート
Amazon Aurora Serverless v1がPostgreSQL 13をサポートするようになりました。PostgreSQL 13には、パーティション分割されたテーブルを使用するクエリのパフォーマンスの向上、データの並べ替えを高速化するインクリメンタルソート、並列処理などの機能とパフォーマンスの向上が含まれています。- Amazon RDS for PostgreSQLがMLモデルの統合のために pgvector をサポート
Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQLで機械学習 (ML) モデルからの埋め込みをデータベースに保存し、効率的な類似検索を実行する pgvector 拡張機能をサポートするようになりました。 詳しい情報はデータベースブログをご覧ください。
分析
AWS Glueのクローラがパーティションインデックスの作成をサポート
AWS Glue データカタログに入力して、メタデータを最新の状態に維持します。今回のアップデートで、Amazon S3のデータをクロールした際に新しく検出されたテーブルのパーティションインデックスが自動的に追加されるようになりました。Amazon OpenSearch ServiceがAmazon OpenSearch Ingestionを発表
Amazon OpenSearch Serviceは、Amazon OpenSearch Ingestionを発表しました。これは、ペタバイト規模のデータ取り込みを可能にする機能で、データ取り込み時の、フィルタリングや変換・編集といった前処理をノーコードで実装できます。Amazon Athenaでプロビジョニング済みキャパシティを発表
Amazon Athenaでプロビジョニング済みキャパシティを発表しました。これは、完全に管理されたコンピューティングキャパシティでSQLクエリを実行できる新機能で、料金はプロビジョニングされたキャパシティを確保している時間に対して発生し、長期契約は不要です。Amazon OpenSearch ServiceでMulti-AZ with Standbyが利用可能に
Amazon OpenSearch ServiceでMulti-AZ with Standbyが利用可能になりました。スタンバイつきのマルチAZを使用すると、障害を検知してから目標としては１分以内にスタンバイ側がアクティブに切り替わります。Amazon EMR on EKS で垂直自動スケーリングをサポート
Amazon EMR on EKSで垂直自動スケーリングをサポートするようになりました。ワークロードの負荷に適応するために EMR Spark アプリケーションのメモリと CPU リソースを自動的に調整する機能です。- Amazon QuickSightにデータセットパラメータ機能が追加
Amazon QuickSightにデータセットパラメータ機能が追加されました。SQLクエリ内に作成したパラメータを組み込むことで、ダッシュボードのエクスペリエンスと読み込み時間を最適化できます。
機械学習
Amazon SageMakerがホストされたTensorBoardエクスペリエンスをサポート
Amazon SageMakerでTensorBoardエクスペリエンスを利用できるようになりました。ユーザはTensorBoard を使用して、Amazon SageMaker トレーニング ジョブのモデル収束の問題を可視化およびデバッグできます。- Amazon Sagemaker Data Wranglerがイメージデータの前処理機能がサポート
SageMaker Data Wranglerにイメージデータの前処理機能が追加されました。この機能では、UI上で画像のプレビュー、インポート、サイズ変更や回転などのさまざまな変換を行うことができます。
その他
AWS DataSync Discoveryの一般提供開始
AWS DataSync Discoveryが一般提供開始(GA)されました。これは、AWSにデータを移行する際の計画立案と実行を支援するサービスです。DataSync Discovery を使用すると、自動化されたデータ収集と分析を通じて、オンプレミスストレージのパフォーマンスと容量を把握できます。Contact Lens for Amazon Connectの評価機能が一般提供開始
Contact Lens for Amazon Connectでオペレータのパフォーマンスの評価をする機能が一般提供開始(GA)されました。これを利用することで、Contact Lensの音声分析でスコア化された評価フォームを作成できます。Amazon CloudWatchが新しいコンソール機能とデータ視覚化を追加
Amazon CloudWatchでコンソールの利便性向上、データ視覚化の機能強化が追加されました。新しいデータ視覚化の機能強化には、メトリック グラフ、ゲージとテキスト ウィジェット、およびアラームのタグ付けが含まれます。- Amazon Connect で日本のフリーダイヤルインバウンド分料金を値下げ
Amazon Connect で日本のフリーダイヤルインバウンド分料金が46%値下げされました。これまでの $0.1482/分 から $0.08/分 になりました。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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