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皆さん、こんにちは。
Google Workspace導入/技術支援チームです。
お客さまがGoogle Workspace(GWS)を導入する中で出てきた課題や、要望、お困り事などを解決するためのTIPS等について、私たちSEのGWS利用方法を踏まえて発信しています。
AIで世の中が賑わっています。
そのAIの中で、一番実績がある会社ってどこだろう?と考えたときに、やはり個人的にはGoogle は外せないと思っています。
今年世間を賑わせたChat GPTですが、GPTの「T (Transformer)」はGoogle が世界に発表した技術です。
世界で30億人が使用しているGoogle サービスですが、あまりにも普通にGoogle のAIが使われすぎていて皆さん気付いていない可能性があります。
そこで、今回はどの様なサービスにどの様なAIが使われているかを紹介します!
GWSの中には数多くのAIが機能しています。
例で言えば以下のとおりです。
・Google ドキュメントの文章校正
・Gmail の迷惑メールフィルタ
・Gmail のスマートリプライ(本文に合わせて一言だけの返信文を作成してくれる機能)
・Gmail の文章作成補助 (英文を作成する際に、一部を入力するとその後の文章を補完してくれる機能)
※英語でGoogle サポート等に問い合わせするときに重宝しています。
上記は一例です。
Google Cloud まで広げてみるとVertex AI(企業向けAIサービスで2021年にリリース) などがあります。
日本の小売業、自動車業がVertex AIを使って機械学習(AI)を行っています。上記記事は英語ですがChrome ブラウザの翻訳機能を使えばあまり違和感なく読めると思います。
この様な翻訳にもAIが使われています。
他にもGoogle のAIを使用してAI(機械学習)未経験者の方が独学でセルフレジを構築した事例などもあります。
以下のリンク先はYoutubeです。音量等にご注意ください。
AIで創る未来 - 地方の人手不足を解決するために。あるクリーニング店の挑戦。
そもそもGoogle といえば「検索」ですが検索サービス自体もAIが当たり前のように利用されています。
生成AIを利用したチャットなどでは自然文で入力できると騒がれていましたがGoogle 検索は元々自然文での検索が可能です。
ただ単に出力結果がWebページか文章が生成されるかの違いでしかありません。
コンシューマー向けサービスまで行くともっとAIが使われているサービスは増えます。
Google フォトにも画像認識AIの機能が多く含まれています。
画像に映っている情報からそれが「何なのか」を推測し、キーワード検索できます。
※動物の種類でも場所の名前でも検索できたりします
それ以外にも人の顔を自動で認識して自動で「アルバム」まで作成することも可能です。
作成したアルバムをGoogle Nest Hub(スマートディスプレイ)に連携すると、デジタルフォトフレームとして機能しますが、たまに似たような構図を2つ並べてくれます。
例えば、子供が1歳だった時と2歳になった時の写真が並んで出てきたりするので、子供の成長などを実感できることがあるので、親としてはとても嬉しい機能です。
(多分AIで判別してくれてると思うのですがここは推測です)
Google レンズにも画像認識と文字認識機能があり、カメラで撮ったものからそれが何なのかを調べることもできますし、画像内の文字などをコピペしたり翻訳することが可能です。
企業が使う場合、例えば落とし物があった際に、それが何なのか調べるときに使ってみようかと話をしているお客様もいました。
もっと身近なものでいえば「OK、Google 」で有名な音声認識のGoogle アシスタントもあります。
そのGoogle アシスタントは上記のGoogle Nest Hubにも搭載されていますし、スマートフォンのPixel シリーズにも搭載されています。
そのスマートフォンですが、最近Pixel 8シリーズが発売開始されました。
Pixel 8 スマートフォンにもAIが多く含まれており、例えば、文字起こしについてはとても早い上に精度が高く驚きました。
試しに10分程度ひたすら喋り続けている機械音声を文字起こししてみましたが、95%近くは正しく、ほぼリアルタイムに文字起こしをしてくれました。
他にも「さとう」とだけ発言した場合、イントネーションを元に正確に「砂糖」と「佐藤」を判断して文字起こししてくれました。
※周りの環境や、発音などでも精度は変わります
Pixel 8 上のGoogle フォトでは「ベストテイク」という機能が追加されました。
話を少し逸しますが、この機能は特に複数のお子様を持つ家庭にとてもおすすめだと思っています。
例えば、上の子がカメラ目線で笑顔なのに、下の子が全然カメラを見てくれないとか、その逆が起きたりとかがよくあると思います。
ベストテイクの機能を使うと、撮った写真の中から人の顔ごとにベストショットを選んで合成することが可能です。
写真を同じ構図で何枚か撮り、その中からベストショットの顔を各個人毎に選択して合成するイメージです。
※余談ですが、ベストテイクを利用する際はカメラの設定で解像度を12MPにすることを推奨します。50MPだと連写ができないので同じ構図を維持することが難しくなります。
「ベストテイク」と以前から話題の「消しゴムマジック」を使えば、理想の集合写真などを撮りやすくなると思います。
※消しゴムマジックももちろんAIが利用されています
Pixel では他にリアルタイム翻訳もあります。
先日はとあるテレビ番組でPixel の翻訳機能を使って海外旅行をしているところなども放映されておりました。
Pixel スマートフォンについてもソフトバンク営業またはお近くのソフトバンクショップにご相談ください。
そして、そのPixel で培った技術をもとに日本の自動車会社が車載システムに活用しようとしています。
更に自動車分野で言えばカーナビの代わりにGoogle マップを利用している方も多いのではないでしょうか。
Google マップにもAIが多く搭載されています。
最新情報がマップにすぐ反映されるところにもAIが使われています。
今後はイマーシブビューという機能もリリース予定です。
自動車の自動運転についてもGoogle の関連会社がアメリカで実験していますし、上記以外の日本の自動車会社も安全装置やナビ等にGoogle のAIや関連する仕組みを搭載しています。
それ以外にも、その人の閲覧履歴をもとに商品をおすすめしてくれるレコメンデーション系のAIもあります。
Google の広告みたいに、商品をおすすめしてくれるものはAIが判断しています。
私が見落としていた製品などを表示してくれたりするので本当に必要なときにはとても便利だなと思います。
実績はまだまだあります。
囲碁のプロに世界で初めて勝ったAI(Alpha Go)を作ったのもGoogle の関連会社です。
AIが知性を持ったと話題になった LaMDA という 大規模言語モデルも、去年話題になりました。
この様に、Google のAIはいたるところで利用されていて実績が豊富にあります。
ただ、ほとんどの利用者の方が、それに気付かず使っているのではないでしょうか。
Google のサービスは全世界で30億人が使っています。
これはGWSだけではなくコンシューマーのGmail アカウントを含めた数字ですが、無料で使うだけなら他にもメールサービスがあります。
それでもGmail を選ぶユーザーが圧倒的に多いという状況です。
コンシューマーと企業で違うのは、コンシューマーは「自分で好きなものを選べる」というところです。
自分で選んだ結果、30億人がGoogle を選んだことになります。
つまり、それだけGoogle のサービスがユーザーにとって便利であるということではないでしょうか。
Google Workspaceでも機能はほぼ同じものが使えます。
管理者目線で各種設定が制御できる様になっている分、コンシューマー向けより安全に利用ができます。
Google Workspaceには冒頭で示した機能以外にも Duet AIもあります。
AIで便利な Google Workspaceをもっと活用してみませんか?
ガッツリ使いこなす必要なく業務効率化する活用方法も紹介しています。
参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。
◆Google Workspaceに関することは、ぜひソフトバンク窓口又は担当営業までご相談ください。
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