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みなさん、こんにちは。クラウドエンジニアの今井です。
今週もAlibaba Cloudのプロダクトアップデート情報をお届けしたいと思います。
2024年2月29日から2024年3月6日にAlibaba Cloudのオフィシャルサイトで公開された主なアップデート情報をご紹介します。
中国リージョンプロダクトの大幅値引きのお知らせ
日本時間2024年3月1日1:00より、Alibaba Cloudの製品価格が最大50%値引きされます。この値引きは基本的に中国リージョンのプロダクトのみが対象です。CDTの無料クォータ増加のみ全てのリージョンが対象となっています。値下げ内容の詳細については公式アナウンスをご参照ください。
※再販事業者経由でAlibaba Cloudをご利用の場合、本値引きの対象外となる場合があります。
Container Service for Kubernetes(ACK):2023年11月リリース
ack-arenaについて下記機能が追加されました。
・KServe推論サービスのデプロイ機能が追加されました。
・推論サービスでlivenessProbeとreadinessProbeの設定が追加されました。
CDN / DCDN:IPv6のデフォルト有効化
日本時間2024年4月2日 7:00より、CDN / DCDNでアクセラレーションエリアに新しく追加されたドメインはデフォルトでIPv6が有効になります。この変更はアクセラレーションエリアが「グローバル(中国本土を除く)」のドメインおよび既存のドメインには影響しません。
ApsaraDB RDS:クラウドディスク暗号化機能の調整
2024年1月15日以降、ApsaraDB RDS for MySQL、ApsaraDB RDS for SQL Server、およびApsaraDB RDS for PostgreSQLを対象にクラウドディスク暗号化機能が調整されます。クラウドディスクを使用する汎用または共有タイプのインスタンスにおいてクラウドディスクの暗号化に使用できるのはサービスキーのみになります。
ApsaraDB for Redis:2024年1月リリース
一部インスタンスの機能向上
クラウドディスクを使用する読み書き分離版のインスタンスの機能が強化されました。
・1〜9個の読み取り専用ノードをカスタマイズ可能になり、合計最大10ノード(マスターノード1個、読み取り専用ノード9個)を利用できるようになりました。
・デュアル アベイラビリティ ゾーン インスタンスの作成が可能になりました。また、各アベイラビリティ ゾーンのノード数を柔軟に調整できるようになりました。読み取りおよび書き込みリクエストは、手動介入なしで最も近い場所に存在するノードに自動的にルーティングされます。
DTSの追加機能
Data Transmission Service(DTS) に、Redis 7.0 インスタンスの移行と同期を行う機能が追加されました。
Data Transmission Service:2024年2月リリース
移行元データベースとして、ストレージ メディアがクラウド ディスク (ESSD) である Tair インスタンスがサポートされるようになりました。
Bastionhost:V3.2.39リリース
IDaaS認証
Identity as a Service(IDaaS)で認証されたユーザーは、O&M ポータルにログオンできるようになりました。
Azureアセットのインポート
Azure アセットをインポートできるようになりました。
キーボード操作監査機能
キーボード監査スイッチが追加されました。このスイッチをオンにすると、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) ベースの O&M 中に実行されるキーボード操作を [グラフィック テキスト] タブで監査できます。
APIの追加
O&M トークンに関連する API 操作が追加されました。
パスワード設定ポリシー
過去に使用したパスワードをチェックするポリシーを設定する機能が追加されました。このポリシーでは、ユーザーがパスワードをリセットする際、以前に数回使用したパスワードを設定することができなくなります。
ユーザー管理
・RAM ユーザーの携帯電話番号と電子メールの同期機能が追加されました。
・複数ユーザーの有効期限を一括で変更する機能が追加されました。
・ファイルから同じ名前のユーザーをインポートする際のインポート ポリシーの設定が追加されました。
ステータスチェック
Elastic Compute Service (ECS) および ApsaraDB RDS インスタンスのステータスの手動チェック機能が追加されました。
Message Service:アップグレードのお知らせ
複数のリージョンにて、Message Serviceのアップグレードが実施されました。アップグレードの実施時間帯はリージョンごとに異なりますので、詳細については公式アナウンスをご参照ください。
■アップグレードの影響
アップグレード中、Message Serviceへのアクセスが1分程度中断された可能性があります。
API Gateway:2023年10月~2024年1月リリース
●2023年10月
OAS3.0のサポート
APIゲートウェイにOAS3.0のインポートとエクスポート機能が追加されました。
Zookeeperのサポート
VPCコンバージド インスタンス バックエンド サービスにおいて Zookeeperがサポートされるようになりました。
アプリケーションで複数キーペアをサポート
アプリケーションにおいて複数のキーペアがサポートされるようになりました。
●2023年11月
API操作履歴
API操作履歴にプラグイン関連の操作履歴が追加されました。
BasicAuthプラグインが特殊文字をサポート
BasicAuthプラグインデータセットにおいて特殊文字の使用がサポートされるようになりました。
●2023年12月
モックボディのサイズ制限
モックボディのサイズは50KBに制限されるようになりました。
BasePathの長さ変更
グループの BasePath の長さは 300 バイトに変更されました。
プラグインシステムがXFFをサポート
プラグインシステムにおいて、条件式に使用するパラメータとしてXFFヘッダーから特定のIP 番号を取得する機能が追加されました。
APIデバッグ機能
BasicAuth認証のデバッグ機能が追加されました。
●2024年1月
バックエンドルーティングプラグイン
バックエンドルーティングプラグインにハッシュアルゴリズムルーティング機能が追加されました。
ログへの新フィールドの追加
ログに全てのIO発生時間を表すフィールドが追加されました。
フロー制御プラグインへのオプション追加
フロー制御プラグインの全てのディメンションに対して、retry-after ヘッダーの戻り値を設定するオプションが追加されました。
ルーターアップグレードのお知らせ(ロシア)
ロシアにおいてルーターデバイスのアップグレードが実施されました。
■アップグレード時間
日本時間 2024年3月6日 6:00〜12:00
■アップグレードの影響
ルートの収束により 2 分レベルのジッターが発生した可能性があります。
今週のアップデート情報は以上です。
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