Weekly Alibaba Cloud アップデート情報 - 2024/6/28

コンピューティング

• Elastic Compute Service：中国本土リージョンでの値下げのお知らせ1
  
  日本時間 2024年6月13日 18:00より、中国本土リージョンで下記インスタンスファミリーの価格が値下げされました。年間最大27.7％の割引となります。
  
  ■対象インスタンスファミリー
  ecs.c8a、ecs.g8a、ecs.r8a
   

• Elastic Compute Service：中国本土リージョンでの値下げのお知らせ2
  
  日本時間 2024年6月20日 1:00より、中国本土リージョンで下記インスタンスファミリーの価格が値下げされました。年間最大24％の割引となります。
  
  ■対象インスタンスファミリー
  ecs.hfc7、ecs.hfg7、ecs.hfr7

ネットワークとCDN

• Express Connect：VBRからの送信トラフィックの表示
  
  Express Connectにおいて、Virtual Border Routers （VBR）からの送信トラフィック量を表示する機能が追加されました。

データベース

• AnalyticDB for MySQL：クラスター購入時のタイムゾーン選択
  
  AnalyticDB for MySQLでクラスターを購入する際に、タイムゾーンを選択することができるように変更されました。
   

• Data Transmission Service：2024年6月リリース
  
  SSL 暗号化を有効にした PostgreSQL データベースインスタンスへのアクセスがサポートされるようになりました。
   

• ApsaraDB RDS for MySQL：新仕様のお知らせ
  
  MySQL 5.7版のApsaraDB RDSインスタンスではYitian ARM アーキテクチャがサポートされています。これによりコスト効率が50%向上します。
   

• ApsaraDB RDS for MySQL：2024年5月、6月リリース
  
  従量課金とサーバレスの相互変換
  汎用クラウドディスクインスタンスで、従量課金制とサーバーレスの相互変換がサポートされるようになりました。
  
  クラウドディスク暗号化
  サーバーレスにおいてクラウド ディスク暗号化がサポートされるようになりました。
  
  エコノミーバージョン
  ApsaraDB RDS for MySQL 5.7に、エコノミーバージョンが追加されました。エコノミーバージョンは、Alibaba Cloud の自社開発チップ Yitian ARM に基づいています。
   

• ApsaraDB RDS for PostgreSQL：2024年4月～6月リリース
  
  カーネルバージョンリリース
  カーネルのマイナーバージョン 20240530 がリリースされました。
   

• ApsaraDB RDS for SQL Server：2024年6月リリース
  
  システム文字セットの照合順序
  新しいインスタンスを作成するときのシステム文字セット照合順序の設定が購入画面に追加されました。デフォルト値はChinese_PRC_CI_ASです。
  
  インスタンスのタイムゾーン
  インスタンスのタイムゾーンを変更する機能が追加されました。

ストレージ

• Tablestore：アップグレードのお知らせ
  
  日本時間 2024年6月24日 11:00〜 2024年7月19日 23:00にかけて、Tablestoreのアップグレードがリージョンごとに段階的に実施されます。リージョンごとのアップグレード時間およびアップグレードの影響につきましては、公式ドキュメントをご参照ください。
   

• Object Storage Service：2024年5月リリース
  
  帯域幅上限の引き上げ
  中国（杭州）リージョンの内部ネットワークと外部ネットワークの合計ダウンロード帯域幅が 100 Gbps に引き上げられました。

セキュリティ

• Security Center：部分保護モードの追加
  
  Security Centerの購入時に、保護するサーバーのクォータを指定する項目が追加されました。ユーザーは自身の所有するサーバーの数よりも少ない数を指定し、Security Centerで保護するサーバーを必要なもののみに限定することができます。これにより、サーバーの保護にかかるコストの削減が見込まれます。
   

• Anti-DDoS：EIP管理方法のアップグレード
  
  Anti-DDoS Enhanced EIPの管理方法が下記の通りアップグレードされました。新しく作成するインスタンスはデフォルトで新しい管理方法になっています。 2024年5月1日より前に作成されたインスタンスについては、2024年6月18日から2024年7月28日にかけて段階的にアップグレードされます。
  
  ■アップグレード前
  Anti-DDoS Enhanced EIPは、EIPが配置されているリージョンのDefault-eipインスタンスで管理します。
  
  ■アップグレード後
  リージョンバーでグローバルリージョンを選択し、ddsoriginインスタンスのAnti-DDoS Enhanced EIPタブに切り替えて管理します。
   

• Certificate Management Service：Digicert SSL証明書の価格調整
  
  2024年6月10日より、DigiCertブランドのSSL証明書の価格が段階的に調整されます。

コンテナとミドルウェア

• ApsaraMQ for MQTT：OpenAPIおよびコンソールのセキュリティ向上
  
  ApsaraMQ for MQTTの OpenAPIとコンソールのセキュリティ保護機能がアップグレードされました。 RAMのカスタムポリシーでインスタンスに対する権限のみが設定され、API権限が設定されていない場合にはAPI権限を付与する必要があります。

その他

• ルーターアップグレードのお知らせ（ドイツ）
  
  ドイツ（フランクフルト）リージョンにおいてルーターのアップグレードが実施されました。
  
  ■アップグレード時間
  日本時間 2024年6月19日 8:00～16:00
  
  ■アップグレードの影響
  アップグレード中、ルートの収束により、ドイツ（フランクフルト）のユーザーに対し、2分程度のジッターが発生した可能性があります。

今週のアップデート情報は以上です。

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