Weekly Alibaba Cloud アップデート情報 - 2024/10/11 ～OSSのバケット作成時のデフォルトのアクセス仕様変更～

注目のアップデート

• Object Storage Service(OSS)：APIまたはSDKで作成したバケットのデフォルトのアクセス仕様変更のお知らせ
  
  2024年10月8日から10月23日にかけて、APIまたはSDKを使用して作成したバケットに対して、デフォルトでパブリック アクセスをブロックする機能を有効にする変更がおこなわれます。これにより、デフォルトではバケットへの匿名アクセスは許可されなくなります。パブリックアクセスが必要な場合は、OSSコンソール、もしくはAPIによりパブリックアクセスのブロックを無効にすることが可能です。具体的なお知らせの内容は公式アナウンスをご確認ください。

コンピューティング

• Elastic Compute Service (ECS)：スナップショットタイプの名称変更
  
  2024年10月21日より、ECSの Normal Snapshot は Standard Snapshotに名称が変更されます。この名称の変更によりスナップショット関連のAPIや機能への影響はありません。具体的な内容については公式アナウンスをご確認ください。

ネットワークとCDN

• VPNゲートウェイ：BGPダイナミックルーティングをサポート

  Border Gateway Protocol (BGP) の動的ルーティング機能がサポートされました。この機能により、VPN ゲートウェイがルートを自動的に学習し、ネットワークのメンテナンスコストを削減することが可能です。

データベース

• ApsaraDB for Redis：サービス名称の変更
  
  2024年11月中旬までに、サービスの名称がApsaraDB for Redis®からTair (Redis® OSS-Compatible)に変更されます。この名称変更によるお客様の対応は不要となります。具体的な内容については公式アナウンスをご確認ください。
  
  
• ApsaraDB for PostgreSQL：2024年9月リリース
  
  
  • AP Acceleration Engineのサポート
    
    AP Acceleration Engineがサポートされました。これにより、元のクエリを変更することなく、複雑なクエリの実行速度を向上することが可能です。
    
    
  • 新しいカーネルバージョンのリリース
    
    新たなカーネルのマイナーバージョンがリリースされました。このバージョンはいくつかのプラグインの追加とバグの修正がされています。
    
    
  • 新規のプラグインの追加およびアップグレード
    
    いくつかのプラグインが追加およびアップグレードされました。
    
    
  • ディザスターリカバリー機能のサポート
    
    ディザスターリカバリー機能がサポートされました。この機能によりビジネスの継続性やシステムの高可用性を確保することが可能です。      
                  
• ApsaraDB for SQL Server：コンソールを介したプロパティの表示と変更をサポート           
  
  コンソールを介してデータベースの様々なプロパティの表示と変更がサポートされました。               
  
  
• Data Transmission Service（DTS）：2024年9月リリース
  
  
  • 以下のデータベースについてデータの同期と移行がサポート
    • ApsaraDB for SQL ServerからApsaraDB for PostgreSQL
    • ApsaraDB for MySQL もしくは DB  for MySQLからLindorm
    • ApsaraDB for Mysqlから自ら構築したDorisDB
       
  • ApsaraDB for MongoDBからの増分データの収集をサポート
    
    収集先のデータベースがApsaraDB for MongoDBの場合、Change Stream を介してデータベースから増分データの収集がサポートされました。

ストレージ

• Elastic Block Storage(EBS)：ESSD AutoPL ディスクでI/Oがバーストした際の料金上限機能をサポート
  
  I/Oがバーストした際の、料金上限機能がサポートされます。これにより、予期せずI/Oが増加してもコストリスクを軽減することが可能です。
  

• Object Storage Service(OSS)：2024年9月リリース
  
  広州リージョンでは、データインデックスでベクトル検索やメタデータなどに基づく新しい検索条件がサポートされました。これにより、ドキュメント、画像、ビデオなどのファイルの情報の類似性を比較および検索し、ファイルの内容とマルチメディア属性に基づいた効率的な検索が実現されます。

• Object Storage Service(OSS)：ログファイル名の仕様変更のお知らせ
  
  2024年10月9日から2024年11月6日にかけてログのファイル名の仕様が変更されます。具体的な変更内容と対象リージョンの詳細は公式アナウンスをご確認ください。

セキュリティ

• Web Application Firewall：WAF3.0のドメイン拡張の料金変更のお知らせ
  
  2024年10月10日より、WAF3.0のドメイン拡張の料金が改定されます。数量が500を超える場合に価格調整が適用されますが、500以下の場合には価格変更はありません。具体的な内容については、公式アナウンスをご確認ください。

• Resource Access Management (RAM)：長期間利用されてないアクセスキーの無効化
  
  2024年10月30日より、2年以上使用されていないAccessKeyは自動的に無効とされます。無効化されるアクセスキーの条件と今後の計画の詳細については、公式アナウンスをご確認ください。

AI

• Platform For AI(PAI)：DSWにTongyi Lingma(Personal Edition)を統合
  
  DSW に Tongyi Lingma (Personal Edition)が統合されました。これにより、コードに対するコメントの生成や単体テストの作成、トラブルシューティングなど開発者に対して、インテリジェンスな開発環境が提供されます。

コンテナとミドルウェア

• AliwareMQ for MQTT：2024年10月アップグレードのお知らせ
  
  2024年10月8日から10月30日にかけて、AliwareMQ for MQTTのアップグレードが実施される予定です。具体的なアップグレード内容および対象リージョンの詳細は公式アナウンスをご確認ください。

• ApsaraMQ for RocketMQ：クラシックネットワーク上のECSからのHTTP経由のアクセスのサポート終了
  
  2024年10月31日以降、クラシック ネットワークにあるECSからの経由のアクセスはサポートされなくなります。終了するサポートの詳細については、公式アナウンスをご確認ください。
  
  
• ApsaraMQ for RocketMQ：バージョン5.xシリーズでトピックの上限数引き上げ
  
  2024年11月9日より、ApsaraMQ for RocketMQのバージョン5.xシリーズでトピック数の上限が引き上げられます。引き上げ後の課金方法など詳細については公式アナウンスをご確認ください。
  
  
• ApsaraMQ for RocketMQ：バージョン5.xシリーズでStandaloneエディションの販売終了
  
  2024年11月9日以降、バージョン5.xシリーズでStandaloneエディションの販売が終了されます。既に購入済みのStandaloneエディションは引き続きご利用いただくことが可能です。詳細については、公式アナウンスをご確認ください。

サーバレス

• Function Compute：内部ネットワーク アップグレードのお知らせ
  
  2024年10月10日から10月13日にかけて、内部ネットワークのアップグレード作業が実施されます。具体的なアップグレード内容および対象リージョンの詳細は公式アナウンスをご確認ください。

今週の Weekly Alibaba Cloud のアップデート情報は以上です。

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