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こんにちは。AWSインテグレーションチームの谷口陽聖、内田青空です。
AWS Cloud Quest トーナメントというものをご存じでしょうか?
AWSインテグレーションチームで、組織のAWSスキルアップ施策を検討している際に、面白そうな学習コンテンツを見つけたので、我々の所属する部署にて、AWS構築スキルアップや資格保有数の向上を目指し、部署メンバー52名に対して「AWS Cloud Quest トーナメント」を開催しました!
本記事では「AWS Cloud Quest トーナメント」を活用したAWSスキルアップ施策の実践方法と効果について共有します!
「楽しく学ぶ」を実現できることがわかりましたので、
ぜひ皆さんも組織内で展開していただければと思います!
AWS Cloud Questは、ゲーム内で、ストーリーに沿って出題されるソリューション構築に関する課題を、実際にAWSアカウントのマネジメントコンソールを使用しながら解いていく、RPGテイストのコンテンツです。
ゲーム内でスコアを稼ぎながら、AWSサービスに関する知識や活用方法を楽しみながら身につけることができます。
また、AWSスキルの上達には、座学だけでなく実際に構築してみるという経験が必須です。その一方で「個人用のAWSアカウントを作成するのは面倒」、「自分の知らないところで課金が発生していないか不安」、「どういうコンテンツを作ればいいのか、どうやって作ればいいのかわからない」といった方も多いかと思います。(谷口もプライベート環境での検証で実際に数万円溶かしたことがあるので気持ちはよくわかります...泣)
AWS Cloud Questは、課題用に払い出されたAWSアカウントを利用して実際のAWSマネジメントコンソールで構築していくため、安心して構築していただくことが可能です!
AWS Cloud Questには様々なコンテンツがありますが、現在「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (Japaneses)日本語版」は無料で公開されているので、AWS初心者の方が言語の壁を気にせずチャレンジしやすい、うってつけのコンテンツなっています!
本記事で紹介する施策もこちらの無料コンテンツを利用しているので、コストを気にせず、是非皆さんの組織内で実践してみてください!
AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner (日本語)から無料登録し開始すると、RPGのようにMAPの中に自らが作成したアバターが現れます。
道端には青いビックリマークがついた町人が立っています。クリックして話しかけてみましょう。
青いビックリマークのついた町人に話しかけると、AWSに関する悩みを相談されます。
実際にイベントを開始すると、「学習」「計画」「実践」「DIY」の4つのステップがあります。
「学習」では、構成図や説明動画を用いてAWSサービスへの理解を深めることができます。
「計画」では、「学習」で学んだ知識を活用して解決できる課題とその解決方法を学ぶことができます。
そして「実践」では、実際にハンズオン環境にて示されたステップ通りに構築を進め課題を解決します。
「DIY」では手順が示されないので、ここまでで学んだ知識を応用し、「実践」で構築したものをさらに改修して課題を解決します。
このように、座学から始まり、自分の頭で考えて解決するところまで導いてくれるため、挫折せずに応用力を身につけることができるようになっています!
要望通りに環境を構築しイベントを完了すると、町人から移動用アイテムや建物などの報酬がもらえます。この報酬があることでよりゲーム感覚でプレイできますね。
報酬をもらったらまた次の町人の悩みを解決しに行きましょう!
1, 2章でご紹介したCloud Questに、「トーナメントモード」という新しい要素が搭載されました!トーナメントモードを使用すると、個人や組織の単位で他のプレイヤーとスコアを競うことができるので、より実施するモチベーション向上が見込めます。
我々の所属する部署にて、AWS構築スキルアップや資格保有数の向上を目指し、部署メンバー52名に対して「AWS Cloud Quest トーナメント」を開催しました!
【開催ルール】
「チーム戦+個人戦」の要素を組み合わせることで、イベント全体が盛り上がるよう工夫しました!
AWSの学習と聞くと「個人での勉強」「資格対策セミナーへの参加」というイメージが強いかもしれません。しかし今回のようにチーム単位で取り組むと、以下のようなメリットがあると考えています!
知識の定着、自分にはない観点の気づき
学習意欲の向上
業務における連携強化
今回のトーナメントには、課を超えた合計52名(4人×13チーム)が参加し、大いに盛り上がり、アンケートの結果、以下のような成果が得られました!
1. AWSスキルの底上げ
2. 参加ハードルの低減
3. 部署間の交流機会の拡大
企画チームにてイベントを活発にするための工夫についてもまとめてみました!
せっかく企画しても参加率が高まらないともったいないので、実際に組織で開催する際に参考にしてみてください!
1. ゲーム+チーム戦による参加ハードルの低減と盛り上がり
その他に、各チームでも週次で進捗共有会をしたり、日次で進捗連絡をSlackで入れたりするなど、チーム内での声がけによりモチベーションアップを図る工夫をしていたとのことです!
AWS Cloud Quest トーナメントは、ゲームを通じてAWSスキルを身につけるだけでなく、社内コミュニケーションの活性化や学習意欲の向上にも貢献しました!
AWSサービスをこれから学びたい方や、同様の取り組みを社内で実施したい方は、ぜひ下記のドキュメントを参考に、イベントを企画してみてはいかがでしょうか!
一度プレイしてみると、「AWSに触れてみるって思ったより簡単かも?」と気づけるはずです!
ぜひ皆さんも社内でCloud Questトーナメントを開催して、チームで楽しく学んでみてください!
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