【 Google GenAI 】Agentspace の使い方を学習できる技術解説記事まとめ

2025年8月4日掲載

こんにちは!今回は、Google が提供する生成 AI エージェント開発プラットフォームであるAgentspace について、過去にソフトバンクのテックブログで公開した記事を紹介しながら解説していきます。

目次

Agentspace とは

Agentspace は、組織内でのAI エージェント活用一貫性ある形で統合・管理する“AI Agent Hub ”となっています。Gemini が支援する AI なら、Agentspace は業務を動かす AI となっております。また、Agentspace の特徴としては、Agentspace は複数の AI エージェントを束ねる様々なコネクタと接続することができます。

ソフトバンクの技術解説記事まとめ

ここからはソフトバンクのテックブログで公開したAgentspaceに関する記事を紹介しながら解説をしていきます。

1. Agentspace の基本操作と導入

Google Cloud の「Agentspace 」は、社内データの検索・要約・アクション実行を一括で行えるA Iエージェントです。必要なIAM 権限を設定し、Cloud Console 上でアプリとデータソースを登録すれば利用を開始できます。上位ライセンスでは、メール送信や予定登録なども自然言語で指示可能となっておりこの記事では導入手順と活用方法を紹介してます。

Google Cloud の「Agentspace 」は、社内データの検索やアクション実行を AI で支援する企業向けプラットフォームです。検索のみの Enterprise と、メール送信や予定作成も可能な Enterprise Plus の 2種があり、BigQuery や Slack などと連携可能です。アプリは AI Applications 上で構築し、NotebookLM Enterprise などの調査支援機能も搭載。今後はノーコード開発や複数エージェント連携も予定されており、導入・活用の流れが紹介されています。

2. 業務効率化に役立つ応用機能

Agentspace のアクション機能は、自然言語でメール送信や予定登録などの業務を実行できる AI 機能です。Gmail や Google Calendar 、Jira 、Outlook などと連携し、会議議事録の検索から要約、予定調整、メール送信までを一連の流れで自動化できます。事前に API 有効化と OAuth 連携が必要です。業務効率化に向けた活用方法が紹介されています。

Agentspace の Deep Research 機能は、自然言語での質問から複数の情報源を自動で調査し、要点を整理したレポートを生成する AI リサーチ支援機能です。従来のキーワード検索とは異なり、文脈を理解して調査計画を立て、根拠付きで回答します。リサーチ業務の効率化に有効なこの機能について紹介しています。

3. 連携と活用事例

NotebookLM Enterprise は、指定した社内資料に基づいて質問応答や要約を行う Google の企業向けドキュメント AI ツールです。アップロードした資料のみを参照するため誤情報が出にくく、無料版と比べて多様なデータソースへの対応や企業向けのセキュリティ強化が特徴です。資料の整理や業務活用に役立つこの機能について、基本操作や Agentspace との連携例を交えて解説しています。

Agentspace の Conversational Agents 機能は、Vertex AI の会話設計と対話フローを統合し、ノーコードで複雑な業務支援エージェントを構築できる会話型AI開発基盤です。従来は分離していた Dialogflow CX と Vertex AI Agents を統一コンソールで扱えるようになり、自由な対話生成と段階的な会話制御の両立が可能です。Playbooks を活用すれば、業務手順に沿った対応やFAQ処理などを直感的に設計・運用できます。生成AIとデータストアを組み合わせることで、企業内ナレッジを活用した実用的な会話型AIを短期間で導入・展開できる点も特徴です。企業の業務効率化と顧客対応品質の向上に貢献するこの機能について紹介しています。

 

RAG(Retrieval-Augmented Generation)システムの精度を科学的に測定・改善するための「VAIS チューニングプラン」を紹介します。このプランでは、特許取得済みの独自開発ツールを活用し、実データに基づいてシステムの課題を可視化。さらに、具体的な改善アプローチとして、ツールを用いた3つのチューニングステップを通じて、精度向上を実現する方法を解説します。

まとめ

Agentspace は、Google の先進的な生成 AI 技術を活用し、企業の多様なデータを統合・活用できる強力な AI エージェントプラットフォームです。
ソフトバンクのテックブログで公開されている技術解説記事を活用すれば、Agentspace の基本から応用まで体系的に学べ、実際の業務改善などに役立てることができればと思います。次は、OneDrive やSharePoint との連携方法や活動事例などをテーマにした記事の公開も予定しており、Agentspace や生成 AI に関する情報をより幅広くお届けしていく予定です。ソフトバンクのクラウドテクノロジーブログでは、こうした最新情報を随時配信してまいりますので、ぜひご注目ください!

Google Cloud Next Tokyo '25 に最上位スポンサーとして出展します!

SoftBank は、2025年8月5日(火)~8月6日(水) に東京ビッグサイト南展示棟で開催される Google 主催イベント「Google Cloud Next Tokyo '25」 に、最上位スポンサーとして出展いたします!
本記事で紹介した Agentspace を活用した生成 AI エージェントの実践例を中心に、会場では 自然言語による業務自動化デモやミニセッションを実施予定です。
特に、社内データの横断的な検索や要約、メール送信・カレンダー連携といった 業務フローの自動化に関する具体的なユースケースをご紹介します。

ご来場の皆さまには、AI エージェントを業務に活用するための実践的なヒントをお届けできればと考えています。
ぜひ、ソフトバンクブースへお立ち寄りください!
 

Google Cloud Next Tokyo '25
日時:2025年8月5日(火) ~ 8月6日(水) 10:00~17:30(展示ブースは 11:30 開始)
会場:東京ビッグサイト 南展示棟
参加費:無料(事前登録制)
登録サイト:Google Cloud Next 公式サイト
登録コード:NT25_pt031

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出典元:Google Cloud Next Tokyo スポンサーセッション

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