【初心者向け】Function Compute で Hello World を表示させてみよう

操作手順

①Function Compute 3.０で「Hello-function-api」という名前のweb関数を作成します。実行環境は、「python3.12」、サンプルコードを使用します。

②次にトリガー設定で、「カスタムドメイン」を設定します。

③カスタムドメインは、今回はすでに取得済みのドメインに「functioncompute」を追加しました。

④作成したカスタムドメインを設定します。次に、「WebIDE」を開きます。

⑤最初の手順①の際にサンプルコードを選択しているため、すでに「Hello, World」が表示されるようプログラムが作成されています。

⑥操作している感を出すために、「Hello, World」→「Hello, World from Function Compute!!!」と今回は少し変更してみました。

⑦カスタムドメインにアクセスしてみます。

⑧「Hello, World from Function Compute!!!」が表示されることを確認しました。

また、カスタムドメイン名やHTTPトリガーに対して「Basic認証」の設定が可能になりました。

参考までに、カスタムドメイン名のBasic認証ではカスタムドメイン名の追加設定の際に「認証の設定」で、「Basic認証」を選択し、ログイン時のユーザ名とパスワードを設定します。

Basic認証について：Function Compute Release note in 2025

設定後、カスタムドメインにアクセスすると、ログイン時用のユーザ名とパスワードが聞かれます。この一連の流れでBasic認証が設定されたことが確認できます。とても簡単にBasic認証も設定することができました。

終わりに

今回は、Function Computeをつかって、"Hello World！"を表示させるまでの一連の流れに取り組んでみました。OSやサーバを意識することもなく、実行したい内容を手軽に行えることが実感できたかと思います。

処理に時間を要するケースや常に高速な応答が求められるケースには向いていないなどの不向きなケースもありますが、一方で単純な処理を行うケースや新サービスをミニマムにスタートさせるなどの場合にはぜひFunction Computeも選択肢の一つにしてみてはどうでしょうか。

本記事が、クラウド初心者の皆様のお役に立てたなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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