新卒入社 2 年目で Google Cloud Partner Top Engineer を受賞するためにやったこと

2025年12月20日掲載

こんにちは。クラウドエンジニアの入倉です。

この記事は、ソフトバンクアドベントカレンダーの20日目の記事です。

この度、Google Cloud Partner Top Engineer 2026 (General 部門) を受賞することができました!

Google Cloud Partner Top Engineer 2026をソフトバンク社員12名が受賞

 

私は 2024 年 4 月にソフトバンクに新卒入社、2024 年 7 月末に現在の部署に配属され、Google Cloud の技術主幹の一員として技術検証やプロダクトへの技術支援、さらには社内外への情報発信に携わっています。大学時代は情報科学を専攻していたものの、部署配属以前は実際にクラウドのコンソールに触ったことはほとんどありませんでした

そんな私が Google Cloud Partner Top Engineer を目指すにあたって、この1年間取り組んできたことを紹介します。

目次

Google Cloud Partner Top Engineer (PTE) とは

Google Cloud Partner Top Engineer (以下 PTE) とは、Google Cloud のパートナー企業に所属するエンジニアを対象に、Google Cloud ビジネスへの貢献度や、技術的な普及活動などを総合的に評価し、Google Cloud Japan が表彰する日本独自のプログラムです。

主に以下の審査基準に基づいて受賞者が決定されます。

・Google Cloud Professional 認定資格

一つ以上の取得が必須で、全冠(すべての Professional 資格を取得すること)は大きな加点対象となります。

・社外への発信実績

ブログ、書籍、イベント登壇、コミュニティ活動などを通じた、Google Cloud 技術情報の社外への発信実績を評価されます。

・案件やソリューション開発への貢献

Google Cloud の大規模案件への参画、公開事例への貢献、Specialization/Expertise の取得など、技術を活かしたビジネス貢献が求められます。

PTE 受賞のために注力したこと

入社 2 年目、クラウド未経験だった私が PTE を目指すにあたって、特に力を入れて取り組んだことをご紹介します。

1. 社外への情報発信

PTE 受賞に不可欠なのが、社外への発信活動です。インプットした知識や業務で得た知見を、外部へ積極的に発信することを目標にしました。

・技術ブログの執筆

業務で実施した Gemini Enterprise (旧 Agentspace) や Vertex AI Search、Looker の技術検証の結果などをテーマに、当社のテックブログに 9 件投稿しました。いくつかの記事は PV 数 5,000 を超え、多くの方に Google Cloud 生成 AI サービスについて知ってもらえるきっかけになったと思っています。

また、こうした個別の技術検証に加えて、Google Cloud の最新動向を網羅的にキャッチアップする「Weekly Update ブログ」としての情報発信も継続的に行っています。最先端の情報を常にアップデートし、社内外へスピーディーに共有することも、技術主幹の一員として大切にしている活動の一つです。

・イベント登壇への挑戦

Google Cloud Next Tokyo やソフトバンクのイベントなどでミニセッションに登壇し、Gemini Enterprise の機能などについて紹介しました。社外に対し、直接 Google Cloud プロダクトを宣伝したことが評価されたと考えています。

 

2. 社内への Google Cloud 普及・案件支援

私のミッションは、Google Cloud の最新技術におけるサービス開発と技術検証を通じ、ビジネス価値を最大化させることです。そのため、常に最新情報をキャッチアップし、サービス開発や技術検証を迅速に行うことで、実務に即した知見を蓄積してきました。

これらの活動を、単なる個人のスキルアップに留めるのではなく、PTE の重要な評価指標である「普及への貢献(ナレッジ共有)」と「案件やソリューション開発への貢献(実案件への適用)」へと繋げることを常に意識しています。

・社内への技術普及

Google Cloud の生成 AI サービス普及活動として、SE(ソリューションエンジニア)を含む社内エンジニア向けに、Gemini Enterprise などの技術勉強会を主催し、検証で得た知見とナレッジを積極的に共有しました。また、社内営業説明会にも登壇し、Vertex AI について説明しました。これにより、私自身の知識の整理と定着が図れるだけでなく、社内のスキルアップにも貢献できました。これらの活動は「社内への普及活動」という形で PTE の評価対象になります。

・案件支援・ソリューション開発

ソフトバンクで提供している Vertex AI DIY プランのソリューション開発に主に携わりました。

また、この DIY プランに申し込まれたお客様や、Gemini Enterprise や Looker を利用しているお客様に対しての QA 対応など、案件支援にも貢献しました。

こういった非公開の活動も、全て PTE の申請シートに記載することで、Google Cloud への貢献をアピールできます。

 

3. Google Cloud 学習

・認定資格取得

私は Google Cloud Professional 資格を以下の 4 つ取得しました。

  • Professional Cloud Architect
  • Professional Cloud Developer
  • Professional Data Engineer
  • Professional Google Workspace Administrator(現在は廃止)

全冠には至りませんでしたが、PTE受賞の必須要件である「Professional 認定資格の取得」をクリアしつつ、他の評価項目である対外活動と普及活動に注力した結果、今回の受賞に繋がったと考えています。

これから Professional 資格にチャレンジするという方には、個人的には Professional Cloud Architect 資格がおすすめです。Google Cloud 全般の知識を求められるので、包括的な理解を高めることができます。

・Gen AI Technical Badge 獲得

また、今回の PTE の加点要素であった Gen AI Technical Badge をしっかり獲得しました。

このバッジを獲得するには、Google Cloud Skills Boost for Partners 内で、既定のラーニングパスを実施する必要があります。

こちらは量が多くかなり時間がかかるので、手が空いた際に計画的に進めることをおすすめします。

私は Intelligent Search のラーニングパスを実施しましたが、実際にコンソールを動かしてサービスに触ることができ、知らない機能なども学ぶことができました。

最後に

Google Cloud Partner Top Engineer 2026 の受賞は、私個人の努力だけでなく、資格取得のための会社の支援や Google 社のパートナーエンジニアの方々による手厚いサポート、そして案件やソリューション開発の機会を提供してくれたチームや先輩方あってのものです。改めて感謝申し上げます。

来年度も PTE の受賞、そして PTE Rookie of the Year の受賞まで目指して、Google Cloud の技術普及・ビジネス貢献に取り組んでまいります。

 

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