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皆さん、こんにちは。Google Workspace 導入/技術支援チームです。
私達のチームでは、お客さまが Google Workspace を導入する中で出てきた課題や、要望、お困り事などを解決するためのTIPS等について、私たちSEの Google Workspace 利用方法を踏まえて発信しています。
「Gemini でプレゼンの構成を作ったから、そのままスライドに書き出したい。でも、ボタンを押すとエラーが出てファイルが作成できない……」
そんな経験はありませんか?実は、会社のセキュリティ設定によっては、Gemini の便利な「スライドへエクスポート」機能が制限されていることがあります。
スライドの場合、ドキュメントと違って「全文をコピー&ペースト」して終わり、というわけにはいきません。一枚ずつスライドを作り、タイトルや本文を何度も往復して貼り付けるのは気が遠くなる作業です。「せっかく AI が良い案を出してくれたのに、結局すべて手入力なの?」と諦める前に、「エクスポートが使えなくてもアウトプットを資料化できる」ワークアラウンドを紹介します。
【参考】
Gemini でのスライドの作成方法を紹介します。
なにかの情報(資料など)や骨子となる文章を読み込ませたあと、「Canvas」を有効にして「スライドを作成して」とプロンプトを投げるだけでスライドを作成してくれるようになります。
以下の画面で「スライドにエクスポート」すると必ずエラーになる方は、企業のセキュリティ設定の関係でスライドにエクスポートすることができなくなっています。
Gemini の回答下部にある「スライドにエクスポート」ボタン。これを押すとエラーが出る最大の理由は、管理コンソールの 「Drive SDK」 設定にあります。
多くの組織では、セキュリティ上の理由から Drive SDK を使用した Google ドライブへのアクセスを禁止しています。
このボタンは、裏側で API を通じてドライブへファイルを自動作成しようとするため、この制限がかかっている環境では 確実にエラーになります。
SDKとは、一言でいうと「アプリとアプリを繋ぐ専用の橋」のことです。
今回のケースでいうと、Geminiが「作成した資料をあなたの Google ドライブに保存しに行くためのルート」を指します。 多くの企業では、セキュリティのためにこの「橋」を通行止めにしています。そのため、Geminiが資料を届けに行こうとしても、入り口でブロックされてしまい、「エラー」が発生してしまうのです。
では、ワークアラウンドを2つ紹介します。
セキュリティ制限で「ドライブへの自動保存」がブロックされていても、ブラウザを通じた 「自分のパソコンへの保存(ダウンロード)」 は制限されていないことがほとんどです。
PDF であれば、コピペの手間なく「一つの完成された資料」として、すぐにメール添付や共有が可能です。
※資料の修正は全てプロンプトで実施し、Gemini上で資料を完成させる前提です。
ただ、PDF でダウンロードできても、社外配布資料には 「会社ロゴ」「著作権やコピーライトの文言」「CONFIDENTIAL」 などを入れなければならない、という会社のルールが壁になることがあります。
続いてはその対応を Gemini アプリを使ってクリアする方法を紹介します。
PDF は手作業で編集する場合は専用のアプリが必要となりますが、費用が掛かるため難しい場合もあると思います
そこで活用したいのが Google Apps Script(GAS)で作成した独自の Web アプリケーションです。
実は、Google ドライブを操作する機能は制限対象でも、GAS 上で PDF を処理するプログラムは、この制限下でも動作させることが可能です。
【ワークアラウンドのフロー】
1.Gemini から PDF をダウンロードする。
2.自作の GAS Web アプリケーションに PDF をアップロードする。
3.アプリ側で、あらかじめ設定したコピーライトやロゴを PDF に直接埋め込んで再出力する。
このような専用ツールを構築することで、標準のエクスポートボタンが使えない環境でも、セキュリティと社内ルールの両方を完璧にクリアした資料作成が可能になります。この GASのWeb アプリケーションも Gemini で作成が可能です。
実際に作成したGASのWeb アプリケーションがこちらです。
フッターに記載する内容だったり、ロゴのサイズや位置を指定できるようにしてあります。
アプリケーションを作成する際は以下に注意してください。
1.ロゴ画像の解像度保持: Webアプリに会社のロゴなどを埋め込む際は、ロゴ画像の解像度が変更されないように注意し、会社のブランディングを維持するための利用ルールを必ず反映させてください。
2.外部JavaScript利用時のセキュリティ対策: 外部のJavaScriptを読み込むようなアプリの場合、セキュリティ上の懸念が生じるため、以下の対策を講じる必要があります。
・オープンソースのライブラリを使用すること。※オープンソースの規約には個別に対応すること
・そのオープンソースのJavaScriptライブラリがGASのローカル環境でのみ動作するように、Geminiに指示を出してアプリを作成すること。
今回の内容を整理すると、以下の通りです。
「設定のせいでスライド化できない」と諦める前に、情報の「出口」を賢く選択することで、AI の成果を安全かつスマートにビジネスに活用できます。
このような使い方など含め、ソフトバンクでは GWS の Gemini を活用するためのSE伴走支援を行っています!
興味のある方はぜひソフトバンクまでご連絡ください!
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