Weekly Azure アップデート情報 - 2026/3/31~[一般公開] 一般提供: SQL Server Management Studio 22 の GitHub Copilot~

2026年3月31日掲載

Weekly Azure アップデート情報 - 2024/1/23  ~[一般公開] Azure Load Testing で HTTP リクエストを追加してテストを作成~

どうも、こんにちは。Weekly Azureでは、今週も Microsoft Azure のアップデート情報をお届けします。 前週 (2026/3/20- 2026/3/26) の主な Azure アップデート情報をお届けします。

目次

今週の注目アップデート

SQL Server Management Studio 22 において GitHub Copilot が一般提供されました。自然言語による T-SQL の作成や最適化、トラブルシューティングが可能になりました。データベースの接続コンテキストに基づいたインテリジェントなコード補完により、開発効率が向上しました。

セキュリティ・ID

Azure Red Hat OpenShift において、マネージド ID とワークロード ID が一般提供されました。サービスプリンシパルの長期資格情報を使わずに、有効期間の短いトークンによる認証が可能になりました。これにより、セキュリティとガバナンスの統合が容易になりました。

コンピュ―ティング

仮想マシンの HC シリーズが 2027年5月31日に提供終了となることが発表されました。最新の HBv5 シリーズや HX シリーズへの移行が推奨されました。2026年4月2日には予約インスタンスの購入も終了するため、早めの計画が必要となりました。

仮想マシンの HBv2 シリーズが 2027年5月31日に提供終了となることが発表されました。代替として HBv5 や HX シリーズへの移行が推奨されています。期日以降は機能が停止し、SLA の対象外となるかサポートがされないことが通知されました。

仮想マシンの NP シリーズが 2027年5月31日に提供終了となることが決定されました。ワークロードに応じて NDv2 シリーズや NCads_H100_v5 シリーズ等への移行が必要となります。サービス中断を回避するため、サイズ変更や割り当て解除のアクションが求められました。

コンテナー

AKS においてメッシュレス Istio を使用したアプリケーションルーティングが提供されました。サイドカーを使わずに Gateway API を採用できるため、運用の複雑さを抑えた移行が可能になりました。最新の Kubernetes 標準に合わせたモダンな管理が実現されました。

Azure Kubernetes Application Network が発表されました。相互 TLS や承認ポリシーなど、高度なセキュリティ機能をサービスメッシュなしで適用できるようになりました。マルチリージョン接続や詳細なテレメトリも一元的に構成可能になりました。

Azure Container Storage v2.1.0 において Elastic SAN との統合が一般提供されました。共有プールからストレージを消費することで、プロビジョニングが簡素化されました。一元化されたモデルにより、ストレージの使用率と管理性が大幅に向上しました。

Azure Kubernetes Service (AKS) のコンテナーネットワークログが一般提供開始され、IP やポート、名前空間、ポッド、L3/L4/L7 の詳細なフローメタデータが取得可能になりました。Azure Monitor for AKS と Grafana ダッシュボードにより可視化が強化され、迅速なトラブルシューティングが可能になりました。

AKS マネージド GPU メトリクスが提供されました。NVIDIA GPU の使用率データをマネージド Prometheus 等に自動公開し、クラスターメトリックと一元監視できるようになりました。これにより、手動設定なしで GPU の運用監視が可能になりました。

Azure Kubernetes Fleet Manager でクロスクラスターネットワークが提供されました。マネージド Cilium クラスターメッシュにより、複数クラスター間の接続とサービス検出が一元化されました。eBPF ベースの効率的なパケット処理により、遅延も削減されました。

AKS のネットワークトラブルシューティング向け AI エージェントが提供されました。自然言語の記述からライブテレメトリを分析し、診断結果と修復案を自動生成できるようになりました。これにより、インシデント調査の時間が短縮されました。

AKS においてコンテナーネットワークメトリクスのフィルター処理が一般提供されました。収集するメトリックを動的に制御することで、モニタリングのノイズとデータ量を削減できるようになりました。これにより、重要な信号のみに集中した監視が可能になりました。

データベース

Azure SQL Database の透過的データ暗号化(TDE )において、バージョンレスキーがサポートされました。Azure Key Vault 等のキーバージョンを指定せずに最新バージョンを自動利用できるため、管理の手間や構成ミスのリスクが軽減されました。

VS Code の MSSQL 拡張機能に GitHub Copilot 連携の Data API ビルダーが追加されました。SQL スキーマから REST や GraphQL 等のエンドポイントを自動生成できるようになりました。AI の支援を受けながらセキュアなバックエンドを迅速に構築できるようになりました。

VS Code の MSSQL 拡張機能の Schema Designer に GitHub Copilot 連携機能が導入されました。自然言語で記述した変更案を AI が計画・生成し、視覚的な差分パネルで確認できるようになりました。これにより、スキーマ設計を迅速に進められるようになりました。

SQL Server Management Studio(SSMS )内で Database DevOps が利用可能になりました。SQL データベースプロジェクトにより、スキーマのソース管理や CI/CD ワークフローへの統合ができるようになりました。VS Code と一貫したエクスペリエンスで展開が可能になりました。

実稼働データベース向けの MCP コネクタである SQL MCP Server が発表されました。Data API builder のコンポーネントとして、AI エージェントをデータワークフローへ安全に導入できるようになりました。

2026年3月中旬の Azure SQL アップデートが公開されました。VS Code からのプロジェクト発行や、拡張機能でのデータ直接編集、TDE でのバージョンレスキーのサポートが含まれています。これにより、管理の利便性が向上しました。

Azure SQL のエラスティッククエリにおける Shard_Map_Manager モードが 2027年3月31日に提供終了となります。期日以降も実行自体は可能ですが、サポートや更新が提供されなくなることが通知されました。

2026年3月中旬の Azure SQL プレビューアップデートが公開されました。自動インデックス圧縮や論理削除の保持構成、Hyperscale の 192仮想コア対応が含まれています。また DiskANN の改善により、ベクトル検索の効率が向上しました。

ストレージ

Azure Storage Mover により AWS S3 から Azure Blob Storage へのプライベート データ転送ができるようになりました。安全かつ自動化されたデータ移行が可能になりました。

Azure Blob Storage SFTP において Microsoft Entra ID ベースのアクセスができるようになりました。SSO や MFA を用いた安全な接続が可能になりました。

Azure Database for PostgreSQL において Premium SSD v2 ディスクでカスタマー管理キーによる暗号化ができるようになりました。

データベース

Visual Studio Code 用 MSSQL 拡張機能に Query Profiler が追加されました。Azure SQL Database のリアルタイム監視とパフォーマンス分析ができるようになりました。

Azure Database for PostgreSQL において Terraform 、Bicep 、Ansible によるエラスティック クラスター管理が一般提供開始されました。IaC による自動化ができるようになりました。

Azure Database for PostgreSQL において Grafana ダッシュボードが一般提供開始されました。Azure Monitor と連携した可視化ができるようになりました。

分析

Azure Databricks において、Lakeflow Connect の無料利用枠が提供されました。各ワークスペースに 1日あたり 100 DBU が付与され、約 1億レコードのデータを無料で取り込めるようになりました。これにより、AI アプリケーションの強化が容易になりました。

Azure Databricks において OneLake カタログフェデレーションが有効になりました。データのコピーをせずに Microsoft Fabric OneLake のデータを直接クエリできるようになりました。これにより、分析パターンの最新化が可能になりました。

Azure Monitor で OpenTelemetry Protocol (OTLP )信号のネイティブ取り込みがサポートされました。Collector を介してメトリックやログを直接送信できるようになりました。取り込んだデータは PromQL でのアラートに活用できるようになりました。

Azure Arc 対応 Kubernetes 向けに Prometheus 推奨アラートが一般提供されました。Azure Portal からワンクリックで有効化でき、ノードの状態を網羅的に監視できるようになりました。これにより、トラブルシューティングが迅速化されました。

IoT

Azure Sphere サービスが 2031年7月31日に廃止されることが決定されました。ハードウェアの再設計や代替となる Azure IoT ソリューションへの移行を行うことが推奨されました。

その他

Azure の排出量影響ダッシュボードが 2027年3月31日に廃止されることが発表されました。廃止後はアクセスやサポートが終了するため、代替策として Azure Carbon Optimizer の検討が推奨されました。

 

今週のアップデートは以上です。
今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきます。

出典:Microsoft, Azure Updates

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