スキーシーズンに間に合わせろ！スキー場のネットワーク対策は毎日の天気にハラハラ・ドキドキ

皆さんお待ちかね、スキーシーズン到来です！

ため息の出るような美しい白銀世界。
スキーウエアに着替えて、ゲレンデに降り立てば、つい写真撮影に夢中になってしまいますよね。この壮大な雪景色を、今すぐみんなに共有した～い♪

「でも、雪山では電波がつながらないんじゃないの……？」
と思ったそこのアナタ！ご安心ください。ソフトバンクはスキー場のネットワーク対策もバッチリ。ゲレンデやロッジでも快適にケータイをご利用いただけるんです。

今回は、そのスキー場のネットワーク対策を大公開しちゃいます！

待ったなし！？スキー場の対策はスケジュール調整がカギ！

スキー場のネットワーク対策は急ピッチで進行します！
その年のシーズンが終わるとすぐに、シーズン中に集積した膨大なネットワークデータを基に、来季に向けてネットワーク強化が必要なスキー場の検討を開始。

こんなに急いで対策を計画するのにはワケが…。
スキー場のような山では、景観保護の条例が厳しく、工事を行うには行政の開発許可が必要で、その手続きに何カ月もかかるのだとか。すぐに工事の着手ができない場合があるんです。

スケジュールが遅延すれば、最も恐れるのが雪の存在。
シーズン前には車輌で行える機材搬入も、ゲレンデに雪が積もれば車輌が入れなくなってしまうため、一人一人機材を抱えてリフトで搬入しなければなりません。また、大雪で作業を中断せざるを得なくなり、さらに工事が難航することにも。
なので、寒くなってくると、ドキドキしながら毎日天気予報をチェックしているのだとか。緊迫感が伝わってきますね。

毎年、多くの来場者で賑わうスキー場。たくさんのお客さまが滑走している中で工事を行うのはとても危険なので、スキー場がオープンする前に、必ず対策を終えていなければなりません。そのため、緻密なスケジュール調整が重要なカギになるんですね。

あの手この手でゲレンデに電波を届けています！

市街地のネットワーク対策は、鉄塔やビル屋上など高所に基地局を設置し、地上に向かって電波を発射しますが、スキー場では景観保護はもちろんのこと、お客さまの安全面を考慮し、ゲレンデに大きな構造物を建てることができません。

そこで、スキー場の対策では、麓の基地局から山頂に向けて電波を飛ばし、山頂やロッジに設置した中継局でその電波を受信して、ゲレンデに再発射することでエリアをカバーします。

スキー場などの山岳地では、通信を行うに当たり必要不可欠である光回線などの伝送路がない場合もあるため、伝送路を必要とせず設備も小規模な中継局はありがた～い存在。

でも、中には中継局では電波が行き届かない、まさに”陸の孤島”のようなロケーションも…。その場合は、伝送路に衛星回線を利用するんですって。
さまざまな工夫をして、スキー場に電波を届けているんですね♪

スキーヤー社員が大活躍！

ネットワーク対策において現地の電波測定は基礎中の基礎。
スキー場をくまなく調べるには、スキーで滑りながら測定するのが効率的！ということで、普段はスーツで仕事している社員も、この日はスキーウエアに着替え、スキーヤーに大変身するんですよ♪

電波測定もスイスイ～っと

背負うのは、測定機器を固定した特製のリュック。
実は、このリュック、二つの意味で重いのだとか。一つは物理的な重さ。そしてもう一つは、壊さないようにと思うあまりの気の重さ･･･。「気をつけていってらっしゃ～い♪ 測定機器は、高級車買える値段だからね～」と送りだされるんですって。それはプレッシャーですね＞＜。

でも、もちろん一番は皆さんの安全。ヘルメットも装着して出発ですよ～！