今月も皆さまからの寄付金で社会貢献活動を行っている非営利団体から、活動レポートが届きました♪ ソフトバンクが提供するサービスを通じて皆さまからいただいた寄付金は、さまざまな場所で役立てられているんです!
今月の活動レポート
被災地の子ども支援 | 子どもの自立支援 | 環境保全 |
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子どもたちと一緒に建物をアートリノベーション | 生きていくための心のよりどころを「居場所サロン」 | 豪雪地帯の緑を守る |
チャリティホワイト:被災地の子どもたちを支援!
子どもたちと一緒に建物をアートリノベーション
東北応援チーム「ARTS for HOPE」
アートプロデューサー高橋 雅子率いるアートによる東北応援チーム「ARTS for HOPE」では、チャリティホワイトの支援を受け、障がいを持つ子どもたち、地域の子どもたちに向けたアートセンター「ワンダーアートスタジオ」の運営をスタートしました。
4月から始まったマンスリープログラムでは、聴覚障がい、発達障がい、自閉症、ダウン症などの障がいのある子どもたちと障がいのない子どもたちが共に集い、豊かな創造力を羽ばたかせる取り組みを行っています。自分たちの手で環境を変えられること、新たに創り出すことができることに気付きを得て、喜びを感じてほしい。そんな願いを込めて、子どもたちと一緒にアートリノベーションを施しながら、壁や階段などを子どもたちと一緒に塗り変え、生まれ変わらせることで、老朽化した建物は着々と進化を遂げています。また、利用者の声を受けて、より安全に快適に過ごしてもらうための改修工事も行いました。 出張プログラムも継続しており、石巻市・名取市・多賀城市などの仮設住宅や子どもの施設を訪れ、子どもたちのケアやコミュニティーづくりに取り組んでいます。
これからも「ワンダーアートスタジオ」を拠点に、子どもたちの心豊かな成長を願い、活動を続けていきます。今度とも「ARTS for HOPE」への応援をよろしくお願いします。
チャリティスマイル:
頼れる家族がいない子どもたちの自立を支援!
生きていくための心のよりどころを「居場所サロン」
NPO法人ほっぷすてっぷ(宮城県)
特定非営利活動法人ほっぷすてっぷは2015年、親がいない子どもや親がいても支援を受けることができない子ども、若者を対象に、児童養護施設などの退所後の支援および自立支援を目的として設立しました。
初年度は、18歳で児童養護施設などを退所して独り立ちする子どもたちが、基本的なスキルを身に付けるための講座を開催していましたが、2年目からは当事者間の交流および施設でも学校でもない居場所作りとして、「居場所サロン」を開設しました。そのほか、若者向けの講座や養育者向けの講座なども行っています。
今年度、チャリティスマイルの支援を受けて「児童養護施設等の退所者や親の支援を受けられない子どもや若者のためのシェアハウス事業」を実施できることになりました。
5月に賃貸契約を締結してから、リフォーム工事・備品等の購入などの準備を進め、7月7日には、各児童養護施設や児童相談所、社会福祉協議会、民生・児童委員の方々に対する事業説明会を開催しました。今後、シェアハウスのさらなる周知を図るため施設回りなどを行う予定です。
シェアハウスも居場所サロンも、当事者に住居や居場所を提供しながら、悩みを聞いて相談に乗ったり、当事者同士の交流から生きていくためのよりどころを見つけてもらうことが目的です。そのような支援をさまざまな角度から行うためには、当法人だけではなく、地域の社会資源や支援団体などと連携していかなければなりません。今後は、バラバラに存在している支援の手を、大きなつながりとして提供していけるようにネットワークつくりをしていきたいと考えています。また、シェアハウス事業を継続して運営するために、寄付を募りながら、団体の基盤と事業展開を安定したものにしていくことに力を入れたいと思います。
自然でんき:
森林保護活動を行う自治体やプロジェクトを支援!
豪雪地帯の緑を守る
横手市の森林組合森林吸収共同プロジェクト
横手市は秋田県南部に位置する日本でも有数の豪雪地帯です。冬は一面銀世界ですが雪が溶けると緑いっぱいの森が広がっています。横手と聞いて、“横手焼きそば”や“いぶりがっこ”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
横手市の森林組合森林吸収共同プロジェクトでは、国の認証を受けた「横手の森林が持つCO2を吸収できる権利(横手J-クレジット)」を約6,000t- CO2保有しており、この横手J-クレジットを、CO2を排出する個人・団体・企業などに購入いただくことで、その収益を間伐など森林整備に役立てています。
森林を守る活動とは、主に植林活動や、間伐などです。間伐は、38~40年の杉の木を枝打ちし、長さ2mにカットされ、トラックに積み込まれます。
写真の木が曲がっているのが分かりますか? 実は、これは根曲がりした木で、雪の重みで木が曲がってしまったのです。それだけ、横手の雪がすごいことが見て分かると思います。
今回、横手FMかまくら77.4 MHzの番組を制作している高橋さんの取材も入り、「みんなで横手の森を守ろう!」という番組で森林組合の活動の様子を2回にわたり紹介いただきました。今後も皆さまに森林保全活動の大切さを知ってもらうとともに、皆さまからの寄付を活用して、横手の森林を守る活動に貢献していきたいと思います。
ソフトバンクの社会貢献活動支援
ソフトバンクでは、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、サービスの利用を通じてお客さまがさまざまな募金活動に参加できる仕組みを用意しています。
チャリティスマイル/チャリティホワイト
「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」では、お客さまから毎月10円の寄付をいただき、それと同額をソフトバンクが拠出して、1カ月当たり20円を社会貢献活動の支援に役立てます。
チャリティスマイル
全国の頼れる家族がいない子どもや虐待などで居場所を失った子どもたちの自立支援
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大規模災害発生時には、寄付金は被災地支援に充てられます。
チャリティホワイト
東日本大震災での被災地の子どもたちへの継続的な支援
自然でんき
森林保護活動を行う自治体やプロジェクトを支援
「ソフトバンクでんき」の料金プラン「自然でんき」に加入すると、ご利用期間中、お客さまが指定した環境保全団体に対し、ソフトバンクがお客さま1人につき毎月50円の寄付を行います。
寄付先活動レポート
ソフトバンクニュースでは、「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」「自然でんき」の支援先団体より届いた活動レポートを定期的にご紹介しています。
(掲載日:2017年8月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部