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「群戦略」発明のきっかけは? 第38回定時株主総会 速報レポート

「群戦略」発明のきっかけは? 第38回定時株主総会 速報レポート

2018年6月20日、ソフトバンクグループ株式会社の第38回定時株主総会が開催され、2,323人の株主が来場しました。

議長を務めるのは、代表取締役会長 兼 社長 孫 正義。報告事項と決議事項議案の説明を行った後、事業戦略の説明を行い、「後の電子辞書のアイデアのベースとも言える音声付き自動翻訳機を19歳で初めて発明したが、世の中にある優れた発明の中では大したことのない作品。『群戦略』という重要なものを発明したと人々に覚えてもらいたい」とソフトバンクグループのさらなる成長に向けた意気込みを語りました。

決議内容・資料

300年間成長し続けるために

第38回定時株主総会

ソフトバンクグループの今後の成長を語る上で、重要なキーワードが「群戦略」。
「群戦略」を思いついた背景が生命の起源であったとし、「地球上に初めて誕生した生命であるバクテリアの繁栄は『自己増殖』と『自己進化』という機能があったからこそ。惑星の衝突や氷河期など変化が激しい地球の環境は、テクノロジー業界とも類似している。300年間成長し続ける組織体になるためには、生命体の『自己増殖』機能に加え、『自己進化』という機能を、会社の組織体の在り方そのものに反映させる必要があり、それが『群戦略』である」と説明しました。

この「群戦略」に基づき、国内通信事業を担うソフトバンク株式会社は上場の準備を開始し、V字回復したスプリントはTモバイルとの合併を決定しています※1。また、世界で圧倒的なファンドとなったソフトバンク・ビジョン・ファンドによるテクノロジー企業への出資により、さらなる飛躍を目指していきます。

4議案を決議

本総会では、議案として提出された「剰余金の処分の件」「取締役12名選任の件」「取締役の報酬等改定の件」「ストックオプションとしての新株予約権の発行の件」の採決が行われ、4議案全てが賛成多数で決議されました。

(掲載日:2018年6月20日)
文:ソフトバンクニュース 編集部

    • ※1
      スプリントとTモバイルの株主および規制当局の承認、その他の一般的なクロージング要件の充足を必要とします。
    • 原則として、株式会社や有限会社、社団法人などを省略して社名・団体名を表記しています。