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プログラミングで目指せ未来のクリエイター! 遊び × 学びの「春休みPepperすごろくトライアル」

プログラミングで目指せ未来のクリエイター! 遊び × 学びの「春休みPepperすごろくトライアル」

2019年3月21日(木)、IoTとセンサーの仕組みやプログラミングが学べる小・中学生向けプログラミング体験イベント「春休みPepper すごろくトライアル」(主催:ソフトバンク株式会社)が開催されました。

このイベントは、小型コンピューターを制御するプログラミング教材である「micro:bit(マイクロビット)」と、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」やセンサーがインターネットを介して連携することで、より創造的なプログラミングを楽しみながら学べるもので、小学校4年生から中学校3年生まで40人が参加しました。

Pepperを駒に、大型すごろくのゴールを目指せ!

イベント当日は、動画クリエイターで、「MasuoTV」を運営しているMasuoさんがゲスト参加。また、講師にキノコ先生こと村瀬真琴さんをお招きし、ロボット・プログラミングツール「Robo Blocks(ロボブロックス)」を使って、「micro:bit」とPepperを連携させるプログラミングと、Pepper自体の基本的なプログラミングを学びました。

まずは「micro:bit」向けに、サイコロを振ると1~3までのランダムな数字が表示されるようプログラミングを行います。そのプログラムは「Robo Blocks」を介してPepperへの指示が可能となるため、「micro:bit」を組み込んだサイコロを振ると、出た数値に合わせてPepperが動けるようになるというものです。参加者はキノコ先生の楽しく丁寧な指導のもとプログラミング実習に挑戦しました。

Pepperを使った「すごろくゲーム大会」は大盛り上がり

最後に参加者は4チームに分かれ、会場内いっぱいに設置された超大型の「すごろくゲーム大会」に挑みました。

「micro:bit」を組み込んだサイコロから表示される数字のとおりにPepperを動かし、マス目に書かれた難易度の高いミッションを、子どもたちがプログラミングしてクリアしながらポイントを獲得してゴールを目指し、プログラミングの成果を競います。どのチームも諦めずにプログラミングに取り組んだ結果、見事優勝したチームのほかにミッションをクリアするPepperの動きなどで大会を盛り上げたチームも表彰され、イベントは大盛況のうちに終了しました。

大いに沸いた「すごろくゲーム大会」表彰式のあと、参加者全員で記念撮影!

イベントに参加した子どもたちは、「自分がプログラミングした通りにPepperが動いたり、しゃべったりするのが楽しかった」「プログラミングの仕組みを理解して、組み合わせてミッションをクリアするのが面白かった」と感想を話してくれました。

本イベントを企画・運営したソフトバンク株式会社 CSR統括部 統括部長の池田昌人は、次のように述べました。

池田昌人

「ソフトバンクは、グループ各社と協力してプログラミング教育を推進していますが、プログラマーをたくさん輩出したいわけではありません。プログラミングを学ぶことを通して、思考力や粘り強さ、創造力を習得してもらうことが大切だと考えています。今日参加いただいたお子さんたちの様子を見て、プログラミング教育とお子さんたちの大きな可能性を実感しました」

2020年から小学校で始まるプログラミング教育の必修化にともない、プログラミングへの関心が非常に高まる中、ソフトバンクグループは2017年から次世代社会を担う子どもたち向けの学習支援プログラムとして、Pepperを活用したプログラミング授業支援ツールの提供を社会貢献活動として行ってきました。

今後はIoTをテーマとしたプログラミング学習支援を「IoTチャレンジ」としてさらに強化し、Pepperを導入している小中学校に「micro:bit」を無償提供する取り組みをなどを2019年4月から推進していきます。

ソフトバンクのプログラミング教育支援
「IoTチャレンジ」の取り組みはこちら

(掲載日:2019年4月5日)
文:ソフトバンクニュース編集部